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ブックマーク / kame710.hatenablog.com (323)

  • 2021.11.23 選べない物事 - カメキチの目

    ちょっと前の朝日新聞「折々のことば」にあった。 【引用】 「家も親もからだも顔も才能も何一つ選ぶことができない私たち。 誰もがそんな「選べなかった自分」の大変さを背負って生きている。 (田中美津) 「なんで私の頭の上にだけ石が落ちて来たの?」という思い。誰もが自分では選べないことで苦しむ という不条理。 が、なぜ私だけがと苦しむのは私だけではない。点を面へと拡(ひろ)げるべく起こした70年代の 女性解放運動は、今でいう「#MeToo運動」だったと鍼灸(しんきゅう)師は語る」 そういうこと、どれほど感じ、思い生きてきたことだろう。 上から「石が落ちてきた」のではなく、自分から(木より)落ちるという事故に遭い 意識がなくなった。 救急車の世話になったことなど翌朝しった(テレビドラマにある「ここはどこ?」)。 死んでいたかもしれないと医者がいったので、生きのこった気もちになり、今は 2度目の人生

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    mraka2015 2021/11/23
  • 2020.1.3 『気流の鳴る音』 - カメキチの目

    カメキチの目 臨死体験があってもおかしくないような事故に 遭ったけれど、「幽体離脱」には遇わなかった。 (世の中にそういう不思議があるということを聞いたことがある。 おもしろそうなので体験してみたかった。 《入院中、意識もしっかりしてきたとき、ツレが「光を見た?」と聞いたが、 残念ながらそっちもなかった》) 自分には「ない」不思議な経験・体験でも、それが 「ある」人もいる。 自分はないからといって他人もないとはいえない。 UFOを見たとかETに会ったとかの話でも、 「私はあるよ」と言う人がいれば(その人の言うことを無理に 信じる必要ないが)「そういうもんか…」「そういうことも あるかもしれないわな」と思えばいいのではと聞いた ことがある。 世界は不思議がいっぱいなのだ。 「幽体離脱」をしたりETに会ってみるなどの体験も いいけれど、インディオ(ネイティブアメリカン)の人たちの 伝承にあるカ

    2020.1.3 『気流の鳴る音』 - カメキチの目
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    mraka2015 2020/01/03
    あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
  • 2019.12.3 『平成史講義』⑦ アメリカ‐下 - カメキチの目

    カメキチの目 (とても納得したところが多かったので長くなりました。 やっと今回で『平成史講義』を終えます) きょうもはじめに引用から。 【引用】 〈「リスク」としてのアメリカ〉 今日の世界において、アメリカはもはや歴史の「リーダー」という以上に 「リスク」である。 この転換を決定的にしたのは、もちろん2001年9月11日の同時多発テロであった。… テロは「文明」や「自由」に対する「臆病な」攻撃などではまったくなく、 世界の超大国を自称するアメリカがとってきた具体的な行動に起因する巧みな 命がけの反撃にほかならなかった。… ところがアメリカ政府は、かつてソビエトを「悪の帝国」と同じレトリックで、 自らの意に従わない国を「ならず者国家」と呼び、強圧的に封じ込めようとし… (テロに走る若者たちの根にあるのは)「力の不均衡に対する認識と、 変化をもたらす政治的手段の欠如についての深い挫折感」である

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    mraka2015 2019/12/03
  • 2019.7.28 「山中暦日無し」 - カメキチの目

    カメキチの目 山 中 暦 日 無 し (さんちゅう れきじつ なし) 「唐詩選」より (中国・唐代の詩。正確には「禅語」とはいえないのかもしれないが、禅語の にあった) 「偶(たまたま)松樹の下(もと)に来たり 枕を高くして 石頭に眠る 山中 暦日無し 寒(かん)尽くれども 年を知らず」 『心が晴れる禅の言葉』赤根祥道・著より【引用】 地位があがるにつれて、…自動車の中で昼をとり(ほど忙しくなる)… 人生の幸せがその中にあるとは、どうしても思えない。 ぶらりと旅に出て、老松の枝ぶりのよいのが見つかった。ここで一服しようと、横になる。そのうち、ぐっすりと眠ってしまった。今日が何日なのかもう忘れてしまった。寒さが消えたから春になったらしいが、一体、(自分が)何歳になったのかも忘れてしまった。… この言葉に触れてから10年あまりになる。 その前に障害者となり、「これからどうするか?」 「どう

