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ブックマーク / ohbarye.hatenablog.jp (15)

  • 人間をリソースと呼ぶことの何が問題なのか - valid,invalid

    かねてより人間、とりわけ労働者や従業員をリソースと呼ぶことについて批判的な意見を聞くことがあった。 2018 Don't call people resources - Ben Linders 2021 社員を「リソース」と呼んではいけない――。 | d's JOURNAL(dsj)- 理想の人事へ、ショートカット 2022 人間をリソースと呼ばない方がいいと思う - ジムには乗りたい 加えて、これらの主張に対するカウンターを見たこともある。「問題の所在が不明瞭」「情緒的な意見のみで代替が示されない」「人材を人財と書くような言葉遊びでは」等々。俗っぽく言えばここにあるのは、「モノ扱いしないでほしい」vs「とは言っても経営管理上はヒト・モノ・カネ・情報はリソースでしょ」という対立である。 この件について「人間をリソースと呼ぶことの問題についてアカデミックな見解・理論はあるのか」「人間をリソー

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  • Hacker Newsで自作のOSSを紹介したらRanking 1位になり一晩で+100 stars付いた - valid,invalid

    自作のRuby gemをHacker Newsにて紹介したところ、一晩でGitHub repositoriesに100以上のstarsが付いて驚いた。また、リアルタイムでは見逃したのだがHacker News Rankingで数時間1位におり、20時間ほどトップページに載っていたらしい。2024-05-26現在は落ち着いて195pt。 投稿はこちら Show HN: PBT – A property-based testing library for Ruby | Hacker News。 2024-05-22のdaily rankingでは11位だった。 何について投稿したのか pbtという自作のテストツールで、property based testingを並列実行するというアイデアを実証したもの。このツールについてはRubyKaigi 2024で発表したので興味があればそちらの記事もご

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  • 『研鑽Rubyプログラミング』を読んだ - valid,invalid

    『研鑽Rubyプログラミング 実践的なコードのための原則とトレードオフ』を読んだ。ちょっとブームに乗り遅れたけどまぁ、なんていつ読んでもいいものなので気にせず感想を書く。 研鑽Rubyプログラミング 実践的なコードのための原則とトレードオフ 作者:Jeremy Evans,角谷信太郎ラムダノートAmazon 想定読者層はあらかじめ示されているとおり中級〜上級で、Ruby初学者には厳しめ。RubyRailsでのアプリケーション開発にそこそこ慣れてきた自称中級者が読むと知識の広がり幅が大きくて良さそう*1。 同じようなレベルの層に対してよく推薦される図書として『メタプログラミングRuby』があると思うのだけど、そちらよりは平易かつ実践的な内容が多いと感じた。 具体的にはDSLやプラグイン機構の作り方など、ふだんのWebアプリケーション開発業務でしょっちゅう書くわけじゃないけど、書き方を知っ

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  • 状態、結合、複雑性、コード量の順に最適化する - valid,invalid

    There’s No Such Thing as Clean CodeのHacker Newsコメント経由でコードやシステム設計・最適化についての良いコメントを見つけた。どうやらHacker Newsで何度も引用されているらしいが日語で言及された記事が見つからなかったので取り上げてみる。 コメントは2016年のSandi MetzのThe Wrong Abstractionに関するもので、発言者のcurun1rいわく「私は設計の優先順位をこの順序で学習することで、優れた開発者になれた」。*1 4つの基準と優先順位のガイドライン 状態 > 結合 > 複雑性 > コード量 私は状態 (state)、結合 (coupling)、複雑性 (complexity)、コード量 (code) の順に削減することでコードを最適化する。 コードがよりステートレスになるなら、結合を増やすこともいとわない 結

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  • 無職を経てSmartBank, Inc.に入社しました - valid,invalid

    掲題の通り、SmartBank, Inc に入社しました。 From: Quipper, Inc. To: SmartBank, Inc. smartbank.co.jp 2021 in review - valid,invalidに書いたとおり転職は2020年の出来事で、入社日は 2020-08-01。2021 の間違いではなく 2020 である。入社してから半年程度はステルスでプロダクト開発を行っていたため書くきっかけを見失ってしまい、以降ずっと執筆をサボっていた。 当記事は入社後 1 年半の振り返りではなく2020年のオファー受諾時や入社時に何を考えていたかを主に記述する。(が、結果として当時の期待やオファー受諾の決め手が概ね間違っていなかったことを追認することになった) 入社までの経緯 無職 前職の最終出社を終えたあと無職をしていた。有給消化だけでなく当の無職期間を合わせて計 4

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  • バックエンド Web API に管理画面/管理機能を追加するアーキテクチャパターン - valid,invalid

