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ブックマーク / www.ringolab.com (60)

  • かたき討ち―復讐の作法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・かたき討ち―復讐の作法 記録に残る江戸時代の敵討ちを、作法と法制度の観点からふりかえる。 江戸時代の敵討は制度化されていた。敵を討とうとする者はまず主君の許可を得て免状を受ける。主君は幕府の三奉行書に届けを提出する。そして奉行書は所定の帳簿にその旨を記載して討手は謄を受け取る。この書類を持っていれば藩領を越えて全国どこでも敵討ちをすることができた。 「来、敵討は権利でも義務でもなく、ましてや見世物でもなかった。作法がないのが復讐の作法。だからこそ、何らかの枠を設けないかぎり憎しみは増殖し、復讐はさらなる復讐を生み、憎悪は世代を超えて深化せざるをえないだろう。」 」 だからこそ、喧嘩の活着を最小限の犠牲にとどめる方法として敵討は制度化されていったのだという。もちろん激しい憎悪が敵討ちの動機だから、この手続きをきちんと踏んだ事例は多くなかったようだが。 敵討ちにはいろいろな形式、流儀作法

  • 世界の測量 ガウスとフンボルトの物語 - 情報考学 Passion For The Future

    ・世界の測量 ガウスとフンボルトの物語 「世界の測量」は小説である。ドイツ国内で130週間に渡ってベストセラー(35週は1位)に入り120万部を売り上げ、世界45カ国語に翻訳された。2006年度に「ハリーポッター」や「ダ・ヴィンチ・コード」をおさえて世界で2番目に売れた驚異的セールスのである。 近代地理学の祖 アレキサンダー・フォン・フンボルト(1769-1859)と、数学の王 カール・フリードリヒ・ガウス(1777-1855)という、二人のドイツが生んだ大天才の、数奇な人生を描いている。 タイトルの「測量」は世界の大きさや自然の仕組みを発見しようとする人間の行為を象徴している。現代の先端科学は未知の世界を測るには巨大な粒子加速器や宇宙船を必要とするようになってしまった。天才といえど発見は一人ではできなくなった。フンボルトとガウスが生きた18世紀中頃から19世紀中頃は、人間が世界を自らの

    mshkh
    mshkh 2008/07/28
    これは面白そう
  • 自家製 文章読本 - 情報考学 Passion For The Future

    ・自家製 文章読 井上ひさしがこのに書いたのは小手先の文章術でもなく精神論でもない。いったい文章とは何か、書き手は何をすべきなのか、そして言語の目的とは何なのか、という質的な問題に対する答えを求めた。 三島由紀夫、川端康成、谷崎潤一郎、丸谷才一らの文章読がしばしば批判的に引用される。そこに書かれた ・話すように書くのがよい ・透明な文章が理想とする考え方 ・接続語で流れるような文章を書くとよい ・オノマトペは使うべきではない ・文末をバリエーション豊かにせよ などという旧世代の文章読が良しとした文章術に対し反論を加える。事例と根拠を明快に示して斬っていくのが心地よい。 井上ひさしは比喩を殊更に重視している。文の中で比喩が出ると読者の脳は一瞬ぎょっとする。謎が解けると快く感じる。文章が意識され味わいがでる瞬間だ。それこそ表現のための文章づくりに一番重要なことだというのである。 「と

    mshkh
    mshkh 2008/07/15
    この本は確かに面白かった記憶が.
  • J・S・バッハ - 情報考学 Passion For The Future

    ・J・S・バッハ 楽聖と呼ばれるバッハの人柄や生活、職場や家庭について、このではじめて知ることができた。バッハは世襲の名門音楽家職に生まれたが、当時の音楽家は職人の一種であった。徒弟として師に学び職人修行の末に独立した楽士になるものだった。バッハはそうした職人気質の世界でも並外れて頑固で妥協を許さない性格で知られ、それが出世にマイナスに響いた部分もあり、高名ではあるが必ずしも時代の寵児で人気者というわけではなかったようだ。そして、そうであるが故にバッハの厳格さと倹約の精神はいっそう強くなったとらしい。 バッハの音には無駄がない。そしてポリフォニー(多声)での展開を基調とする。 「バッハは倹約を通じて、情報の豊かさを獲得した。バッハの倹約の主旨は、とくに、時間・空間の無駄を、音楽に少しも許さないことにあったと思う。したがって、単位時間当たりの情報量は、バッハの音楽は当時の他の作曲家のそれに