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    mraka2015 2019/07/28
  • 2019.7.15  『生物多様性』③ ときには自分のいまを… - カメキチの目

    カメキチの目 ③ ときには自分のいまをふり返り、 心の声を聴いてみる 【引用】 イ 豊かさの転換が必要 このあたりで豊かさの物差しを変える必要があると思うのですね。同じものの量が多いのが豊かだとする数量主義的な発想ではなく、質の違ったものがいろいろあることが豊かなのだ、多様性とは豊かなことなのだと、発想を変えるべきなのだと思うのです。価値を測る物差しを複数もち、それぞれの物差しに関しては量がそれほど多くなくてもいいとする、そういう豊かさに方向転換すべきだと私は思っています。… 多様とは豊かなことなのです。ただしそういう豊かさを味わえるためには、受け取り手側が多様な価値に対して開いている、つまり自分自身が多様である必要があります。… ロ 生物学的世代間倫理 生物多様性の問題は、この多様な世界を次世代に残すべきであるという次の世代への配慮が関わってくる問題です。だから功利主義、つまり現に生きて

    2019.7.15  『生物多様性』③ ときには自分のいまを… - カメキチの目
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    mraka2015 2019/07/15
  • 2019.7.5 障害者になって - カメキチの目

    カメキチの目 障害者になった記念日がもうすぐやってくるが、 自分の身体でありながら自分のものではないという 体感、違和感には慣れることがない。 ■ できない動作・運動(走る、跳ぶなどは完全にできない)が 多い。できるのがあっても不正確で動きが鈍く、 「失敗」する(ある会合で床に座ろうとしたらダルマのようにひっくり 返った)。 障害を負っていなかったら…これもしただろう、 あれもやっただろう。 ブログも実体験にもとづいた記事を多く書けた に違いない。 「を読んで」や「TVをみて」の記事カテゴリーは 大きく減っていただろう。 私の日常生活は、ウチにこもったものがほとんど。 (こもっていても横になる《寝る》姿勢はあまりとっていません。寝るのが いちばんラクだけど、慣れると「寝たきり」になってしまいそうだから) 何かというと、ブログと読書が多い。 ■ ただ一方では、先に言ったことと矛盾しているが

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    mraka2015 2019/07/05
  • 2019.7.2 人間はちょっとずつ… - カメキチの目

    カメキチの目 最近のNHKドラマは、私にはつまらないのが 多く、あまり観ない。 が、『デジタル・タトゥー』というのはとても よかった。 書きたいのは物語の紹介ではなく、ドラマの なかの主人公(弁護士。いわゆる「ヤメ検」。元は熱血検事)の セリフ。 どこかで聞いたような言葉だったが、ジーンと きた。 (セリフは正確ではありません) 少年から、「オジサン(主人公)は『いいひと? わるいひと?』」ときかれ、主人公は答える。 「ぜんぶ良い人も、ぜんぶ悪い人もいないんだよ。 みんなちょっとずつ良い人で、 ちょっとずつ悪い人だよ。 おじさんだってそう」 ちょうど同じころ、朝ドラ『なつぞら』で こんな場面があった。 新しい作品『わんぱく牛若丸』の制作にあたり、 登場人物のもととなる漫画アニメーター仲間で 各自の案を示しながら話しあっていたときのこと。 憧れのアニメーターになった主人公は、 「静御前」を

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    mraka2015 2019/07/02
  • 2019.6.28 Wさんと会う - カメキチの目

    カメキチの目 1年ぶりに病友に会った。 (Wさんという。きょ年会ったときのことも記事にしました) 「病友」といったが、Wさんとは種類こそ違えど ガン仲間で同室だった。 私はガン手術より先に突然の事故(それで障害者になった) で入院中。 それは頭部外傷で、ゲーゲーやっていた(嘔吐がつらく、その「おかげ」でガンの心配は薄くなっていた)。 そこへWさんが入院、同室となった。 Wさんは気もち悪がるどころでなく同情され、何かと よくしてくださった。 ーーーーーーーーーー 1年ぶりの再会。元気でホントよかった! Wさんは子どもみたいに好奇心旺盛、まめで器用。 きょ年は「ドローン」の安いのを買って、屋根の 雪の状態を調べたという体験話を聞いたのだが、 ドローンへの強い好奇心が先だったのではないか と、Wさんに悟られないように少し頭をかしげた。 ともかく、子どものような遊び心が旺盛でステキな方なのだ。 (

