今年度の連載では、筆者が関わるデジタルアーカイブやネットサービス等のプロジェクトを題材に、メディアを構築する側の視点からプロジェクトの現場の挑戦を紹介させていただく予定である。文化資産の継承や再価値化、都市の活性化、活字メディアの再構築といったミッションに対する、ネットワーク型メディアを活用したアプローチの話を軸に据え、システムの現場への導入、メディア運用の体制やプロセスにまで言及したいと考えている。本連載の第1回目は、森正洋デザインアーカイブ構築プロジェクトをとりあげたい。 デザインポリシーの保存と活用 故森正洋氏(1927-2005)は、半世紀以上にわたって戦後日本の食卓に合わせた食器づくりに心血を注いだ陶磁器デザイナーである。森氏の初期の代表作「G型しょうゆさし」(1958)は、1960年に第1回グッドデザイン賞、1977年にロングライフ賞を受賞し、今日なお一般に販売が継続されている
マイクロソフト社がマガジンハウス社と「コラボ」して、新しいサービス“MSNマガジンサーチ”をスタートさせました。マガジンハウス社が出版する雑誌“Tarzan”や“Hanako”のバックナンバーを無料で閲覧・検索でき、必要な情報にはウェブ上で付箋を貼ったり、整理することもできます。今後、雑誌のタイトルが徐々に増えていくようです。 MSNマガジンサーチ http://magazine.jp.msn.com/ MSN、雑誌のバックナンバーを検索・閲覧できる「マガジンサーチ」開始 – CNET Japan 2008/05/29付けの記事 http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20374221,00.htm MSN、「Tarzan」「Hanako」のバックナンバー検索・閲覧可能に http://internet.watch.impres
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5月24日発売号で休刊するエンターブレインの月刊PCゲーム雑誌「LOGiN」(ログイン)が、Webマガジン「ログイン ウェブ マガジン」として6月24日にリニューアルする。プレサイトがこのほどオープンした。雑誌で人気だったコーナーをWebでも継続するほか、雑誌バックナンバーの主要記事が見られるアーカイブも公開する予定だ。 海外ゲームに関する独自ニュースを提供する「海外ゲーム事情通」や、人気オンラインゲームを実際にプレイして紹介する「インサイド・レポート」など、雑誌で人気だったコーナーを中心に記事を随時配信。「月刊誌以上のボリュームになる」としている。 音声や動画を活用した記事や、ユーザー参加型企画など、Webならではの企画も実施。LOGiNのバックナンバー全388冊の主要記事が見られるアーカイブも公開する予定だ。 プレサイトでは、ゲームプロデューサーのインタビュー記事や海外ゲームの紹介記事
2008/05/26 當山日出夫 ARGの324号につき、いささか。 まず、当面の私の課題からいうと、「アーカイブ」についての記事。 ●NHKアーカイブスカタログ http://d.hatena.ne.jp/arg/20080429/1209477014 についてのものである。ことの是非は別にして、日本語のなかに、「アーカイブ」(NHKの場合は、アーカイブス)という用語が、定着するようになった、最も重要なきっかけは、NHKにある。 おそらく、それが社会に広まる過程のなかで、いつのまにか、「デジタル・アーカイブ」の語がうまれたのだろう……と思っている。(一応、日本語の歴史を専門にしている以上は、このあたりの語史・語誌をきちんと記述すべきであるが。) それともうひとつ ●函館市図書館の事例 1. 旧市史編さん室のページの統合 2. 「函館市史」デジタル版の拡大 3. 函館地域の古地図の公開 こ
米Microsoftは5月23日、書籍検索サービス「Live Search Books」と学術論文検索サービス「Live Search Academic」を終了することを明らかにした。両サイトは来週中に閉鎖される予定。 サービス終了に伴い、これまで大学図書館や公立図書館と進めてきた書籍のデジタル化プロジェクトも終了する予定。同プロジェクトでは、これまでに75万冊の書籍をデジタル化、8000万件の学術論文をインデックス化してきたが、こうした情報は、両サービスの終了後はLive Searchの検索結果に統合される予定。 Microsoftは、「検索エンジンで書籍内容を提供するには、書籍の出版社や図書館が作成したリポジトリを巡回するのが最もよい方法」と考えたという。「当社の投資により、リポジトリ作成技術は、以前より低コストで利用可能になった」とみており、今後は同社自身がリポジトリを作成するのでは
Microsoft,2009年上半期に「Office 2007 SP2」で文書形式ODF/PDFなどに対応 米Microsoftは米国時間2008年5月21日,「2007 Microsoft Office system」でオフィス・アプリケーション向けファイル形式「OpenDocument Format(ODF)」に対応する計画を発表した。 2009年上半期にリリースする予定のOffice 2007用サービスパック「Service Pack 2(SP2)」で,OASIS標準/ISO標準のODF v1.1に加え,同社の「XML Paper Specification(XPS)」(関連記事:「XPS」とは),米Adobe Systemsの「Portable Document Format(PDF)1.5」「PDF for Archive(PDF/A)」(関連記事:Adobe,「PDF」仕様全体