  • ブルバキとグロタンディーク - 情報考学 Passion For The Future

    ・ブルバキとグロタンディーク 数学と構造主義の歴史を再評価する。 ニコラ・ブルバキ。1886年、モルダヴィア出身。1935年から最近までに「数学原論」をはじめ総計で1万ページ以上の数学の教科書を執筆した天才数学者の名前である。ブルバキのカバー範囲は幅広い。集合論、代数、位相、実一変数関数、位相線型空間、積分、リー群とリー環、可換代数、多様体、スペクトル論など、抽象性の高い数学原理を追究した。人間業とは思えない知的業績には秘密がある。ブルバキの正体は一人の人間ではなくて、アンドレ・ヴェイユらが結成したフランスの若手数学者の集団なのだった。 ブルバキは"今後2000年間にわたって通用する"新たなユークリッドの原論を作り出すことを目指した。彼らは厳密に原論の公理を定義していった。たとえば点と集合については「ある決まった"性質"」を持ち、それ自身や他の集合の要素との間にある決まった"関係"を持つ

  • 目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 - 情報考学 Passion For The Future

    ・目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 江戸時代の画家 伊藤若沖(1716-1800)畢生の大作「動植綵絵」全30作品をカラー印刷で収録。全体図だけでなく、主要部分の拡大図も用意されているので、細部をじっくりと鑑賞できるのが素晴らしい。美術館でもこれだけ精細に間近では見られないだろう。 有名な「南天雄鶏図」に代表される鳥の絵が鬼気せまっている。ニワトリやオウムのくせに威厳にみちていて神々しい。かっと見開く鳥の目に見る者は威嚇される。まさに目をみはる絵だ。 若沖は自分の絵について「いまのいわゆる画というものは、すべて画を画いているだけであって、物を画いているものはどこにもない。しかも画くといっても、それは売るために画いているのであって、画いて画いて技を進歩させようと日々研鑽するひとに会ったためしがない。ここが私のひととちがっているところである。」と述べている。自分の目でみたものしか描かない。徹底

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    mshkh 2008/05/02
    書名はちょっと,,だけど,読んでみたいかも
  • Passion For The Future: 伝説のプラモ屋―田宮模型をつくった人々

    伝説のプラモ屋―田宮模型をつくった人々 スポンサード リンク ・伝説のプラモ屋―田宮模型をつくった人々 世界最大のプラモデルメーカー田宮模型を育てた伝説の2代目社長が語る田宮模型の歴史。この社長自身が模型が好き好きでしょうがない、こだわりを持った人である。だから製品開発で「数字にしたら0.7~0.8ミリの誤差。私が感じた「何となく厭だ」を是正するのに要する費用は数千万円。時間は丸一年以上だった。」なんてこともよく起きる。 ・1/48 フェアリーソードフィッシュMk.II 数あるモデルの中でも、社長が「世界に誇れる名プラモデル」というのがこのフェアリーソードフィッシュ。 あの小さな兵士のフィギュアにも物凄いこだわりがあった。「もっとも、35分の1という小さな人形のモデルの表情にこんなにこだわったところで、何人の人が価値をみいだしてくれるか、はなはだ疑問だ。が、たとえ一万人にひとりであれ、違い

    mshkh
    mshkh 2008/03/14
    「田宮模型の仕事」は昔読んだな.この本も面白そう
  • 美学への招待:Passion For The Future

    美学への招待 スポンサード リンク ・美学への招待 私たちはいつのまにか流行歌の歌手のことを「アーティスト」と呼ぶようになった。これを「芸術家」と訳したら違和感がある。アートと芸術は別物で、無意識にアート<藝術という前提があるのである。しかし、どこからがアートでどこからが芸術なのかと問われると戸惑う。 現代において芸術とは何かという難しい問いに著者は真正面から答えている。 「近代の藝術、というのは端的に藝術ということです。なぜなら、ほかの文化圏においては、また西洋でも近代以前には、「藝術」の概念は存在しなかったからです。今日われわれが藝術と見做している作品のレパートリーは広大なものですが、それは、西洋近代において成立した藝術の概念を、それ以前の時代に、また異文化の世界に適用したものです。たとえば、百済観音は仏像以外の何者でもありません。」 「ところが藝術とは、広大なartsの領域のなかから

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    mshkh 2008/03/06
    この本持ってるけど,積読状態だった...
  • Passion For The Future: シッダールタ

