印刷 早稲田大学は、2月16日にあった基幹理工学部の入試で、欠席者1人に誤って合格通知を送るミスがあったと6日に発表した。欠席者の受験番号で、別人が間違って受験していた。 早大によると、西早稲田キャンパス(東京都新宿区)の会場で、受験生が自分の受験番号とよく似た番号の欠席者の席に座った。会場では顔写真による本人確認をしていたが、試験官は気付かなかった。受験生は、席に貼られていた受験番号を解答用紙に記入してしまったため、欠席者の答案として扱われたという。 26日の合格発表後、「欠席したのに合格通知が届いた」と保護者から連絡があり、ミスが発覚。解答用紙に氏名は正しく記入されていた。早大は、番号を間違えた受験生を合格とし、欠席者の合格は取り消した。