文字・言語に関するmoroshigekiのブックマーク (23)

  • 漢字の国際提案の歴史を図にしてみた - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    2001年以降に日が国際提案した漢字について、どのような経緯で規格化されたか、規格化されようとしているのかを、おおざっぱな図にしてみた。細かいことを言い出すとキリがないので、それは言わない方向で。下図、グレー地はドラフト段階のもの。 2001年に提案された謎の国字集合(今昔文字鏡ソース)は、その後、典拠の発見できない漢字については提案を取り下げられたりしたが、一部が2009年のUnicode 5.2でCJK統合漢字拡張Cとして規格化された。文字鏡ソースで拡張Cに入った367字のうち320字は汎用電子にも含まれる。 拡張Cに提案された文字のうち後回しにされたものは、拡張C2と呼ばれ、その後拡張Dと呼ばれることとなった。拡張Dは量があって審議に時間がかかるので、緊急に必要な漢字を少数に絞って先に入れましょうというのがUNC(Urgently Needed Characters)で、UNCは2

    漢字の国際提案の歴史を図にしてみた - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • 【漫画論】「キャラ・コマ・言葉」という分類には、どんな意味があるのか - ピアノ・ファイア

    今年の8月1日、夏目房之介先生が花園大学で行った講演に「ヘンなマンガたち 〜マンガを成り立たせるもの〜」というのがあってぼくも聴講していたのですが、今回はその講演内容にからめた話をしたいと思います。 レジュメ:花園大学8月1日 講義「ヘンなマンガ」レジュメ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ 当日は、竹熊健太郎さんが「たけくまメモ」でも公開されている「絵のないマンガ」などを紹介しつつ、あえて「漫画らしくない漫画」から「漫画とは何か」を問いかけていくようなお話がメインでした。 絵のないマンガ(1): たけくまメモ 坪井慧「放課後、雀荘で」より 絵のないマンガ(2): たけくまメモ 増田拓海「解答用紙は別紙」より 「絵・コマ・言葉」と「キャラ・コマ・言葉」の迷い 日の、旧来的な漫画論では「絵・コマ・言葉」を漫画(※現代のマンガ)の条件と考える傾向があります。 たとえば「放課後、雀荘

    【漫画論】「キャラ・コマ・言葉」という分類には、どんな意味があるのか - ピアノ・ファイア
  • ISO/IEC 10646(≒Unicode)でなぜ「ゴミ文字」が増えていくのか?

    小形克宏 @ogwata 日の携帯絵文字を収録する国際会議に出席した話のつづき。この件は書こうか迷ったけど、書いておこう。ISO/IEC 10646(≒Unicode)で構造的に「ゴミ」文字が増えていく件。おかしな点があればぜひご指摘ください。 2010-04-25 23:46:39 小形克宏 @ogwata 一昨日のツィートで、WG 2会議は「対立を前提とした共同作業」だと書いた。自分が通したい主張を相手に呑ませるため、可能な限り妥協する。「ISO/IEC 10646のより良い改訂」という目的から、妥協は美徳とされる。互いに妥協しながら落し所を探る。これがWG 2会議の流儀だった。 2010-04-25 23:52:40

    ISO/IEC 10646(≒Unicode)でなぜ「ゴミ文字」が増えていくのか?
  • 『新常用漢字表(仮称)』の議論の正常化を要望したい

    絵文字の議論のつづき 先の記事で、小形克宏氏のブログ「もじのなまえ」の絵文字の最近の記事について書いたら、すぐにそれに応答する内容の記事が同ブログに掲載されていた。早速返答していただき、感謝いたします。 さらに、その小形氏の返答の記事に関して、別の人が記事を書かれているということも、「もじのなまえ」の記事に報告されていた。 こういう状況なので、以下にもう少し考えを進めてみたい。 1.「何に対して『勝った』のか」という疑問に関して 小形氏は、私の記事に対する返答として、まず「何に対して『勝った』のか」という疑問に関して、次のように書く。 このように考えると、この件については次のように言えるでしょう。つまり勝ったのは、指をくわえて眺めているだけの人間になっていたかもしれない自分に対してだと。 その感慨が「勝った」というストレートな言葉に結びつきました。それ自体は間違った言葉かもしれません。し

    moroshigeki
    moroshigeki 2010/02/25
    私は「文化依存性」を「デザイン差」の意味で言ってるわけではありません。N3607からの流れを踏まえていただけると幸いです。/TITLEタグの中身の「正常化を要望したい」w
  • スティグレールから見たデリダ - 生きてみた感想

