人気漫画「黒子のバスケ」をめぐって作者に恨みがあるという人物から、毒入りの菓子を店頭に置いたとの封書がコンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区)に届いていることがわかった。同社は15日、店頭から玩具つき菓子「ボイコレ 黒子のバスケウエハース2」の一時撤去を始めた。 黒子のバスケは、週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中のバスケットボールを題材にした漫画。この漫画に関連するイベントの中止を求める脅迫事件が昨年から各地で相次いでおり、警視庁は一連の事件との関連について捜査を始めた。 セブン―イレブン・ジャパンの説明では、封書は15日までに郵送で届き、文面は菓子に毒を入れたという趣旨だった。名指しされた玩具つき菓子はこの漫画の関連商品で、キャラクターカードが入っている。全国約1万6千店舗のうち、約1500店で取り扱いがあるという。 一方、関連とみられる手紙は菓子の製造元や報道