cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
Web書店「MARUZEN&ジュンク堂書店ネットストア」を運営するHONは7月11日、丸善書店・ジュンク堂書店の店頭フェアの選書とPOPをWebでアーカイブ・公開する機能を同サイトに搭載した。第1弾として、全国の店舗で開催している「もしも明日自分の店が閉まるとしたら、どうしても今日売っておきたい1冊フェア」の選書とPOPの公開をスタートした。 同フェアは、全国の書店員1人1人が選んだとっておきの1冊を、思いを込めた“魂のPOP”で紹介する企画で、全国40店舗のジュンク堂書店で7月から8月にかけて開催中。フェアページでは、各店ごとの選書(合計1700冊)を紹介しているほか、書籍POP投稿サイト「bukupop」と連携し、書店員の手書きPOPを掲載した。 書籍ごとのページには、その書籍が含まれるフェアを表示する機能も備えた。検索から本にたどり着いたユーザーにフェアを紹介し、「本から本へと、お客
現在、紀伊国屋書店新宿本店で、金融日記の推薦する本とちきりん推薦本のフェアーをやっております。やっぱり本は大型書店でちょこっと立ち読みしてから買うのがいいですね。 書棚はこんな感じになっています。 今回はなんと僕のサイン本まで用意しましたw 欲しい人は新宿の紀伊國屋書店へ急げ! 地方に住んでて、どうしても行けない人のためにこっそりと推薦した本をリストしておきます。 資本主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な本。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。本棚に一冊置いておきたい最高の古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律
昨年人気だったこの企画。 2010年に読んだ本100冊の中で最も影響を受けた10冊 #10book2010 今年も、「2011年に読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう!」という@stiloくんの呼びかけに乗って、私コウスケが2011年に読んだ150冊の中から最も影響を受けた10冊をあげてみます。 順位は付けられなかったので、紹介している順番に意味はありません。 希望をはこぶ人 困難な状況にある人々を、ある老人が救う物語です。 救うといっても老人はただ、「物の見方」「広い視野に立つこと」に気づかせるだけ。 老人と話しただけで、自暴自棄になった少年が生きる希望を見出し、離婚寸前の夫婦がよりを戻し、いつもネガティブすぎて奥さんに捨てられた人がフォーカスすべき対象に気づき、傲慢な経営者が周りの人全員に謝罪します。 私が本書から特に影響を受けたのは、「まわりの人は私のどんなところを変えたいと思
去年2011年は震災がありました。戦後の高度成長の延長線上にあった世の中の仕組みが崩壊しつつあります。今年は新しい仕組みで世の中が動き始める年になるでしょう。 僕は君たちに武器を配りたい 目指す姿を明確にして、自分の武器を理解して、徹底的に努力して、自分で自分を律していく必要があります。周りから与えられたことを、なんとなく一生懸命にやるだけでは、買い叩かれる人材になってしまいます。 本書は我々に勇気を与えてくれます。我々にいま必要な具体的な「武器」を教えてくれます。本書の内容から、特に必要だと感じた7つの武器をピックアップしてご紹介します。 1. 英語・IT・会計知識は奴隷のスキルであることを知る これまでの「人材マーケット」では、資格やTOEICの点数といった、客観的に数値で測れる指標が重視されてきた。 だが、そうした数値は、極端に言えば工業製品のスペックと何も変わりがない。同じ数値であ
仕事をしたつもり (星海社新書) 【本の概要】◆今日、ご紹介するのは、マンガ『エンゼルバンク』に登場する「カリスマ転職代理人・海老沢康生」のモデルでもある、海老原嗣生さんの最新刊。 星海社新書の第一弾として、先日の瀧本哲史さんの本と一緒に、現在リアル書店でも激プッシュ中であります。 なお、タイトルにある「仕事をしたつもり」とは、以下のような状態を言うそう。 ・けっこう一生懸命、仕事をしている ・まわりもそれを認めていて、非難する人はいない ・本人はその行為にまったく疑問を持っていない ・しかし、成果はほとんど出ない思わず「ドキッ」とした方は、要チェックです! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.プレゼン資料は1枚だけ作って、あとは出来合いでもOK 市況データや販売売上データ、顧客アンケート、製品パンフレット、ホームぺージのコピーなど、もともと用意してある「ありものの資料」は
