ことし1月に経営破綻し、民事再生法による再生手続きが進められている航空会社「スカイマーク」の再建を支援するため、全日空を傘下にもつ「ANAホールディングス」などが出資する方向で、最終調整に入ったことが明らかになりました。 その結果、関係者によりますと、全日空を傘下に持つ「ANAホールディングス」などが180億円余りを出資する方向で、最終調整に入ったことが明らかになりました。出資の割合は、インテグラルが過半数、また、ANAホールディングスが20%未満とし、複数の金融機関からも出資を募る方向で、スカイマークはこうした内容を来週、発表することにしています。 また、支援が固まれば、現在取りまとめている再生計画案の中に、従業員を削減しないことや、利用者の増加に向けた共同運航や燃料の共同調達、それに整備体制の強化などを盛り込む方針で、来月下旬までに裁判所へ提出することにしています。