アニメ製作会社大手のGDHは、平成19年3月期(18年4月から19年3月)の中間及び通期の業績予想の修正を発表した。 新たな業績予想は大幅な下方修正となり、中間期の連結売上高は当初予想の57億円から47億円に引き下げられた。また、これまで3億2000万円とされていた経常利益は8億5000万円の経常損に、1億8400万円とされていた中間純益は8億5000万円のマイナスとなり、ともに赤字に転落した。 さらに通期予想では売上高110億円は85億円、経常利益は6億200万円から16億円のマイナス、当期純利益は3億4500万円から16億円のマイナスに引き下げられた。 このため19年3月期に同社の決算は、中間期、通期で経常利益、純利益ともマイナスになることが見込まれる。 GDHによれば今回の業績修正の理由は、ビデオグラム(DVD・ビデオ)の発売収入、版権収入が減少したこととキッズ・映画事業の売上高