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ブックマーク / mag.sendenkaigi.com (37)

  • クリエイターの熱量が広告のクリエイティブを変える | ブレーンデジタル版

    いま世の中で話題になっているCMをつくっている人たちはどのように企画を考え、映像を作り上げているのか。今回は、話題を集めたライザップのCMなどを手がけたBLUEとGREEN 今永政雄さんです。 「なんちゃってCD」から転身 足立:最初に入社したI&S BBDOでは、どんなキャリアからスタートしたんですか。 今永:美大を卒業してデザイナーとして採用され、後にAD、そしてCDになりました。僕はADの頃から職種の垣根を感じていなくて、CMの仕事が来ると自分で企画も考えていました。上にCDはいたものの、僕が人の話を聞かないからつかなくなってしまい、自称「なんちゃってCD」として企画もデザインも全部やっていました。 足立:自称「なんちゃってCD」から格的にCDへと転身するきっかけは? 今永:電通に転職して日コカ・コーラの仕事を担当したとき、これまで自分がやってきた「なんちゃってCD」と、当に責

    クリエイターの熱量が広告のクリエイティブを変える | ブレーンデジタル版
  • クリエイターが構想から参画 日本初の本格瞑想専門スタジオ | ブレーン 2018年9月号

    「日初の格瞑想専門スタジオ」を謳い、6月に新宿にオープンした「muon」。スタジオ空間およびアプリ、映像など一連のクリエイティブディレクションを、GLIDERが担当している。 日の瞑想のドメインを取りに行く ほの暗い通路を進んだ先にあるのは、瞑想状態に向けて心を整えるラウンジスペース。白湯を飲み、特別調合のアロマで準備を整えてスタジオに入ると、暗闇の中には何もの光る柱が立っている。柱と向き合うように専用のクッションに座ると、音声ガイダンスの声と呼応するように光が変化し、瞑想体験に誘われていく──。 新宿駅西口にオープンした「muon」は、全国でヨガスタジオを展開するヨギーが新たにスタートした瞑想専門スタジオだ。同社社外取締役でニュージーランド在住の四角大輔さんからGLIDERの志伯健太郎さんに声がかかり、CDとして開発チームの一員に参加することになったという。 「ニューヨークには、

    クリエイターが構想から参画 日本初の本格瞑想専門スタジオ | ブレーン 2018年9月号
  • 新幹線誘致をフックに加賀への関心高めるPRプロジェクト | ブレーン 2017年11月号

    「加賀市新幹線対策室」の熱血漢の室長らが2023年の北陸新幹線誘致を目指すドラマ仕立てのムービーが公開され、話題を集めている。このムービーの誕生した背景には、地方動画をパブリックな関心事に転換するための戦略があった。 新幹線というパブリックな話題の波に乗る 石川県加賀市はプロジェクトムービー「加賀市新幹線対策室 Season1」を8月末に公開した。2023年に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸するが、加賀温泉駅はその中間停車駅の最終候補に残っている。ムービーは加賀市新幹線対策室長の加賀停太郎と所属メンバーが、全便停車の実現に向けさまざまなアイデアを出していくドラマ仕立てのストーリーだ。室長以外のメンバーは加賀市民や市職員が出演している。ムービーのサブコンセプトは「金沢みたいになりたい」で、自虐的な内容を全力で演じ、注目を集めている。 そもそもの加賀市からの依頼は「加賀の温泉をテーマに、PR

    新幹線誘致をフックに加賀への関心高めるPRプロジェクト | ブレーン 2017年11月号
  • 黒が際立つスターフライヤーのブランド広告 | ブレーン 2017年10月号

    スターフライヤー/輝く人の、スターフライヤー ポスター プロダクトやサービスを一方的に打ち出すのではなく、ユーザーがリアリティをもって輝く自分の姿を投影できるブランドイメージを設計しました。ファッショナブルなトーンでモノクロの世界観を確立し、機体の黒を際立たせるために、ネガポジを反転したかのような表現に挑戦しました。スターフライヤーのご担当の方の強い想いが、このビジュアルの原動力となりました。 (博報堂 アートディレクター 小杉幸一) 企画制作/博報堂 CD/梅村太郎 AD/小杉幸一 C/木村透 D/赤沼夏希 撮影/岡祐介 PR/星美津穂

