ジーンズについての話の中で、良く耳付きである、赤耳と言った言葉がしばしば登場します。この赤耳の耳は、セルビッジ(セルベッジ: Selvedge(英)、Selvage(米))と英語で呼ばれるもので、生地の端がほつれない様に施された処理のことです。 80年代以前のリーバイスの501は、伝統的に峡幅(29インチ幅)デニムを使用しています。ヴィンテージ501では、アウトシーム(脚の外側の縫い合わせの部分)の両側にデニムの端にあるセルビッジがあるのが通常の仕様です。このリーバイスの使用しているデニムでは、白いセルビッジの中央部に赤色が縦に入る事から、通称”赤耳”と呼ばれています。 下の写真は、1950年代初頭の革パッチ501XXの裾の外側部分の裏側の写真です。白い部分がセルビッジ(耳)です。白い部分の中央に縦に薄い赤の線が入っているのが見えるかと思います。デニムの生地メーカーであるコーンミルズ社が、
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