    シッダールタ スポンサード リンク ・シッダールタ 「車輪の下」のヘルマン・ヘッセのもうひとつの代表作。アメリカ合衆国だけで500万部、全世界では43カ国で翻訳され、1000万部を超える大ベストセラーになった。和訳はいくつもあるが、これは2006年に草思社(がんばれ)から出た新訳版。現代人にわかりやすい文章。 仏陀ガウタマ・シッダールタと同じ時代、同じ場所に生きたという設定の別人「シッダールタ」の物語。もう一人のシッダールタも、仏陀と同じように「人は何のために生きるか」の答えを求めて修業に入る。そこで迷い誘惑され中年には世俗に生きる道を選ぶ。そして、老年にいたって再び道を求めて遂に悟りを得る。 このは仏教のであると同時に、知識や知恵についての哲学を説いたとして秀逸だと思った。何箇所か感銘した部分を引用してみる。 「「探り求めるとき」とシッダールタが言った。「こういうことが起こりがちで

  • Passion For The Future: ヨブへの答え

    ヨブへの答え スポンサード リンク ・ヨブへの答え ユングの傑作。宗教を心理学で解体する。宗教とは何かにひとつの答えを返しており衝撃的。 聖書に出てくるキリスト教の神ヤーヴェは全知全能であるにも関わらず間違いを犯す。最初につくった人間のアダムとイブからして、彼が課したルールを破り堕落していった失敗作だ。人間の心はお見通しのはずなのに、ひどく疑って試練を与える。そして意のままにならないと怒って罰を下す。そして自らを称賛する人間に極限的なまでの慈愛をみせることもある。 「彼の力が宇宙のすみずみまで大きく鳴り響いているわりには、彼の存在の基礎は心細い、つまり彼が実際に存在するためには意識に映されることが必要である。存在は、当然誰かに意識されてこそ意味がある。だからこそこの創造主は、人間が意識化するのを無意識のうちに妨げたいと思っていながら、なおかつ意識的な人間を必要としているのである。だからこそ

    mshkh
    mshkh 2008/02/07
    むー,これは読まねば.
  • Passion For The Future: 死者の書・身毒丸

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    mshkh 2007/12/11
    この本は読んだ.言い難い衝撃を受けた本で,残念ながら今の私では届かないだろうというような敗北感のようなものを感じた作品.
  • Passion For The Future: バチカン・エクソシスト

    « William Eggleston's GuideとWilliam Eggleston in the Real World | Main | 青い鳥 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年

    mshkh
    mshkh 2007/10/24
    読んでないので何とも言えない
  • Passion For The Future: 岡本太郎の遊ぶ心

    太郎の遊ぶ心 スポンサード リンク ・岡太郎の遊ぶ心 岡太郎の秘書を50年間勤めた岡敏子が書いたTARO伝。 岡太郎は、漫画家 岡一平、小説家 岡かの子という、奔放な表現者の家に生まれた。一平は、かの子の愛人を家に同居させることを許し、奇妙な三角関係を内包する家庭で育てられた。やがてかの子は精神状態が不安定になり、子育てを放棄したも同然になる。太郎は孤独で早熟な少年に育った。後に太郎は「私は父母に生んでもらったんじゃなくて、自分が決意してこの世に生まれてきたのだ」と語っている。 子供時代から晩年までの岡太郎の活躍のハイライトが、写真を使って解説されている。絵、造形、カメラ、ゴルフ、ピアノなどが一級の腕前で、岡太郎の多才ぶりがよくわかる。縄文土器やペットのカラスをこよなく愛した偏愛ぶりや、ピカソ、アンドレ・マルロー、ブラッサイ、大江健三郎、瀬戸内寂聴など内外の著名人との幅

  • Passion For The Future: 闘う物理学者 天才たちの華麗なる喧嘩

    闘う物理学者 天才たちの華麗なる喧嘩 スポンサード リンク ・闘う物理学者 天才たちの華麗なる喧嘩 歴史上の偉大な物理学者をめぐるで喧嘩や論争に焦点を当てて、現代物理学の歴史の一面を面白く、わかりやすく描いた一般向けの科学読み物。取りあげられたのは以下の大物物理学者(ではないのもあるが...)。 ・ファインマン VS ゲルマン ・ガリレオ VS ローマ法王 ・アインシュタイン VS ボーア ・ノーベル賞 VS フランクリンメダル ・ボーム VS アメリカ「帝国」 ・ランダウ VS スターリン ・マリー・キュリー VS 差別 ・湯川秀樹 VS 朝永振一郎 ・ホーキング VS ペンローズ 意外な事実の紹介で読者に関心を持たせていく。 たとえば350年にわたったガリレオとバチカンの戦いの章はあれ?と思った。史料をちゃんと調べるとガリレオは、そういったと言われる有名なセリフ「それでも地球は周ってい