    黒が際立つスターフライヤーのブランド広告 | ブレーン 2017年10月号
  • デザイナーとして、日々怠ってはいけないこと | ブレーン 2017年9月号

    昨年から今年にかけて、設立から10年目を迎えたデザインオフィスやクリエイティブエージェンシーが多く見られます。10年前に独立した人はどんな背景から、どんなことを考えて、自分の場所を築いたのか。そして、この10年の間にどんな変化があったのか。第7回目は、6Dの木住野彰悟さんにお話をお伺いました。 6D 木住野彰悟(きしの・しょうご) 1975年東京都生まれ。1996年廣村デザイン事務所で廣村正彰氏に師事。2007年6D設立。2016年D&AD(ロンドン)グラフィックデザイン部門審査員を、同年より東京工芸大学 准教授(芸術学部 デザイン学科)を務める。 Photo:Kenichi Shimura/parade/amanagroup for BRAIN ──10年前に独立した理由は? 僕が働いていた廣村正彰さん率いる廣村デザイン事務所は、基的にデザイナーは全員独立するという方針で、「30歳くら

    デザイナーとして、日々怠ってはいけないこと | ブレーン 2017年9月号
  • 後からジワジワと効いてくる中毒性のある映像 | ブレーン 2017年8月号

    電気グルーヴ「Fake It!」 (ディレクター:田中秀幸) 「面白い映像がある」と、大学生のときに先輩から見せてもらったのが、ケミカル・ブラザーズ「Star Guitar」でした。ひたすら電車の窓からの風景が映っているだけのMV。一度見ただけでは、何が面白いのか全くわかりませんでした。もう一度再生して、なにか仕掛けがあるはずと注意して見ていたら、音楽と風景が完全にシンクロしていることに気づき、衝撃を受けた記憶があります。 ディレクションしたミシェル・ゴンドリーによるメイキング映像を見ると、オレンジやビデオテープ、、コップ…など、身近なもので、車窓と同じようにモノが音とシンクロするように画面に現れては見切れて、また現れては…という構造のビデオコンテを作り、シミュレートしていました ...

    後からジワジワと効いてくる中毒性のある映像 | ブレーン 2017年8月号
  • どんなときもワンキャッチ、ワンビジュアル | ブレーン 2017年6月号

    時代が変わっても変わらない広告コピーの質や作法はどんなところにあるのか。第二回目は、一倉宏さんに波間知良子さんが話を聞きました。 コピーを書く前にイメージする 波間:一倉さんは以前に「コピーをつくるときは、最初にイメージを掴む」とお話しされていましたが、具体的にはどのようなことをイメージしているんでしょうか。 一倉:スポーツ選手が行うイメージトレーニングに近いかもしれない。スケートの選手が飛びたいジャンプをイメージするような感じでしょうか。コピーライターもいきなり書きはじめるのではなくて、先に「何を書いたら成功なのか」のイメージを持つ必要があります。そこがきちんとできれば、あとは定着すればいい。数をたくさん書くことよりも、まずはこの作業が大事だと思っています。 波間:私も最近は時代背景や自分の経験との接点をふまえて、イメージを持つことが大事だと何となく思いはじめたところです。そうすると、

    どんなときもワンキャッチ、ワンビジュアル | ブレーン 2017年6月号
  • 知っておきたい!コーポレートブランディングの成功事例6選 | 宣伝会議 2017年5月号

    コーポレートブランディングを着実に行うことで、社内外の理解を得られ、自社ブランドのファンが生まれる。優れたコーポレートブランディングの事例を紹介します。 case 01 グロービス 法人向けの研修やコンサルティング、経営大学院、ベンチャーキャピタル、ビジネス書籍の出版、学びのコンテンツ「GLOBIS知見録」など。"経営に関する「ヒト」・「カネ」・「チエ」の生態系を創り、社会の創造と変革を行います"というグロービスビジョンが、そのまま事業として体現されています。理念も浸透しており、社員の皆さまがイキイキしています。お手のような質的な経営で、ユニークなブランド構築を実現されていると感じます。(パラドックス 鈴木祐介氏) case 02 クラスコ 金沢に社を置く老舗不動産会社。「老舗だから」という守りの姿勢が一切なく、実験精神にあふれ、他社に先駆けた取り組みも多い同社。「フラスコ」と「暮ら

    知っておきたい!コーポレートブランディングの成功事例6選 | 宣伝会議 2017年5月号
  • アートディレクター小杉幸一氏に聞いた「色は言葉で考えよう!」 | 宣伝会議 2014年9月号

