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2014年2月23日のブックマーク (3件)

  • 「明るい部屋」とベンヤミン: muse-A-muse 2nd

    ほんとは「明るい部屋」読みたかったんだけど図書館になかったので「まあ仕方ないかあ」と借りてみたら予想外に良かった。写真家とか人文なおっさんたちのマロンあふれる衒学文体かと思ってたんだけど。 よく「写真は真実を写してるとおもう人へ、写真というのは現像の段階から構成されているのです」みたいなのがあるし技術的にはそういうことではあるんだけどバルトはそこで「写真が真実を写していると思わせることが大事なのだ」と逆説する。 <写真は過去の存在を存在の意味を媒介することなく直接われわれに経験させる> ここで言う「意味」は現象学的な事象を認識するためのいくつかのフレームのこと。もともと「客観的」「他人により」付されている意味-物語-ものの見方によってわれわれは事象を認識できる。反対に言うとふだんはその意味のフレームによっていくらかの偏向がかかっている。 たとえばりんごの見え方にしても人と昆虫では異なる。そ

    morutan
    morutan 2014/02/23
    「複製技術時代の芸術」「写真小史」「暴力批判論」
  • 0281 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    七つの資主義 ハムデンターナー&トロンペナールス 日経済新聞社 1997 Charles Hampden-Turner & Alfons Trompenaars The Seven Cultures of Capitalism 1993 [訳]上原一男・若田部昌澄 こういうをどう読むかというのは、どの国の経済のシステムにたって何をしたいのかによって、大きく異なってくる。 このが書かれたのは1993年だが、このころアメリカは日に腹をたてていたか、恨んでいた。ところがこのあと、アメリカは低迷を脱出し、逆に日がひどい低迷を続ける。このはそういう転換点で書かれたものなので、おそらくはいま読むと、当時のアメリカが何をもって“敵”の成功を見破り、何をもって自身の停滞を読み替え、どのように危機を脱出したのか、きっとそういうことも読めてくる。 ちなみにぼくはどう読んだかということは、いまとな

    0281 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
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