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中島らもに関するmshkhのブックマーク (5)

  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町(中島らも)

    先日,生涯に一度の夜という記事を書き,それから連想して,中島らもによる「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」のことを書いてみたくなった.なおこの作品については,以前,をあまり読まない中高生に薦めたい10作品(その2)でも言及した. 中島らもは,ほぼ団塊の世代であり,70年代のヒッピー文化や安保闘争の時代に青春を送っている.酒やドラッグによる破滅的な人生を送った人だった.このあたりはらも自身がエッセイなどに度々書いているが,特に,らも夫人である中島美代子による「らも ― 中島らもとの三十五年」を読むと,凄まじい.そもそも70年代の日の若者文化は,アメリカ文化を薄っぺらになぞったものであり,そういう時代背景の極北に,らもの人生もあるのかもしれない. しかしそれでも,中島らもの人生には,私を惹きつける何かがある.特に,らもが作家活動を格的に始めた当初の作品の中の,「僕に踏まれた町と僕が踏まれた

  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

  • 徹夜小説「ガダラの豚」

    2ちゃんねらが絶賛してた「ガダラの豚」読了。なるほど、「寝る間も惜しんで読みふけった」のは、激しく同意、わたしにもあてはまった。 図書館に限るが、面白い小説を探す方法がある。天(の上面)から見てみよう。新刊なら長方形の天が、平行四辺形になっているはずだ。つまり、背(背表紙)がナナメになっているのが、面白いなのだ。は開くと、開いた場所から背がひしゃげてくる。閉じると、元に戻ろうとするが、ずっと開いていると、開きグセがつく。つまり、ナナメになっている背が急角度であればあるほど、「ずっと開きっぱなしになっていた」すなわち「閉じる間もなかった」になる。 わたしが借りた、一巻の「ガダラの豚」の背は、45度だった。これほど急角度なのは珍しい。半信半疑で読みはじめ、とまらなくなる。テーマは超常現象と家族愛。これをアフリカ呪術とマジックと超能力で味付けして、新興宗教の洗脳術、テレビ教の信者、ガ

    徹夜小説「ガダラの豚」
    mshkh
    mshkh 2011/01/04
    この本は傑作.そもそも中島らもの人生が壮絶というか
  • 『いちにち8ミリの。』(中島さなえ) : 本屋さんへ行こう!

    故・中島らも氏の娘である、という触れ込みだけで手に取った方は、その異才ぶりに驚くだろう。一言で表現するには非常に表しにくく、しかし誰かに薦めずにはいられない1冊なのだ。 大好きな女性、美澄に近づこうと毎日少しずつ動く努力をしている石。その距離、一日8ミリ。そしてその石と会話ができる猿の壮太は美澄に飼われているペットである。美澄の近くにいる分、石よりは優越感を持っているけれど、そこは人間とペット。思いは届かない。やがて二人(ひとつと一匹?)の思いは、村のお祭りが引き起こす事件とともに動いていく。 まさか主人公が猿とは、と、表題作「いちにち8ミリの。」を読んで驚く間もなく、他にも珠玉の2編が続く。中学生の女の子・優は、庭にある村で一番大きなアカガシの木を祖父が『ゴリづらの木』と呼ぶのに習ってそう呼んでいる。小さな頃のゴリづらの木との出来事を思い出したとき、姿の見えない少年が木に現れる。田舎の山

    mshkh
    mshkh 2010/09/14
    中島らもの娘というだけで興味深い.内容も面白そう.
  • 逆境を生きる 酒に呑まれた日々~中島らものアルコール格闘記 1/4

    2001年9月4日放送

    逆境を生きる 酒に呑まれた日々~中島らものアルコール格闘記 1/4
    mshkh
    mshkh 2010/08/31
    凄まじいとしか言いようがない
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