    ビジュアルの持つ要素の中でも、瞬間的に受け手の印象を決めてしまう「色」。活用できれば結果を出す近道になるが、感覚的で難しいとも思われがち。博報堂のアートディレクター 小杉幸一氏は、「色=言葉と考えれば、色がもっと身近なものになる」と話す。 言葉から色を考える 表現したい印象を言葉で表し、それを色に置き換えてみた例。それぞれの言葉が色の何を示しているかが分かると、改善すべき点が一気に分かりやすくなる。 基さえ知れば 色は自分の武器になる 「一般的な色の仕組みや意味を知れば、色を自在に武器として使うことができます。感覚的だから関係ないと思わずに、あらゆる色には使う理由がある、ということから知ってもらえたら」。サッカーの試合に出るのに「ヘディング」や「シュート」という言葉を知らずにプレーができないように、色に関する基的な知識を知ることは制作物をディレクションする上で大事だと博報堂のアートディ

    アートディレクター小杉幸一氏に聞いた「色は言葉で考えよう!」 | 宣伝会議 2014年9月号
  • ドラえもんの世界を広げるポスターデザイン | ブレーン 2017年5月号

    東宝/映画ドラえもん「のび太の南極カチコチ大冒険」製作委員会 「映画ドラえもん『のび太の南極カチコチ大冒険』」ポスター ドラえもんは、もっと、いろんな人から愛される、憧れられる存在になってほしい…日のミッキーマウス的な存在になってほしい…その思いで作りました。今回、映画自体も、ストーリー、色使い、構図など新しい挑戦に取り組んで、制作されています。それに応えられるようなポスターになれば、と制作しました。ぜひ、映画もご覧ください。 (WATCH アートディレクター 浜辺明弘) 企画制作/アサツー ディ・ケイ+WATCH+catch CD+AD/浜辺明弘 C/福部明浩(上段左を除く) D/佐藤里奈、中嶋達也(ロゴデザイン) I/ヒョーゴノスケ、丹地陽子 PR/土肥直人 AE/後藤正太郎 掲出/新宿(2/27~3/5)、六木、スカイツリー下

    ドラえもんの世界を広げるポスターデザイン | ブレーン 2017年5月号
    mt-KAMI
    mt-KAMI 2017/04/09
    “丹地陽子”[ブレーン][ドラえもん]
  • 日本で最も優れたダイレクトメールを表彰、第31回全日本DM大賞入賞作品決定 | ブレーン 2017年5月号

    郵便が主催する、第31回全日DM大賞の入賞作品が決定した。数多の応募の中から、ここではグランプリ、金賞、銅賞、日郵便特別賞に選ばれた作品を紹介する。 グランプリ 大兼工務店 ミニ新居 新居完成記念の飛び出すカード 地方の注文住宅市場では、クチコミや紹介が商談に結びつくケースが多い。特に既存顧客の知人や友人は非常に有望な見込み客となる。滋賀県東近江市で公共工事やビルの建設から、注文住宅の新築・リフォームまで、地域に根差したまちづくりや家づくりを行っている大兼工務店でも、何とかそこにアプローチしたいと考えていた。 しかし、既存顧客から知人の情報を得て、直接アプローチするのは難しい。特に、工務店や住宅メーカーには、モデルハウスをのぞいただけで、何度も営業をかけてくるといった、マイナスのイメージがあることもハードルになっていた。 そこで、制作したのが飛び出すカード「ミニ新居」だ。「ミニ新居

    日本で最も優れたダイレクトメールを表彰、第31回全日本DM大賞入賞作品決定 | ブレーン 2017年5月号
  • 日本文化を新たな形でプロデュースする | ブレーン 2017年3月号

    伝統工芸や日文化などを再編集し、新たな視点から提案する丸若裕俊さん。国内外の文化とコミュニケートしながら、常識にとらわれない数々の挑戦を続けている。 日文化を再編集 日の伝統技術に魅せられるも、市場や作り手自身に正当な評価がされていないと感じた丸若さん。自身が素晴らしいと思った伝統工芸や日文化の魅力を「日人」として、海外にコミュニケートするために2010年、丸若屋を創業。海外にも日と同じぐらい素晴らしいものはあるが、その中で日が認められるのは、道具を来の役割としてだけではなく …

