猫の繁殖と販売を行う「Junglespots」のリン・フィゲロア氏の自宅にて。ボブキャットの子猫は、人間や他の動物に慣らしてから売りに出される。写真の子猫は生後6週間。(Photograph by Vincent J. Musi, National Geographic Creative) 「何かしらかわいいものを見たとき、つぶれるほどギュッとしたくなるのはなぜでしょう。動物が進化していくうえで、これは危険な性質ではないでしょうか」 今回の記事では、ナショジオのスタッフであるエミリー・タイから寄せられたこの「かわいい問題」について掘り下げてみたい。 まずひとつ言えることは、こうした感情に見舞われているのは、エミリーひとりではないということだ。 米エール大学の心理学者、オリアナ・アラゴン氏が学術誌「Psychological Science」に2015年に発表した研究によると、かわいらしい赤
![かわいいものを見るとつい攻めたくなるのはなぜ?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b5af1d7a45a0d45828bf0339120cfc8c6ee93d11/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnatgeo.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Fnews%2F15%2F101400285%2Fph_thumb.jpg)