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    mraka2015 2019/06/28
  • 2019.6.25 鎌田實さん - カメキチの目

    カメキチの目 朝いちばんにすることの一つに、その日のテレビ 番組チェックがある。 時どきすばらしいのがあり、観おわって感動すること も稀ではない。 なかには私の安っぽい感動なんか寄せつけない 深いもの、それからの生き方に影響を与えるものさえ ある。 (若いときその番組に出あっていたらなぁ…と悔やむくらいのもあります) ーーーーーーーーーー その日の朝、「鎌田實」という名前が目に入った。 「あしたも晴れ! 人生レシピ 『にもかかわらず』 ~鎌田實~」(NHK Eテレ)という。 番組HPにはこうあった。 【引用】 医師で作家の鎌田實さんが、今、最も大事にしている言葉が「にもかかわらず」。逆境をプラスに転化する言葉だと言います。常に、前向きに生きる鎌田さんの姿を紹介します。 鎌田實さんは「あきらめない」という言葉で 一躍有名になった。 私は「あきらめない」より、この人が自主的に チェルノブイリや

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    mraka2015 2019/06/25
  • 2019.6.21 『原発ホワイトアウト』 - カメキチの目

    カメキチの目 若いときは、(よくいわれるが)時間に「追われている」 という感じだった。 働いていたときはなんやかんやとあり、じっくり何かについて考えるということはむずかしかった。 (人は忙しくしているとき、働きざかりは、何かの刺激を受けての反応なのなら 「感じる・思う」ことくらいはできても、「考える」のは疲れるし 面倒くさいので、そこまではあまりしない《少なくとも私はそうだった》。 逆にいうと、「考えない」ために忙しくしているのかもしれない) ボゥーとする時間さえもったいなく感じられる。 私は気で、「寝ている分だけ生きている時間が 失われる」とさえ思っていた。 仕事しているときの事故で身体に障害を負った。 あのとき身体の状態は、SOSを発するまでは行かず とも、「休め!やすめ」といっていたのかもしれない。 (「過労死」する状態というのは、すでに「休む」ということが頭に入らなくなっているい

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    mraka2015 2019/06/21
  • 2019.6.18 白菊はなぜ白いか? - カメキチの目

    カメキチの目 身近な植物について「あれっ?」と思っても、 「知ろうと思えばいつでも知れる」「そのうち…」 で終わることが多い。 植物についてに限らず、身ぢかなことはそうなりがち。 それでも、しばらく前に読んだ新書『植物の秘密』 (田中修・著)の中の二つの話はホント、おもしろかった。 ---------- ① タンポポの茎はなぜ中が空っぽなのか? 若いころ、タンポポの茎をプープー鳴らせば 子どもたちが喜ぶので、同じ雑草のスズメノテッポウ とともに(エンドウ豆のような鞘を、中の実《豆》を出しカラにして) よく吹いた。 「プープー」を聞く子どもたちは、つぶらな瞳を 輝かせた。 「すごい!」と心で叫んでいるのがわかる。 そのいい顔を見たくて吹いていたので、 タンポポの茎の中がどうしてカラなのか?と 思いもしなかった。 【引用】 なぜ、タンポポの“花茎”の中は空洞なのか? タンポポで茎のように見える

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    mraka2015 2019/06/18
  • 2019.6.11 〇〇市(イチ) - カメキチの目

    カメキチの目 近くのスーパーでは毎週「〇〇市(イチ)」を開催している。 その日は一部の野菜など料品が安くなるので買いに行く。 (と言うか、ついて行く。まわりを見わたせば似たような男性がけっこうおられます) 一階の料品売り場は土日以上に人が混む。 出入り口ちかくの駐輪場の枠内からはみ出た自転車が、フラフラ歩きのこっちには少し邪魔だけど、 店の活気にあふれた雰囲気は気もちいい。 「〇〇市」は平日なので客はお年寄り、幼児をつれた若いお母さんがよく目につく。 少しでも安いものを買おうと、みな必死なのだ。 同じ品物が曜日によって変わるなら、誰でも安い日を選ぶ。 専業主婦も働いていないお年寄りも収入を増やすことはムリなので、「いかに出費をおさえるか。それが問題だ」とガンバっている。 ある日ぽつん、ツレが言った。そんな仲間のみなさんへのエールのようなことを。 「庶民はみんな、生きるのにたいへんなんだ

