258ヘクタールの広さを誇り、国民・府民の貴重な憩いの場となっている日本万国博覧会記念公園(万博記念公園)。昨年4月に実施された国の「事業仕分け」においては、公園を管理運営する独立行政法人日本万国博覧会記念機構(万博機構)を廃止し、「公園事業は大阪府に任せる。協議を促進する」こととされました。 これまで長年にわたりナショナルパークとして親しまれてきた万博記念公園を、大阪府が責任を持って管理運営し、「緑に包まれた文化公園」として後世に引き継いでいく。そのため、現在、万博機構の出資者である国と府の間で、機構廃止後の資産の承継のあり方について、協議を進めています。 協議の中で、国は、現在万博機構が所有する公園の土地について、機構廃止後は、国・府の出資割合により土地を分割し、国所有分については府へ有償貸付する案を示しています。しかし、府民にとっては、管理主体が誰であっても同じ公園です。これまで、国