RAMが16KBあればとりあえず動くプログラミング言語 まつもとゆきひろ氏が「mruby/c」の特徴を解説 #23 mruby/c mrubyに派生して存在するmruby/c まつもとゆきひろ氏:こんにちは、まつもとゆきひろです。Matzチャンネル、23回目ですね。今日は、前回予告した「mruby Kaigi」のパネルの話をする前に、mruby/c、「エムルビーシー」って発音しています……の紹介を先にしておこうと思います。 Rubyの派生で、別実装であるmrubyなんですが、さらに派生として、mruby/cというのが存在しています。 背景としては、軽量Rubyとして始まったmrubyなんですけれども、2010年の時点で、5年後のマイクロコントローラのCPUパワーとメモリは、Rubyを実行するのに十分なだけのパワーと容量を持っているという予想をしていたんですね。2010年から数えて5年後なの