廃村で遊ぶ 廃村から学ぶ 廃村を未来につなぐ 大見新村プロジェクトでは、京都市左京区の北部に位置する無住集落「大見村」をフィールドに、今の時代だからこそ見出すことのできる、この場所ならではの使い方、そして楽しみ方を探っています。今を生きる自分たち自身が、この場所新たな価値を見出し、通い続けること。それが800年続いた大見という歴史的な里山環境を持続させ、次の世代に手渡していくことにつながる、そう考えています。 当初は、無住化集落の活性化や移住促進を掲げていましたが、移住者が使える空き家が簡単に見つからないなどの困難にぶつかり、またそうしたことが自分たちの考える問題解決につながるかどうか活動を通して疑問をもつように変化しました。そこで現在は、無住化を解決すべき問題として捉えるよりも、街中で生きている自分たちがこの場所とどう関われるか、どんな価値をここで発見できるか、それによって自分たちがどう