長友、重傷だった−。FC東京は18日、日本代表DF長友佑都(21)が「右足関節三角骨障害で全治4週間」と診断されたと発表した。今月2日のW杯アジア3次予選・オマーン戦で負傷。その後、約2週間のアウェー連戦にも帯同したが痛みが引かず、埼玉県内の病院で精密検査の結果、重傷だったことが判明した。「受傷後、本来は安静にすべきだった」と協会側の対応に問題があったとして、クラブ側は今後の改善を求める要望書を提出した。 前日17日の夜だった。Jヴィレッジの城福監督の元に、悲しい知らせが届いた。長友の右足首痛は想像以上の重傷だった。チームドクターによると、運動開始までに約2週間、復帰までには約1カ月かかる見通しで、戦列に戻ってくるのは7月中旬以降。29日からのリーグ4試合、ナビスコ杯準々決勝・大分戦への出場は絶望となり、回復次第では北京五輪への出場も厳しくなってくる。 この日の練習後、城福監督の表情は終始