開幕のお祭り気分も吹き飛ぶ0−3、完敗でした。今回はどうしてもネガティブモードなので、最初に良かったことを1つ。 前半30分あたり、右でヘディングのパスが続いた後、中央の谷澤達也へボールが出た。で、谷澤は逆サイドへつないだ。これだけだと何でもない感じですが、いい判断だったんですね。チームを助けるいいプレーだった。そのとき、1万7916人のスタンドから拍手が起こった。ほかにも何回かあったかもしれませんが、ああいう地味でもいいプレーにワーッと拍手が起こるのはとてもいい。もちろん選手にも励みになるし、見ているお客さんの中にも「あ、いまのそんなにいいプレーなんだ」という発見があるかもしれない。詳しい人は、「そうそう、いいよ今の!」と共感できる。 残念ながら、良かった点をほかに挙げるのが難しい試合でしたが。 ■G大阪のブロック崩し 千葉は昨季のメンバーに新加入のアレックスを加えた、おそらく現時点
昨シーズンのJ2で、開幕から最終節まで首位という史上初の快挙を成し遂げたサンフレッチェ広島が、2年ぶりにJ1へと戻ってきた。このチームを率いて4年目を迎えるミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、自陣のゴールエリアからショートパスをつなぎ、最終ラインの選手が相手のゴール前に飛び込んでくる超攻撃的なサッカーを推進。一方で、「息子たち」と呼んではばからない若い選手たちを次々に育成してきた。 J2で強烈なインパクトを与えた広島の「人もボールも、人の心も動かすサッカー」(槙野智章)が、果たしてJ1で通用するのか。注目を集める“紫の指揮官”が、その思いを激白する。 ■試合こそベストなトレーニングである ――キャンプを振り返ってみて、手応えはいかがでしょうか? そういう質問に対して、「キャンプはうまくいっていない」などという監督さんは、ほとんどいないよ(笑)。でも、個人的な思いで言わせてもらえば、今年はわ
中日スポーツってのは大したもんですね! WBC1次ラウンド日本VS韓国戦は、まさに日本中を熱狂させるような素晴らしい戦いとなりました。ニュース番組でも、新聞各紙でも、飲み屋の無駄話でも、あらゆるところで日本代表の戦いぶりが讃えられました。夕方に日テレでやっていたボクシングWBC世界王者長谷川穂積の特番も、脳が勝手に野球特番だと勘違いしてしまうほど、日本はWBC一色となっていました。 とは言え、3月7日は野球以外にも大きな話題がたくさんあった日。上村愛子さんはモーグル世界選手権で初優勝を果たし、歓喜の涙を流していました。伊藤みきさんの好調と合わせ、来年に迫ったバンクーバー五輪へ向けて、夢を膨らませるビッグニュースです。またサッカーでも、7日はJリーグ開幕の日。J1に初参戦するモンテディオ山形が歴史的勝利をおさめ、いきなりの好カードとなった鹿島VS浦和の赤色決戦では鹿島が快勝するなど、各地
前日7日の千葉戦で負傷退場したG大阪の元日本代表DF加地亮(29)が8日、大阪・茨木市内の病院で精密検査を受け「左ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷」と診断された。きょう9日に再検査を受ける予定だが、手術の必要はなく、全治まで1カ月から1カ月半の見込みとなった。 じん帯断裂を恐れていた西野監督は「最悪の事態は免れた。半月板にキズも少しあるみたいだが(全治は)1カ月から1カ月半ぐらいかな。3月の4試合はムリだけど、そのあとはいけるかも」と安堵(あんど)の表情。長期離脱も危惧(きぐ)されただけに、チームにとっては不幸中の幸いとなった。あす10日のACL予選リーグ初戦・山東魯能戦(万博)では、千葉戦に続きMF橋本が右サイドバックの穴を埋めることになりそうだ。 [ 2009年3月9日付 ]
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く