G大阪のDF水本裕貴(22)が18日、非公開の練習試合を欠場した。以前から起用法に不満を持っていただけに退団する可能性が濃厚に。その場合には、以前から狙っていた京都などが獲得に乗り出す見通しだ。 今季の補強の目玉だった若き代表選手が、早くも瀬戸際に立たされた。新天地でのレギュラー獲得を目指すも、開幕から調子が上がらずベンチ暮らしの日々。U−23代表の主将が北京の本番出場までも危ぶまれており、5月ごろから退団も辞さずの覚悟でクラブに説明を求めてきた。 この日の練習試合の前にも西野監督らとあらためて話し合いを持ち、その結果として不参加を決断。クラブ幹部は「何も話せない」としながらも、「代表まで入った選手だから、そういう気持ちもあると思う」と水本の意思を認めた。 約3億円の移籍金を払って獲得した22歳のDFだけに、わがままとも受け取れる移籍をクラブとして簡単に認めるわけにはいかない。高額な