【No Ball,No Life】日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)が、11日に行われたJリーグ実行委員会のJ1、J2、J3の部すべてに出席した。会長は各クラブの代表者にJリーグの開催時期を現行の「春秋制」から、欧州主要リーグが採用する「秋春制」に移行する利点を訴えたという。 田嶋会長をはじめとする「秋春制」推進派は、シーズン移行によって、欧州主要リーグの日程に合わせて決められる、国際大会の日程に対応しやすくなることや、日本選手の欧州移籍がより活発になることで、日本代表の強化につながると強調している。Jリーグの場合、降雪地での冬季開催が難しいことなどから、以前から反対するクラブもあるが、世界基準に合わせることを目的に、田嶋会長はシーズン移行の意義を自ら各クラブに伝えた。 田嶋会長が示すように、欧州の主要リーグと開催時期をそろえることのメリットは大きい。逆にいえば、ワールドスタンダードが
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