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    mraka2015 2019/06/11
  • 2019.6.7 ソーラーパネル - カメキチの目

    カメキチの目 テレビに映しだされたモンゴルの大地。 背丈の低い草しか生えていない広大な荒涼とした土地が果てしなく続いていた。 そのなかにポツンとテントの住居(「ゲル」という)が一つ。 ラクダを放牧している人が住んでいるのだ。 そのゲルのそばには1㎡に満たないような小さな太陽光パネルがおかれていた。 羊飼いのモンゴルの男性は器用にスマホを操っていた。 (ちょっと「チグハグ」な気がしてクスッとしましたが、これまでも地球各地で役だたされ、愛用されているスマホの「偉大さ」を感じざるをえませんでした) ---------- 電気エネルギーを使わないことには、現代人の便利で快適な生活は成りたたない。 (いまはエコ、安全ということで太陽光など自然の力を利用した発電システムが増え、また配電の方法もよりムダのないものへと工夫・改善され、蓄電池の進展とあいまって驚くほど進歩しています《旅していたら、ときどき巨

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    mraka2015 2019/06/07
  • 2019.5.24 『個人情報が世界を変える』  - カメキチの目

    カメキチの目 NHK BS1スペシャル『個人情報が世界を変える』(4月27日)にとても考えさせられた。 (番組HPは下をクリックされるとあらわれます) https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115653/index.html ■ ネットで欲しい物、商品を一度でも調べたら、自分のブログに「買え、買え…」と広告がしつように付きまとい、辟易する。 (しかし、もともと欲しい商品だからチェックしたのであって、広告を見て「買おうか、買おうか…」と悩む) (広告に敗け)買う気になり、「アマゾン」などにアクセス。すると、(購入希望商品のとなりに)「これを買われた人はこれも買いました」と(頼みもしないのに)別な広告画面が現れ、新たな欲望をかきたてる。 (そこには「よけいなお節介すんな!」といちおう怒りながらも、「どれどれ…」と敵《いや、販売者》の思うつぼに

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    mraka2015 2019/05/24
  • 2019.5.17  福沢諭吉-(内田さん⑤) - カメキチの目

    カメキチの目 国家や政治は、生まれてからずっとつきまとっているのに、(政治家などを目ざそうと思わない限り)たまの選挙の投票行動でくらいしか実感できない。 (他にもありました。 ニュースで国内の政治経済の話題を聞くとき。「ああ、自分は日国民だった」 海外では《たとえば》トランプが「約束を破ったから悪い。中国製品の関税を《10%だった》25%に引き上げる」。聞いたときは、「日に直接は関係ないけど、鎖国しているわけじゃないし、よそごとではない。まわりまわって影響するか」) ショックなできごとが、わが身に直接おきそうなら別だが、政治の話は「しょせん他人ごと」で終わる。 2、3日たてば忘れる。 消費税は誰にも関係あるけれど、もうじきアップされそうでも、さして大反対とはならない。 (「大反対」ともなれば選挙に響くから、目の前の選挙に勝つことがたいせつなので、前の約束の「10%」引き上げが怪しくなっ

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    mraka2015 2019/05/17
  • 2019.5.14 カテゴリー分け - カメキチの目

    カメキチの目 ブログは日記のようなものだ。 違いは、紙に書いていたのをパソコンに書く(打つ)こと、それにネットに通じているから公開されること。 「公開」。 ということは、不特定の他人に見られていること。 そう思うと、「適当な緊張感」が生じる。 (「自分だけわかればいい」ふつうの日記ではないところに気を遣う。《したことないからわからないが》化粧も似たようなところがあるのか) 適当な緊張感は適当な「義務感」も生む。 やらなくてもすむけれど、やろうとしたからには続けてみようと決めた。 で、ここまで続けてこられたのだろう。 (仕事などでなくともちょっとした「義務」のような強制感がなくては、それと《これがいちばんですが》時間・ヒマ、これらがなければ私はここまで続けてこれませんでした) ときには自分のことをよく思われたくて、ほんのちょっと事実を曲げ、アレンジし(ウソではないから「誇張」でしょうか)、格