  • Passion For The Future: 今日の芸術―時代を創造するものは誰か

    今日の芸術―時代を創造するものは誰か スポンサード リンク ・今日の芸術―時代を創造するものは誰か このロングセラーで岡太郎の偉大さをしみじみ実感した。 「岡太郎はテレビのお陰で、眼玉ギョロリの爆発おじさんという印象だけで固定されているかもしれないけれど、このはじつに明晰な論理をもって書かれている」と解説に赤瀬川源平が書いているように、極めてわかりやすい芸術論である。同時に凄まじく情熱的な人生論でもある。 「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」。芸術家はつねに前衛であれというメッセージ。 「芸術は、つねに新しく創造されなければならない。けっして模倣であってはならないことは言うまでもありません。他人のつくったものはもちろん、自分自身がすでにつくりあげたものを、ふたたびくりかえすということさえも芸術の質ではないのです。このように

  • Passion For The Future: 謎解き フェルメール

    « 第3回WebマーケティングROI Day 2007年8月1日(水)10:00~ 東京国際フォーラム | Main | 思考の整理学 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評ベスト

  • Passion For The Future: 大人の科学マガジン vol.3 ピンホールカメラ

    大人の科学マガジン vol.3 ピンホールカメラ スポンサード リンク ・大人の科学マガジン vol.3 ピンホールカメラに興味があるなら絶対に買いのバックナンバーである。 雑誌の付録として立派なピンホールカメラがついてくる。ピンホール部を取り換えることで広角化したり、付属のプラスチックレンズを使うこともできる高機能な逸品。三脚穴があるのもうれしい。 週末の朝に晴れていると、ピンホールをやりたくなって、家族と一緒に風景や花のきれいな場所へでかける。今日はどんなフィルムで撮ろうかと、買い置きしてある各種フィルムのパッケージを見ながら、わくわくする。針穴写真、なんでこんなに楽しいのだろうか。カメラはいろいろ持っているが、やはりピンホールが一番好きだ。 ピンホール写真は露光時間が長いのでシャッターを開いて待つ間に数を数える。5秒とか10秒とか、ときには1分とかを勘で決める。数え終わってシャッター

    mshkh
    mshkh 2007/06/17
    ちょっとそそられる.大人の科学マガジンって面白いのかな.定期購読したいような気もするけど...
  • Passion For The Future: 誤解された仏教

    誤解された仏教 スポンサード リンク ・誤解された仏教 来の仏教は霊魂の存在をはっきり否定している。 「肉体はなくなっても、霊魂は残る。祭りを怠ると、その先祖が祟る。ーーーーーーーなどというのは、まったく仏教とは何の関わりもない話である。事実、長いあいだインドの仏教では、死者儀礼とは何の関わりももたなかった。」 「死者の祟りなどというのは、原始民族の宗教(?)心理である。わけても、日人は死者の怨霊を恐怖した民族である。そうした鎮魂(御霊鎮め)には神主さんより坊さんの法力のほうが秀れている、ということで仏教が取り入れられた。これを「御霊信仰」という。」 霊魂がないのだから祟るわけがない。あの世もない。来の仏教では死んだら終りなのである。生まれ変わりということもない。そもそも輪廻というのは解脱すべきものであって、転生は永劫の生き死にを繰り返す苦しいイメージなのだ。 これは仏教=無神論・無

  • Passion For The Future: 空の名前

    空の名前 スポンサード リンク ・空の名前 「天使の梯子」という気象現象がある。英語ではヤコブの梯子ともいう。画像検索してみると、美麗な写真を見ることができる。雲の切れ間から太陽光が幾筋もの光の柱を降ろす。神々しい。天使の梯子、まず名前がいいなと思う。 ・Google画像検索「天使の梯子」 http://images.google.com/images?svnum=10&um=1&hl=ja&rls=com.microsoft%3A*%3AIE-SearchBox&q=%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E6%A2%AF%E5%AD%90 これは空模様、気象について392種類の状態を意味する言葉と解説を集めた写真集である。気象学の簡単な案内もある。ロングセラーの改訂版。窓際に常備しておきたくなる。 冒頭の気象学上の雲の分類を見て驚く。巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲

    mshkh
    mshkh 2007/05/25
    読んでみたい
  • Passion For The Future: 日本神話のなりたち

    « ヤフオクの検索を便利にするAuctionListReader Yahoo! | Main | 岡太郎 神秘 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評ベスト10 アクセス数が多か