市民ジャーナリズムにはリスクが伴う。CNNが運用するiReport.comで1週間前に起きたトラブルは,伝統メディアによる市民ジャーナリズム取り込みの危うさを浮き彫りにした。 以下は,iReport.comのトップページである。 iReportはユーザー作成コンテンツ(UGC)の投稿サイトである。ロゴに“Unedited. Unfiltered. News.”と記されているように,投稿コンテンツが他人の手で編集されたり選別されることはない。iReportのトップページの“Take note!”でも,ユーザー任せのサイトであることを強調している。YouTubeと同じように,ユーザーが投稿した記事や写真,動画などはそのままiReportに掲載されていくのだ。 CNNのような伝統メディアも,ソーシャルメディア化を進めるために,ユーザーからの投稿コンテンツを積極的に取り込む仕掛けが必要になってきた
PJニュースの「釣り」記事にひっかかるな!2007年08月21日18時22分 / 提供: 【PJ 2007年08月21日】− 大衆に注目してもらいたければ、賛成派だけでなく反対派にも目を向けてもらわないといけない。もしくはその話題について「無関心派」を減らせばよい。例えばプロ野球のジャイアンツ。ジャイアンツの試合は「ジャイアンツファン」と「アンチジャイアンツ」とが見ている。今でこそ情報が多様化し、各球団の独自色も注目されているが、ついひと昔前までは「テレビで野球」となるとジャイアンツだったわけで、プロ野球ファンの大半は「ジャイアンツファン」と「アンチジャイアンツ」であった。そしてその両者がプロ野球中継の視聴率上昇に貢献していた。 「釣り広告」とか「釣り投稿」と呼ばれるものがある。そんなに興味があるわけでもないのに、ついついその記事を見てしまう、つまり、エサに引っかかってしまうたぐいのもの
---サイトへのアクセスが伸び悩んでます。 「広告収入にもつながらない。1年で結果を出さないといけない」 「匿名だったらもっと増えたが、責任ある実名文化を築くためにやっているのだから、それは選ばない。ただ、量的な拡大は必要だ。」 ---寄せられる記事の質はどう評価しますか。 「初めて取材するのだから、身の回りのことから書き始めるのは仕方がないが、少し『意見』が多すぎる。やはり事実を示すのがニュース」 「記者クラブにこもっている記者が書けない独自の記事が出てきている。後はスクープが必要」 ---記事が偏っているなどの理由でコメント欄の「炎上」が続きました。 「韓国発祥のサイトということで反感もあるようだが、日本と韓国の間の問題について議論することは大事だと思う。ただ、あしざまな中傷は論外。記者は実名で書いているのにコメント欄は匿名で中傷を書く。後ろから切りつけるようなものだ」 ---編集長が
CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:平野日出木さん、本当にそれでいいんですか?(上) そしてコメント334番になって、平野デスクが書き込みを始めた。 記事の質が悪いから、コメント欄にきつい書き込みが集まるのだというご意見が多数ありました。 そういう面があるかもしれません。 ただし、編集部としては誹謗中傷は多寡の問題ではなく、ゼロにしたいと思っています。 私はこのコメントを読んで、彼のネットコミュニティに対するこうした理解のしかたが、ここまで事態を悪化させたのではないかと思った。 たしかにコメント欄には、罵声や誹謗中傷といったノイズのようなものも含まれている。きつい批判もある。 しかしインターネットのコミュニティでは、聞きたくない批判はもちろん「ノイズ」だって存在するのが当然であって、それらを排除してはならない。「ゼロにしたい」というのは排除の論理であって、
「自身の生活実感に照らして、「今の暮らしぶりは、どうも、根本には今の政権の政策が間違っているからではないか」と思ったとする。大した根拠もないかもしれないが、そういう「生活実感に基づく意見」みたいなものは、日常には数多存在する。当たり前だ。ふつうの人は、毎日毎日、政党の政策を比較したり、経済の仕組みを考えたり、そんな小難しいことを考えながら生活しているわけではない。 で、その当人が「市民記者」となって、その媒体に記事を書くとする。そのような記事は、「説得力の有無」に基づいて評価するにふさわしい対象だろうか。 「オーマイニュース日本版」に書かれた佐々木俊尚氏の記事<記事の質、最終的には「説得力」>を読んでいて、やや違和感を感じた。オーマイニュースに言及するのは、もうやめようと思っていたが、どうしても引っ掛かりがあったので、少しお付き合い願いたい。 佐々木氏の文章については、原文をお読みいただく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く