    プレゼンテーションレイヤ、いわゆるフロントエンドがクライアントサイドで実装・実行されるアーキテクチャ (注 1) において、管理画面/管理機能をあとから追加する際にどのような実装パターンがあるのかを整理してみます。 注 1: Presentation Domain Separation の実践の中でも、物理的にプレゼンテーションロジックとドメインロジックを分離しているアーキテクチャです。 用語の整理 プレゼンテーションレイヤ 三層アーキテクチャにおける、システムの利用者へユーザインターフェイスを提供する層です。記事では"フロントエンド"とほぼ同義で使います。 OSI 参照モデルの第六層ではないです。 バックエンド Web API とは プレゼンテーションを持たない Web API (HTTP プロトコルを用いてネットワーク越しに呼び出すアプリケーション) とします。 プレゼンテーションレ

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  • "まともなステージング環境"を考える - valid,invalid

    まともな(信頼できる)ステージング環境を用意できてるウェブ系企業、肌感だけど5%以下という印象— たにみち (@ttanimichi) 2018年8月20日 このツイートを見て弊社は5%に入れるかどうかを考えてみたいと思った。 が、そもそも何をステージング環境と呼ぶか、何をもって"まとも(信頼できる)"と言えるのかわからないのでそこから考えてみた。 ステージング環境とは 記事中では「アプリケーション、システムの動作や表示を試験するための環境」とする。 試験の対象は機能・性能・外部連携などの多岐にわたる。また、試験を行うのはサーバサイド開発者、クライアントサイド開発者、デザイナー、カスタマーサポート、プロダクトマネージャ etc.…と、これも多岐にわたる。 まともであるために、ステージング環境で実現したいこと 少なくとも自分の感覚では、以下を実現できるのであれば良い開発体験(Develop

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  • 2年半のエンジニアリングマネジャー経験から学んだこと - valid,invalid

    2017年6月〜2020年3月まで、Quipperという会社でEngineering Managerをやってみての振り返りです。 ここ数日こつこつと退職エントリを執筆していたのですがこのセクションが長くなりそうだったのと、単体で読まれても良さそうなので1エントリとして切り出しました。*1 マネジャーになった背景から失敗から学んだことから思いついたことをぐだぐだ書いていきますがはっきり言って個人の日記レベルなので野暮なツッコミはなしでお願いします。*2 というかこれは個人の日記ですよ〜。(ここまで防衛線) マネジャーになった背景 / 当初の役割 記憶が確かであれば2016年頃にQuipperにも評価制度が導入されたのですが、当時すでに世界に数拠点あったためCTO@Londonが全員を評価するのは難しくなっていました。可能な限り現地オフィスで現地メンバーを評価したほうが納得感も高い、ということ

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  • C言語でSQLiteのクローンを作るチュートリアルやった - valid,invalid

    2019年12月の冬休みに1週間程かけて"Let's Build a Simple Database"という、C言語でSQLiteのクローンを作るチュートリアルをやりました。この存在を教えてくれた同僚に感謝 :pray: cstack.github.io チュートリアルの内容 Richard Feynman先生の“What I cannot create, I do not understand.”という言葉が掲げられているように、データベースを作ることでデータベースをより深く理解することに主眼が置かれているチュートリアルです。 これは重要事項説明かつタイトル詐欺に関する謝罪なのですが… 残念ながらこのチュートリアルは完成しておらず、Part 13が2017-11-26に公開されたのを最後に更新が止まってしまっており、以下の13章しかありません。 Part 1 - Introduction

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  • 『みんなのデータ構造』でデータ構造の基礎を学んだ - valid,invalid

    データ構造とアルゴリズムの学習の一環として『みんなのデータ構造』を読んだ。これまでで最も良いデータ構造の学習になった。 みんなのデータ構造 作者:Pat Morin発売日: 2018/07/20メディア: 単行(ソフトカバー) 日語訳がWebで公開されているので気になる方は無料で読める。が、著者や訳者や出版社応援の意味も込めて購入すると良いと思います。また、ラムダノート社のサイトから買うと紙書籍と電子書籍のセットがお得。 内容 データ構造とアルゴリズムに関連するはアルゴリズム寄りのものが多いが、データ構造に焦点を当て続けていることが書の特色。 内容の依存関係 p.21より 大学の教科書のように、正確性を優先したハードコアな内容。 アルゴリズムの内容も少しだがある。「11章 整列アルゴリズム」ではそれまでの章で学んだデータ構造がどのように使われるかを一瞥でき、「12章 グラフ」では深

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  • 半年間、自分を騙しながらアウトプットに積極的になってみた - valid,invalid