    スティグレールの来日が数日後に迫っているということと、ほかにもちょっときっかけがあって、ここ数日、スティグレールについてあらためてつらつらと考えていたので、そのことについて書こうと思います。内容は、スティグレールが提示している考えから遡行して、彼の師匠であるデリダを位置づけなおす、というものになるかと思います。結論を先取りして書きますが、そのパースペクティブではデリダは、二つの思想系列の交点に位置づけられることになります。すなわち、 a)ダーウィンの進化論からマルクスの唯物論へとつながる系譜 b)プラトンからはじまりカント、フッサール、ハイデガーと連なる超越論的哲学の系列 この後者の超越論的哲学の系列については、あらためて指摘するまでもないかと思います。デリダはフッサールを批判することから自身の哲学を開始させたわけですし、彼の「脱構築」もハイデガーによる西洋形而上学の破壊を別の観点からやり

    スティグレールから見たデリダ - 生きてみた感想
    moroshigeki
    moroshigeki 2010/02/06
    デリダ:音声/ロゴスはエクリチュールの事後的な効果でしかない。スティグレール:音声/ロゴスは特定のエクリチュールの効果である。
  • 第7回 「M17N」が開く可能性 - O'Reilly Japan Community Blog

    Ruby 1.9で注目の新機構、M17N(多言語化)を、まつもとさん、卜部さんのお二方が語ります。M17Nとは何か、どんなメリットがあるのか、M17Nが実装されたことで開かれる可能性とは? Ruby 1.9では文字列の抽象度が上がった Ruby 1.8ではすべてがバイト列だったんです。で、Ruby 1.9ではコードポイント1と対になっている文字を表現するようになりました。ちょっと抽象度があがりました。 ですから、これからは"ABCあいう"という文字列の0番目を取ると「A」という文字を返します。で、3文字目から1文字を取ると、変なバイトではなくて「あ」という文字を返します。 ― 3番目というのはゼロから数えて3番目のことですね。 ゼロから...皆さん分かりますよね。数字はゼロから数えますよね。 エンコーディングが使えるようになったので、マルチバイト文字を使う時にはエンコーディングプラグマ、僕

    moroshigeki
    moroshigeki 2010/02/04
    コードセット独立
  • 本気かね? 産業政策(国策化)は必然でもなんでもないよ 小田切博『キャラクタ―とは何か』再説

    TwitterITOKさんから知る。夏目房之介氏が小田切さんの『キャラクタ―とは何か』を中野晴行氏の『マンガ産業論』と比肩するものとして手放しの称賛をしている。 http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2010/01/post-e230.html その理由を、じつにわかりやすい文体で、簡潔に、しかし豊富な具体例をもって語った好著。産業論、市場論としては、中野さんの『マンガ産業論』以外に、これをウチのゼミでも必須の著書 ITOKさんやbuz0uさん、そして表現は穏やかだが稲葉振一郎さんらが指摘しているように*1、経済関係に関心のある面々からみれば、百歩譲っても、小田切さんの今度のは競争政策ぽいもの(著作権などの法整備…まったくといっていいほどふれてないが)と産業政策(こちらは書に全面展開)とが理念的にごっちゃである。 少なくとも小田切さんが「マンガやアニメ

