28日は広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、日光が屈折して光の輪のように見える「かさ」の目撃情報がNHKに相次いで寄せられました。 この「かさ」の目撃情報が三重県や岐阜県、それに富山県や長野県などの視聴者からNHKに相次いで寄せられました。 中には「かさ」のほか、上空の雲が赤や黄、それに緑などの色に分かれて見える「彩雲」と見られる現象の目撃情報もありました。 このうち、山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳連峰の標高およそ1500メートル付近で撮影された映像には赤や緑の「彩雲」と見られる現象に加えて、真上には「かさ」がはっきりと確認できました。 撮影した和田正三さん(77)は「妻と一緒に歩いている時に気付いて、びっくりしてすぐに撮影を始めました。令和のスタート直前に珍しい現象を見ることができて、さい先がいいなと思いました」と話していました。