    日本文化を新たな形でプロデュースする | ブレーン 2017年3月号
  • 広告に登場する「女性」 本当にそれでいいの? | ブレーン 2017年3月号

    ここ1,2年、女性を登場させた広告で「炎上」が相次いでいる。ジェンダーの意識が世界的に大きく変わる中で、広告の表現にはどんな変化が求められているのか。ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパンの調査チームに聞いた。 自信のなさでは世界トップクラス? 日女性のインサイトを読み解く ジェイ・ウォルター・トンプソン(JWT)は、「グローバル女性指標-Women’s Index」プロジェクトの一環として、アジア9カ国を含む世界16カ国で7500人以上の女性を対象とした意識調査を2016年一年間かけて実施、発表した。 その結果明らかになったのは、日人としては『ゆゆしき』 事態とも言うべき、世界からかけ離れた日女性の意識だったという。例えば、世界の70%以上の女性が、「今の時代ほど女性にとってよい時代はない」と感じているが、日の女性はわずか43%に留まっている(図1)。また、「私は配偶者・パート

    広告に登場する「女性」 本当にそれでいいの? | ブレーン 2017年3月号
  • ジュリアン・オピー展、畠山直哉 写真展ほか今月の展覧会 | ブレーン 2016年12月号

    畠山直哉は、石灰石鉱山や工場、都市のビル群や地下空間など、自然・都市・写真のかかわり合いに主眼をおいた一連の作品を制作。彼の作品には、普段見ることのできない場所の、壮大で、ときには畏怖を感じさせるような光景が写し出されている。展のタイトルは、物事にすぐ白黒をつけようとすることに注意を促す寓話『まっぷたつの子爵』に由来。物事を無理矢理まっぷたつに分けてしまえば、成り立たなくなってしまう、それが風景に対しても言えるという仮説のもとに展示を構成。東日震災以降、変貌する故郷・陸前高田を撮影し続けてきた彼の「風景」には、過去からの大きな断絶、そして、未来の「風景」への気配がある。 せんだいメディアテーク6階 ギャラリー4200

    ジュリアン・オピー展、畠山直哉 写真展ほか今月の展覧会 | ブレーン 2016年12月号
  • クリエイティブなアクションが町を変えていく | ブレーン 2016年11月号

    昨年9月、高知県 佐川町のクリエイティブディレクターに就任したissue+design(博報堂)の筧裕介さん。人口1 万人3千人の町にデジタルファブリケーションの工房を開設し、作り手を育成するプログラムを実施するなど、新しい取り組みを次々と進めている。 デザインとデジタルで産業を盛り上げる 「総合計画を住民と一緒につくりたい」。そう言って、佐川町の堀見和道町長がissue+ designの筧裕介さんの元を訪れたのは2013 年末のこと。それから2 年あまりが経ち、2016年4月、佐川町の総合計画『みんなでつくる総合計画』が完成した。 この総合政策には、25の佐川の未来像が提示されている。「まちまるごと植物園」「みんなの寺子屋」「さかわ戦隊キコリンジャー」など。佐川町で全18回のワークショップを行い、そこから457のアクションを考案、それを25の未来像に落とし込んだものだ。 佐川町は「自伐型

    クリエイティブなアクションが町を変えていく | ブレーン 2016年11月号
    mt-KAMI
    mt-KAMI 2016/10/21
    [[design] [][地域] [地方]]
  • 好感度1位を独走する「何でも言える便利なフレーム」 | ブレーン 2016年10月号

    「そうなの!?」「知ってる!」のフレーズが耳に残る東急リバブルの親子シリーズCM。現在3年目に突入し、知名度と好感度を業界トップに押し上げた。企画者の松尾卓哉さんが語る、どの商品にも共通するCM制作のセオリーとは。 親子の立場を反転させるエンターテインメント お笑い芸人の山口智充(ぐっさん)演じる父親が子どもたちにトリビア(雑学知識)を披露する東急リバブルのCMシリーズは今年3年目に突入した。クスッと笑える親子の会話は、東急リバブルの好感度を圧倒的な業界1位(CM INDEX調べ)へと導いた。 17(ジュウナナ)の松尾卓哉さんがこのCMを企画した当時、東急リバブルは業界3位の大手でありながら、関東エリア以外の地域では、全国展開する不動産会社であることさえ知られていなかった。松尾さん自身も社名こそ知ってはいたが、業界3位と聞いて驚いた。「こうした情報をトリビアとして届ければ、CMを見る人にも

    好感度1位を独走する「何でも言える便利なフレーム」 | ブレーン 2016年10月号
    mt-KAMI
    mt-KAMI 2016/09/10
  • コピーには人柄があらわれる | ブレーン 2016年8月号