  • 小田切博『キャラクタ―とは何か』 2010-01-05 - Economics Lovers Live

    マンガ批評に格的に関心を持ち出してまだ一年未満だが、その中で昨年読んだ評論の中ではこのはベスト5に入る。そして同時にこのはかなり筋ワルである。これがいまの日のマンガ批評の現状かもしれない。たぶん今週末に出るが著者からいち早く献いただいた。しかしこのはいったい誰にむけて書かれているのだろうか? 彼の周囲数名程度のうけを狙ったものなのか、あるいは勘違いした官僚を喜ばせるためなのか(それはさすがにないが一読すれば喜ぶだろう)。 しかし面識もありいろいろ教えてもらってきた身ではあるので言い難いのだが、はっきりいえば、ただおかしな産業政策論の要素を中核とする一書である。なぜ著者は彼のまわりにいたであろう経済学者たちに事前に原稿などをみせて意見をもらわなかったのだろうか? 書の中心メッセージが、産業政策必然論になっている点をみるにつけて愕然とする。 以下断続的にこのの紹介をする。ただし

  • キャラ造形は占いから生まれた? - Under the hazymoon

    漢字(キャラクター)の場合と同様、キャラの淵源にも占いがあったというのはどうでしょう? というのも、ちょうど日用類書を調べ始めていて、前に夏目さんから顔の描き方の伝統と人相術について聞かれたっけと、相法の項目を見てみたら、ほくろの位置とかだけでなく、「明代の日用類書には、相法門という人相術の部門が設けられており、そこに貴相図・富相図・窮通相図・弥寿相図・夭折相図・貧賤相図・孤苦相図・凶悪相図・流賊相図・盗賊相図・刑傷相図・婦女相図・小児相図の13図が掲げられ、それぞれの人相図を例示して」(以下の小川論文より引用)いて、これがまたそれらしい顏つきなんですね。現代日にいる僕も納得できてしまうというのは、造形にある種の普遍性があるということかと。 しかも小川陽一「明清の肖像画と人相術――明清小説研究の一環として――」(東北大学中国語学文学論集第4号、1999年11月30日)によれば、 肖像画は

    キャラ造形は占いから生まれた? - Under the hazymoon
  • Photoshop Vip » 標識などに使われている絵文字「ピクトグラム」のアイコンセットいろいろまとめ

    『フォトショップ・ブイアイピー』の新着記事です。フォトショップやデザインをたのしむウェブサイト。2009年3月創刊以来、3800を超えるコンテンツを更新しています。フリーフォントなどの無料デザイン素材/配色やWeb制作といった最新トレンドも公開中。

    Photoshop Vip » 標識などに使われている絵文字「ピクトグラム」のアイコンセットいろいろまとめ
  • 【検索】渦巻き絵文字は「台風」ではなく「まいった」、バイドゥが調査 

  • 【レポート】Snow Leopardを快適にする - どれがいい? 自分にベストなMacのテキストエディタ(4) (1) 縦書き編集や脚注表示に対応、日本語環境ならではの機能を誇る「iText Express」 | パソコン | マ�

    Mac OS Xユーザにとってベストなテキストエディタを探すレポート集 「初心者も扱いやすい、CUIベースの軽量テキストエディタ「GNU nano」」 「機能充実、旧Mac OS時代から多くのユーザに支持されている「mi」」 「Snow Leopardを快適にする - どれがいい? 自分にベストなMacのテキストエディタ」 もあわせてお楽しみください。 Mac OS Xユーザ向けテキストエディタレポートの第4回は、「iText Express」をお届けする。NSTextViewを利用した"Mac OS Xらしい"機能の一方で、縦書き編集や脚注表示などの独自機能も用意されるなど、魅力あるテキストエディタだ。 「iText Express」の特徴 iText Expressは、山下道明氏が開発した、Mac OS X 10.3/Panther以降に対応するフリーなテキストエディタ。縦書き

  • リテラシー史研究 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-09-12 當山日出夫 かねてより注目していた研究活動の一つに、リテラシー史がある(早稲田大学の和田敦彦研究室)その機関誌の第一号が、早稲田大学の機関リポジトリで読める。和田敦彦さんより教えてもらった。ありがとうございます。 http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/ ここで、「リテラシー史研究」と入力すれば、オンラインで読める。 リテラシー史研究会 http://www.f.waseda.jp/a-wada/literacy/ 「文字」のことを考えるとき、リテラシのことは必須だと私は思っている。これから、いろいろ勉強である。 ディスレクシア(読字障碍)についても、書きたいことがあるが、おって。いま、グーグルブックスで、あれこれと考えることが多い。 當山日出夫(とうやまひでお)