    2019.5.14 カテゴリー分け - カメキチの目
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    mraka2015 2019/05/14
    僕はカテゴリーが多くなってしまって、それはそれでちょっと大変ですね。
  • 2019.5.10 『猫も老人も役立たずでけっこう』③ - カメキチの目

    カメキチの目 最終回のきょうは「個性」について。 【引用】 個性を伸ばせとおっしゃいますが… ・「私は私」と思っているということは、「私は情報である」と思っていることと同じです。情報化社会というのは、IT技術の進歩した社会だと思っている人が多いでしょう。とんでもない。人間が自分を情報だと思う社会が情報化社会です。… ・では、その個性とは一体なんでしょうか。私にすれば、そんなものはハッキリしています。人を見れば、みな違う顔、違う身体つきをしているでしょう。血液型だってそうです。それはまぎれもない個性ではないですか。ところが、多くの人が個性とは心だと思っている。心が生み出す、人と違った考え方や行動を個性だと勘違いしています。つまり、意識にこそ個性があると信じている。私だけの思い、私だけの記憶なんて言いますが、そうしたものは他人にとっては意味のないものです。… ・夫婦もそうではないですか。何十年

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    mraka2015 2019/05/10
  • 2019.5.7 『猫も老人も役立たずでけっこう』② - カメキチの目

    カメキチの目 ②「そんなに稼いでどうするの?」 初めに【引用】を。 ・今の世の中は、「やってみなきゃわからない」とは言えないんです。そんなふうに答えると、なんて言われるか知っていますか。「そんな無責任な」ですよ。… それは経済中心に考えているから、そうなるんでしょう。だから、「経済ってなんだよ、経済がおまえを生かしているのか?」と言いたくなりますよ。 まるに聞けば「ケイザイ?なにそれ??」って言うでしょうね。… ・あんなに一生懸命働くから金に余裕ができるわけでしょう。嫌というほど経済的な余裕が大きくなるもんだから、あれもこれもとなっていくんですよね。それで、原爆をつくったりミサイルをつくったりしているわけでしょう。何をしたいんですかね、人間って。… ・いい気もちというのは、それは一時的なものでしょう。でも、いい気もちって、悪い気もちがないとわからない。当たり前だけど、相対的なものなんです。

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    mraka2015 2019/05/07
  • 2019.5.3 臨時総会 - カメキチの目

    カメキチの目 (前に、住んでいる集合住宅マンション》の管理組合理事会の理事になり、会議時間の長さに対する不平不満を書きましたが) 1月に大きな問題が、ふってわいたように起こり、これをめぐってなんどか臨時の理事会も開かれ、ついにこの前、臨時総会開催となった。 臨時総会 は10連休初日の夜であったが、日々の管理・運営に直接かかわる重要な議題であるだけに、(期限のこともあって)この日しかないというタイミングで行われた。 急な開催で はあったが、(委任状が大半とはいえ)大勢の出席者があり、無事に進み(そればかりか、すばらしい意見も出され)、理事会の望んだ結果になった。 1月なかばに突如おこった大問題に、この間(ときにはご自分の勤め先も休んで)奔走された理事長さんはさぞかしホッとされたことだろう。 (私のような採決数に「貢献」するだけの理事でも、「臨時総会が無事に過ぎますように…」と心配しましたが

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    mraka2015 2019/05/03
  • 2019.4.30 『猫も老人も役立たずでけっこう』① - カメキチの目

    カメキチの目 という養老さんのを読んだ。 あまりにおもしろかったので、いくつか感想を。 を飼っておられ(名を「まる」といいます。関係ないけどウチのとても親しい方のペット《犬》も同名)、その愛のように自分も「役立たず」、でも役立たずで結構と続けられる。 夏目(漱石)じゃないが、目で人間をみる。 ーーーーーーーーーー ① の初めは「吾輩はまるである」。 養老さんは81歳。 そもそも「役に立つ」と私たちが言うとき、それは人間にとっての「役立つ」ことである場合がほとんど。 (それに、同じ人間といってもいろいろある。 「忖度」が出世に「役立つ」という人もおれば、出世なんか…という人もいます。 「役に立つ・立たない」というのは信じる価値、価値感によってさまざまなのですね) 「役に立つ」とかなんとかいっても、それは世間のものさしがほんど。 (「ふつう」とか「常識」というものさし)。 そんなもん

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    mraka2015 2019/04/30