スタートは定年退職、ゴールは昇天というユニークな「すごろく」が30段の新聞広告として出稿された。旭化成ホームズ へーベルハウス「老後すごろく」だ。 「すごろく」で老後の選択肢を提示 このすごろくを制作したのは、博報堂ケトル クリエイティブディレクター 橋田和明さん、博報堂 コピーライター 吉岡丈晴さん、同アートディレクター 柿崎裕生さんの3人。 2012年に同社「2.5世帯住宅」の広告を担当後、3人は不定期ながらヘーベルハウスの広告を制作している。企画は基本的に3人で行い、アイデアはみなで出し合い、その後ブレストし続け、プレゼン前日に一気につめるというスタイルだ。「へーベルハウスさんの場合、長年にわたる研究成果やデータが蓄積されており、そこには圧倒的に強いものがある。だから僕らは余計なことはせず、いただいた課題に対してどこに着目したか、そこからどういう筋道を描いたのかをシンプルに企画書にま