    リテラシー史研究 - 明窓浄机 YAMAMOMO
  • Unicode汚染の危機 - Googleによる絵文字収録の愚行

    CNetの記事によると、Googleが携帯電話で使われる絵文字を国際的な文字コード規格、Unicodeに収録しようというプロジェクトを進行中だそうである。 しかしこれはデータの設計という観点からすると極めて愚かな行為である。今日は声を大にしてこのような愚行に対して異を唱えたい。絵文字をUnicode化してはいけない理由は次の通りである。 1. 絵はあくまでも絵であって文字ではない。 絵文字は言語の一部を形成するものではない。単語に利用することも出来ないし、文字自体を発音できるわけでもない。文字コードに文字以外のデータを導入するべきではない。 2. 別の解決法が存在する。 そもそも絵文字の問題はマークアップ処理すれば解決する。例えば端末自体がHTMLメールを送信することが出来ればまったく問題にならない。 3. 互換性の問題。 文字を利用するアプリケーションはなにも携帯メールだけではない。Go

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    moroshigeki 2009/08/11
    絵文字
  • 1Q84 読書中 - 内田樹の研究室

    『1Q84』読書中。 もったいないのでちびちび読んでいる。 何誌からか書評を頼まれたが、最初に『週刊文春』の山ちゃんからを送ってもらってしまったので、渡世の仁義上、あとはお断りする。 ぜんぶにそれぞれ違う内容の書評を書くというのも考えてみると楽しそうであるが、遊んでいる暇がない。 まだメディアでは書評が出ている様子がないけれど、みんなどうしているのだろう。 私はひたすら「ゆっくり」読んでいるので、今 Book 2 の中程である。あと4分の1しか残っていない。 子供の頃には、面白いを読んでいて、残り頁がだんだん減ってくると「ああ、楽しい時間もあとわずかだなあ」と悲しくなった。 どこか「ダレ場」が来たら、そこで読むスピードを落とそうとするのだが、それがないのが「面白い」の面白い所以であって、結局、「あああ」と言っているうちに最後まで一気に読んでしまうのである。 そういう残り頁数が減ってく

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    moroshigeki 2009/06/04
    人間の精神の健康は「過去の出来事をはっきり記憶している」能力によってではなく、「そのつどの都合で絶えず過去を書き換えることができる」能力によって担保されている。
  • 福島みずほさんと会う - 内田樹の研究室

    福島みずほさんと対談したはずなのだが、ブログに何も書いていないのは「何か」あったのでしょうか、というお訊ねメールが届いた。 このメールの背後には「事変」を望む無意識的欲望が何となく感じられるのであるが、福島さんとの対談はたいへん愉快なものでありました。 昨日のブログは小田嶋さんの話だけで長くなりすぎたので、「続きは明日」だったのである。 それにしても、赤プリで小田嶋さんと会ったあとに、永田町で福島さんと会うというのは、かなりストレンジな取り合わせではある。 ともあれ、私のふだん出入りするところではない参院議員会館に行って、「月刊社会民主」というコアな(と申し上げてよろしいであろう)刊行物のために社民党党首と対談をすることになった。 ご存じの通り、私は「異業種の人」と話をするのが大好きである。 その話のコンテンツよりは、その「語り口」から学ぶところが多いからである。 ウィキペディアの福島さん

    moroshigeki
    moroshigeki 2009/05/26
    保守政治家というのはほとんど「メタ・メッセージだけ」しか発信しない政党であり、左翼政治家は「メッセージだけ」しか問題にしない。
  • ケータイの絵文字はどこまでズレるのか - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    ケータイの絵文字について、各キャリアの「他社用変換表」を見ると、ゲタにするよりはマシだろうということなのだろうが、けっこう強引というか、感覚的な対応も多く、ラウンドトリップの互換性は保証されない。 つまり、絵文字入りのメールを他社ケータイに送信し、さらにそれを引用して送信するというプロセスを繰り返した場合、伝言ゲームのように少しずつ絵文字の意味がズレていく可能性がある。 というわけで下図は、適当に拾った例で、絵文字がどんなふうに変化していくのかシミュレートしたもの(16進数はShift-JISコード)。文脈によっては、キケンなニュアンスに変わったりすることもあるかも。

