お気づきの方も多いと思うが、私は自分のホームページの文章や、掲示板に書き込む文章で、読点に「、」を使っている。 これは、現役の国語教師としては「ちょっとマズイこと」なのである(^^;) 言葉の表現が乱れていると問題になっている昨今、私たちはできるだけ正しい言語表現を使うように心がけなければならない。特に児童生徒の見本となるべき教師は、どのような表現が標準であるかをきちんと知り、それに合った表現をすべきである。 私もそれに気をつけて、「子ども達」ではなく「子供たち」、「一人ひとり」ではなく「一人一人」など、いわゆる「正しい表現」を使うように心がけている。このことについては、うんちく講座No.168「せっかく育てた子供たちが」に詳述しているのでご参照いただきたい。 では、読点についての標準はどうなっているのだろうか? その前に、読点ということについて、ちょっとおさらいをしておきたい。 読点は「