大阪で活躍していた外資系のコンサルティング会社と契約をしていた数社の大企業が「少しも当たらないじゃないか」「役に立たないではないか」ということで、悪評が立ったことがあります。 しかし、これは経営コンサルティング会社の責任とはいえません。経営コンサルタントの使い方を承知していなかった経営者、社長の責任であるということです。 コンサル会社を使うこと自体は良いこと 筆者は経営コンサルティング会社を使うことは良いことだと思います。コンサルタントを活用するのは、松下幸之助が繰り返し語っていた「衆知を集める」という観点からみても悪いことではありません。しかし、その経営コンサルティング会社の出してきた報告書、結果を、あたかも神を信じるがごとく、そのまま、自社の経営戦略に組み込んでしまう会社が多いのが実情です。これは愚かなことです。経営者でありながら経営を知らない。まさに経営者として失格と言わざるをえませ
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