    愛だろ、愛っ。 サントリー ザ・カクテルバー/1994年 ○C/佐倉康彦 一、二 サントリー ウーロン茶/2004年 ○C/安藤隆 あのウイスキーはサントリー角瓶だった。 サントリー 角瓶/1990年 ○C/中山佐知子 虎に柄があるように、人にも人柄がある。そして、人がつくる以上、コピーには人柄があらわれると思っています。 ザ・カクテルバーという商品のコピーがどうして「愛だろ、愛っ。」になるのか。原料に愛が入っているから?いやいや、そんなわけない。ターゲットの若者像や時代背景の中になにかのヒントがあるのかもしれませんが、それでも最後は佐倉さんが「愛だろ、愛っ。」と思ったから、としか説明ができないと思います。答えは作者の頭の中にしかない。昔、デスクの上に無造作に置かれた佐倉さんのメモをちらりと見たことがあるんですけど、コピーになる前の言葉の萌芽が無数に殴り書きされていました。佐倉さんの頭の中

    コピーには人柄があらわれる | ブレーン 2016年8月号
  • 社員から生まれた「働き方ビジョン」を具現化したデルフィスのオフィス | ブレーン 2016年5月号

    トヨタ自動車100%出資のマーケティングサービスカンパニーであるデルフィスが、トヨタ九段ビルから同じ千代田区内のワテラスタワーに移転したのは昨年9月。移転の目的は3つ。機密管理の強化、新しい働き方に合わせたオフィスの実現、そしてグループ会社の設計機構、デルフィス・インタラクティブとのオフィス共有だ。 移転プロジェクトが立ちあがったのは2014年の終わり。働き方改革委員会を立ち上げ、新しい働き方のコンセプトを名古屋支社も含めた全社横断メンバーで議論した。その内容が「Crossover(役割を超える)」「Collaborate(協力、チームワーク)」など8つの単語による働き方ビジョン「C’s」に集約され、設計思想となった。 新オフィスは10階がワークスペース、9階が会議室となっている。セキュリティを大幅強化する一方で、10階のワークスペースにはグループアドレス(部門単位のフリーアドレス制)を採

    社員から生まれた「働き方ビジョン」を具現化したデルフィスのオフィス | ブレーン 2016年5月号
  • 段ボールの概念を変える、新しい財布のかたち | ブレーン 2016年6月号

    段ボール製の財布を作る活動で、自身のブランドCarton を立ち上げたアーティストの島津冬樹さん。すぐに捨てられる存在の段ボールの地位向上を目指し日々、財布の制作、販売、ワークショップなどを行っている。 捨てられるものから価値あるものへ 島津さんが段ボールで財布を作りはじめたのは大学2年生の頃。当時新しい財布を買う余裕がなく、部屋の片隅に置いてあった段ボールで自作したところ、その利便性の高さに驚いた。環境に優しく、ある程度の強度も備わっており、安価で入手も容易。しかも軽量で加工も簡単にできる…。この素材の可能性、素晴らしさをもっと広く知ってもらいたいと、段ボール財布のブランドCarton(仏語で段ボールの意)を立ち上げた。「来、運搬目的のみで使われる段ボールですが、無機質なデザインを注意深く見ると、グラフィックもきれいに印刷され、実によく作られています。多くの段ボールはその素晴らしさに気

    段ボールの概念を変える、新しい財布のかたち | ブレーン 2016年6月号
  • 4つのヒット動画、話題になった理由を分析 | ブレーン 2016年5月号

    なぜ“あの動画”は話題になったのか。「感情トリガー」と「PR IMPAKT®」を使って、鬼ムービーに検証してもらった。 CASE STUDY #01 メイド100人 魅せパンリレー 100 Sizzling Japanese maids in Action メイド100人×アイドル×アクロバティック 世界中からYouTubeにアクセスできることを考えると、外国人に人気の日のエンタメ要素を入れ込むことは、オンライン動画のヒットの鉄則だ。これはその先駆け。 メイドたちが、想像もしないようなアクロバティックな動きをすることで、視聴者の「信じられない」という感情を刺激する。さらに、アクションの演出を振り切ったものにすることで、「セクシー」要素も付加されている。もちろん、このアクション性はノンバーバルなので、海外でも伝わりやすい。 IMPAKTから見ると、「こんなメイド今まで見たことない」というM

    4つのヒット動画、話題になった理由を分析 | ブレーン 2016年5月号