◆明治安田J1リーグ第4節 町田2―1札幌(16日・札幌ドーム) 北海道コンサドーレ札幌が、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督下で初の最下位に転落した。ホーム・町田戦は後半21分までに2失点。同39分に高卒ルーキーのMF原康介(18)が、チームの今季初ゴールとなるプロ初得点を決めるも、1―2で敗戦。開幕から1分け3敗の白星なしで、名古屋に抜かれ、20位となった。苦しい状況も、リーグ戦が中断となる2週間で、複数の負傷者が復帰するメドが立っている。立て直しを図り、まずは初勝利を目指していく。 *** 開幕から続いた無得点試合は、止まった。しかし初白星は、またも手にできなかった。3連敗の勝ち点1で、ついに順位は最下位になった。チームとしてはJ1では12年以来12年ぶり。就任7年目で初めて、下がいない状況に、ペトロヴィッチ監督は「初勝利をつかみたかった試合だった。非常に残念だし、悔しく思う」と表情を険し