ネット上のデジタルアーカイブだけを見ていると、一つの県のなかで行政、経済、文化、教育などのポジション、ステータスの全体が、必ずしも反映していないことがある。これは興味深いことである。 今月は長野県を取り上げてみる。アートスケープ「全国ミュージアム」で紹介されている長野県のURLは67で、これは非常に多い。長野県の人口は約217万であるが、人口が736万の愛知県のURLは84である。これら二つを比較してみても、それはよくわかる。 まずはこれまで紹介してきた他の県と同様に、県中央のミュージアムから入ってみる。長野県立歴史館は博物館に相当するものであろう。開館が1994年で、まだあまり時間がたっていないこともあるのか、収蔵品については扱っている部署別に簡単な説明があるのみで、展示の模様は「バーチャル歴史館」という仕掛けはあるものの、このサイトから県の歴史の一端を見るというには至らない。目録、デー
■記録 2日とも100名を超す方々に参加いただきました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 開催の記録は後日掲載いたします。 ■開催概要 情報は随時更新します 2008.04.03 公開/ 2008.06.06 更新 ※webからの受付は終了しました。当日参加も歓迎いたしますので直接会場へお越し下さい。 アート・ドキュメンテーション学会2008年度年次大会 2008 Annual Conference of JADS: Japan Art Documentation Society シンポジウム 物語るアート・ドキュメンテーション 'Narratives in Art Documentation' アート・ドキュメンテーションはこれまで 絵画や彫刻など静的なオブジェクトを 対象としてきた。 一方で 時間や動きを伴う芸術や、 コンテキストや物語を孕む芸術に、 ドキュメンテーションは
米国や英国の新聞社サイトがデジタルアーカイブを充実させている。英Times(Times of London)も200年以上前の記事も対象にしたデジタルアーカイブを構築中だ。正式サービス前の約2ヶ月間,無料で利用できるようにするという(Journalism.co.ukより)。 The Times ,The Sunday Times ,Times Onlineの記事が含まれる。なんと,1785年の記事から 対象となる。ということは,歴史書や教科書でしか知らなかった次のような産業革命時代の出来事も,ニュース記事として読めるようになるはず。 1785年:カートライトが力織機を発明 1811年:ラッダイト(機械打ち壊し)運動 1814年:ジョージ・スチーブンソン が蒸気機関車を実用化 1834年:チャーチスト運動 1848年:マルクスとエンゲルスの共産党宣言 などの出来事を,当時のジャーナリストがど
見たいと思ったWebページが,すでにインターネット上から削除されていることはよくあります。 そんなとき,削除されてからまだ日が浅いWebページなら,検索エンジンのキャッシュで内容を見ることができるかもしれません。GoogleやYahoo! JapanなどでそのWebページを検索して,検索結果の右下あたりに現れる「キャッシュ」というリンクをクリックしてみてください。検索エンジンのデータベースが更新されていなければ,お目当てのWebページが表示されるでしょう。 それより古いWebページに関しては,インターネット上の情報を収集して保存するWebアーカイブに,データが残っているかどうか探してみましょう。 大規模なWebアーカイブとして知られているのが,米国の非営利団体Internet Archiveの「Wayback Machine」というシステムです。Internet Archiveは1996年
晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…
米カリフォルニア大学サンタクルズ校(USCS)は4月21日、デジタルデータを長期保存できる技術「Pergamum」を開発したと発表した。 開発したのは、同校のコンピュータサイエンス担当准教授であるイーサン・ミラー氏と、大学院生のケビン・グリーナン氏、マーク・ストラー氏。 「現在のところ、50年から100年の長期間にわたって稼働する大規模なデータストレージシステムを構築するには問題がある」とミラー氏は指摘する。データ保存にはテープストレージが広く使われているが、保存メディアとしては耐久性など不都合な部分も多い。 Pergamumはメディアとしてテープの代わりにハードディスクドライブ(HDD)を使う。ただし、HDDだけではなく、フラッシュメモリ、iPhoneに使われているARMのような低価格プロセッサを組み合わせ、イーサネットを備えたシステムを1ブロック(tome)とし、そのブロックを多数そろ
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