形は武骨で色は白一色――。そんな医療機器のイメージが変わりつつある。人間工学に基づいた形状や木目調デザイン、さらには黒色の医療機器も登場している。根底にあるのはいかに患者に優しく、心理的不安を和らげることができるかという発想。高齢化が進む中、検査や治療への嫌悪感を取り除く重要性が高まっており、本来の性能に加え、デザインも含めた機器全体での開発を考える流れが広がっている。「音がうるさく、空間は狭
形は武骨で色は白一色――。そんな医療機器のイメージが変わりつつある。人間工学に基づいた形状や木目調デザイン、さらには黒色の医療機器も登場している。根底にあるのはいかに患者に優しく、心理的不安を和らげることができるかという発想。高齢化が進む中、検査や治療への嫌悪感を取り除く重要性が高まっており、本来の性能に加え、デザインも含めた機器全体での開発を考える流れが広がっている。「音がうるさく、空間は狭
大阪府阪南市の酒造会社「浪花酒造」が、製造・販売する日本酒に実際とは異なる銘柄のラベルを貼って販売していたことがわかった。 安い酒に「大吟醸」などの高級品のラベルを貼っていたほか、「高い酒に安い酒のラベルを貼ることもあった。品切れになった時、商品を確保するため場当たり的にやった」と同酒造は説明。1月以前に製造した商品の自主回収を始める。 同酒造によると、不正表示は大阪国税局の調査で発覚した。自主回収の対象は大吟醸、吟醸酒、純米酒など6種類。在庫がない銘柄の注文があった際、瓶に別の銘柄のラベルを貼って出荷しており、5年前から繰り返していた。こうした不正表示は年間1000本に上っていたという。 また新酒を造る際には、味の調節のため同じ銘柄の古い酒を少し混ぜていたが、足りない時は別の銘柄を混ぜていたという。同酒造は江戸中期の1716年創業。年間20万本を生産し、自主回収対象の6種類はうち3割を占
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