    ケータイの絵文字はどこまでズレるのか - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
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    moroshigeki 2009/03/06
    絵文字のラウンドトリップコンバージョン問題
  • 一の五言絶句 - しろもじメモランダム

    なんか変なもの見つけたので紹介。 以下、前後の内容もあわせて「一ノ五言絶句」の項全体を転載。来は旧字体カタカナ交じり文だが、面倒なので新字体+ひらがなで済ませた。 ●一の五言絶句 漢字に意義多きは転注の結果なり宛も車の回転する如く此より彼に転じ行き又水の注ぐが如く此より彼に流れ行き其文字来の意義を引伸展転して近似せる他の意義に流用せるのみならず其義の転ずるに従ひて其音を異にするものあり又其義を転ずるも音同じきあり。其他時としては全く反対の意義を有するものさへあり。予嘗て戯れに一を二十並べ五言絶句に擬して左の如く詠したり (引用者註:ルビを右に示した) 一一一一一   いちを もつぱらにするは まつたふするの もと 一一一一一   かず かずの くにを みな すべむとすれば 一一一一一   ひとしく きはめて まことなれ はじめて かたぎなし 一一一一一   くに きよくして まさしく 

    一の五言絶句 - しろもじメモランダム
  • 三皇五帝関連人物 - 蒼頡

    そうけつ 倉頡とも書き、まれに史皇とも呼ばれる。 その姿は四つの目を持つ人間で、『三才図会』等の図では、総髪で草木の葉で作った衣を着ている。 ・蒼頡作書 蒼頡は普通、黄帝の史(書記官)とされており、 黄帝の史官の蒼頡は鳥獣の爪跡や足跡がいろいろ違っているのを見て、それにならってはじめて文字を作った。 (後漢・許慎・編『説文解字』 叙) と言われる。 「蒼頡作書(蒼頡が書を作る)」という伝説は戦国時代末期(B.C.3世紀ごろ)には既に存在していたらしく、『韓非子』五蠹篇や『呂氏春秋』君主篇等の書物に蒼頡の文字創造に関する記述がある。 この伝説には面白い話が伝わっている。 そのかみ、蒼頡が文字を発明するに及んで、天は粟の雨を降らせ、鬼神は夜啼きした。 (前漢・劉安・編『淮南子』経訓) これだけ読むと瑞兆なのか凶兆なのかよくわからないが、文にはこの後に「智能がまさるにつれ

  • 木簡学会 12/6-7@奈文研講堂 - 天漢日乗

    毎年恒例、12月の第一土日は木簡学会。 今年は発表しなくてはいけなかったので、半分死にかけつつ参加。30分で中国古典文献学の話をする。木簡学会は半分は現場で掘っておられる方達なので、できるだけ漢文をわかりやすく説明するのがポイント。てか、白文で出さないとわからない資料なんだけど、白文は、実は国史の先生方もお嫌いらしい。訓点打ってあるほうがダメなんですが、わたし。当然、訓点は打たず、問題となる部分の色を変えて説明。 2分で分かる『経典釈文』序録(もちろん一部だけ) とか、荒技を繰り出してなんとか終了。 『経典釈文』序録について言えば、それだけで半年間は授業が出来るわけで、その一部とはいえ、大学の授業(大抵は中文・中哲専攻の二回生向け授業だろう)であれば、2-3コマかけて説明するところを2分(スライド4枚)で片付けたんだから、まあ、なんと申しましょうか。白文をおまけにつけようか、最後まで悩んだ

    木簡学会 12/6-7@奈文研講堂 - 天漢日乗
    moroshigeki
    moroshigeki 2008/12/09
    上代特殊仮名遣いを聞き分けたのは、日本語のネイティブスピーカーではなく「外国語の耳を持っていた渡来人」