テレビにとって、インターネットはメディアを活気付ける良薬なのか。それとも使い方を誤ると恐ろしい劇薬なのか。その答えはまだ出ていない。 そんな中、地上波のテレビ局としては、もっとも前向きにネット配信に取り組んでいるのが東京MXTVだ。同社はテレビ放送と同じ内容の報道番組をYouTube上で展開。4月からは、5分間と短い番組ではあるが、放送より先にネットに配信する「東京ITニュース」(関連記事)という実験的な試みを開始している。 東京ITニュースは毎週月曜日の17:55~18:00に放送中の報道番組。ビデオジャーナリストの神田敏昌氏と、筆者の掛け合いで、ITに関するホットな話題を提供している(内容に関しては、連載「遠藤諭の発言予定 --> Tokyo IT News」も参照のこと」)。 東京メトロポリタンテレビジョン 取締役 編成局長の本間雅之氏に、ネット時代のテレビ局のあり方について聞いた。
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