    この半年間はソフトウェアエンジニアとしてのアウトプットに積極的になるよう意識的に行動してみたので振り返ってみます。長くなってしまったので3行でまとめるとこんな感じです。 成長と刺激を求めて OSS contribution や登壇やイベント運営を頑張ってみた 成長したかはわからないが、知り合いが増えたりして刺激を受けることが多くなった これからも続けていくが持続可能なペースにしたい この半年間、登壇とかイベント運営とかに積極的になるよう"試験運用-セルフコントロール-"してきたのでそろそろ振り返ってまとめたい— 広島の粗大ゴミ (@ohbarye) 2018年9月27日 だいたい2018年上半期の話ですが一部期間外の話もあります。 なぜアウトプットを増やすか 唐突ですが、現職では日常の業務を漫然と続けるだけで成長するフェーズは終わったのかなぁと思っています。新しく何ができるか、何をすべきか

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  • #iOSDC で『サブスクリプションサービスにおけるIn-App Purchase再考』という発表をしてきました

    iOSDC 2018 に参加しています。また、3日目の9/1に『サブスクリプションサービスにおけるIn-App Purchase再考』という発表をしました。 iosdc.jp 発表 資料 サーバサイドエンジニアとして In-App Purchase (IAP) とその他の決済手段を開発・運用してきた経験をもとに IAP を考えなおす、という内容です。 今回は比較する軸を「決済ゲートウェイ」としました。 決済ゲートウェイとしての機能・性能・サービス・サポート面においてAppStoreを選ぶことにはどのようなメリット・デメリットがあるのか。また、IAPを選択する前、運用する中ではどのようなことを考慮しなければいけないのか。これらの観点について考えてみました。 15分で63枚というボリュームになってしまったので発表では以下を省略しました。気になる方は資料でご確認ください。 開発〜テストまわりの比

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  • 最近の構成 (backend: Rails + PostgreSQL, frontend: React + TypeScript) を docker-compose で立ち上げる boilerplate 作った - valid,invalid

    TL;DR 現プロジェクトと近似した構成で素振り出来るよう Rails + PostgreSQL による backend と React + TypeScript による frontend を docker-compose で立ち上げる boilerplate 作ったhttps://t.co/iCqMc2TWrD— 広島の粗大ゴミ (@ohbarye) 2018年7月7日 github.com Motivation 最近は "Backend developer" と名乗ろうが "Frontend developer" と名乗ろうが、web application を開発するエンジニアとして求められる知識は広範囲にわたることを、改めて実感しなおしている。 自分の経験でいえば、ここ数年は Rails エンジニアとしてやっているのだが、最近は React.js と TypeScript による

    最近の構成 (backend: Rails + PostgreSQL, frontend: React + TypeScript) を docker-compose で立ち上げる boilerplate 作った - valid,invalid
  • 休日の成果を手放しに称賛しない - valid,invalid

    土日祝日などの勤務時間外にがんばって出した成果を「やっていき」「圧倒的当事者意識」などと手放しに称賛しない方が良いと思っている。 「いやー土日にがんばるなんてスゴイっすね〜〜〜」と褒められて気分良くなったりするんだけど往々にしてそもそも実現不可能なスケジュールの帳尻合わせに加担してしまっていたりする。そういうのは個人の頑張りで巻き返すのではなくいっそ破綻させた方が全体の教訓になるので好ましい。 こういう振る舞いを迂闊に繰り返すとだんだん周囲の期待値も変わってきて「休日で巻き返せる/巻き返してくれるからいっか」「今週末は働いてくれなかったのか…」となってくる。*1 ボランティア精神に近い個人の貢献は当たり前ではないことを共有し続けないといけない。 誤解しないようにしたいのが問題なのは「やり方」であって「出した成果」それ自体は尊いということ。「休日に対応したからゴミ」みたいなことは、ない。平日

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  • ソフトウェアの世界での slug / スラグ / スラッグの意味 - valid,invalid

    かつての自分と全く同じ気持ちを持った質問者によるurl - What is the etymology of 'slug'? - Stack Overflow('slug' の語源は?)が気に入ったので抄訳。 python - What is a "slug" in Django? - Stack Overflowよりも質問の仕方が良い。 ちなみに今の自分が「'slug' ってなに?」と聞かれて説明するなら「ヒューマンリーダブルな ID」あたりが妥当な回答だろうか。 Q: ‘slug’ の語源は? ‘slug’ は特筆すべき理由のない言葉なのか、それともやはり何らかの意味がある言葉なのでしょうか?あるとき私は会話の中でこの言葉を使用したのですが、「なぜ ‘slug’ って呼ばれているのか」と聞かれたときに私も意味を理解してないと気づきました。 もちろんそれがどのように使われているかは知って

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