まじめの罠 (光文社新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、勝間和代さんの新刊。 18日発売ということで、丸善オアゾにでも遠征しようと思っていたら、昨日の時点で、地元の書店にフツーに平積みになってました。 勝間さんのブログから一部引用。まじめの罠というのはすなわち、与えられた問題設定を疑わず、近視眼的に間違った目標に向かって努力をしてしまうと、かえって本人や社会に害を及ぼすということをずっと、ずっと、説明した本です。 まじめにやっているけれども、どんどん悪い方向に行っているような気がする、そんな人に是非読んでもらいたい本です。本書では、検察や旧日本軍、日銀を初めとして、「まじめの罠」に陥ったパターンが満載。 ただ、他人事のように読んでしまうともったいないので、個人レベルで読むべき方を本書の中から抜き出してみました。 いつも応援ありがとうございます! 【読むべき人7パターン】■1.受験戦争
僕は君たちに武器を配りたい 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、昨日の『武器としての決断思考』と同日に発売された、瀧本哲史さんのもう1冊のご本。 『武器としての決断思考』も良かったですが、当ブログ的にツボだったのは、むしろ本書の方でした。 単行本でそれなりに厚い(300ページ弱)のにも関わらず、丸善丸の内店では初回入荷分が瞬殺とのこと。 私も思わず付箋を貼りまくりました! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.ブラック企業の見分け方 まずべンチャー企業で注意すべきなのは、新しいサービスや市場で、非常に業績を伸ばしているように見える会社だ。売る商品が決まっていて、急激に拡大している市場があり、多数の会社がその市場に殺到しているときは、シェアの奪い合いになる。そのため短期間に大量の営業社員を募集する必要が出てくるわけだが、得てしてそういう会社はブラック企業になりやすい。(中略) い
武器としての決断思考 (星海社新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、先日の未読本記事の時点でも話題となっていた1冊。 著者の瀧本哲史さんは、NPO法人全日本ディベート連盟の代表理事であり、本書もディベートをベースとした「意思決定」について論じてらっしゃいます。 アマゾンの内容紹介から。東大×京大×マッキンゼー式・決断の技術! 教室から生徒があふれる京大の人気授業「瀧本哲史の意思決定論」を1冊に凝縮。これからの日本を支えていく若い世代に必要な「武器としての教養」シリーズ第1弾。本書を読むと、ディベートスキルを身につけたくなることウケアイです! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.交換不可能な人材を目指す 先日、へッドハンターとして活躍している知人が、以下のように話していました。 「いまの時代、英文会計ができる人材はいくらでもいる。そのなかでへッドハントの対象となるのは、た
『もしドラ』の刊行にはいろんなドラマがありました。前回は、著者・岩崎さんとの出会いについて語ってもらいました。今回は、あの装丁が生まれた経緯を聞きます。斬新だったライトノベルのような装丁は、編集担当の加藤君がアニメ好きだったからではありませんでした。曰く「萌えは現代の浮世絵」だとか。 幻のタイトルは、 「ドラッカーと甲子園!」? ――原稿のやりとりは順調だった? 加藤 著者の岩崎さんは、スケジュールをいつも守ってくださる人だったので大変助かりました。原稿の催促などほとんど必要ありませんでした。 現在の本の元になった原稿を受け取ったのは、2009年の1月でした。メールで送っていただいたものをプリントアウトして読んだのですが、かなり面白い内容で興奮しましたね。読後の感想を岩崎さんにメールで送ったのですが、「10万部とか20万部とかそういうラインをねらって仕上げたいですね」と書いています。相変わ
いよいよ『もしドラ』の登場です。編集担当者の加藤貞顕君も、想定外の250万部越え。ここまでヒットした書籍は身内としても気になる。根掘り葉掘り聞いてしまいましたので、4回に分けて紹介します。「その1」では、著者との最初の出会いについて。この段階で、大爆発の予兆が見え隠れします。 普段からネットはよく見ていますが、 企画のネタを探しているわけではないです ――そもそも、『もしドラ』出版の経緯は? 加藤 きっかけは、著者の岩崎夏海さんが、この本の同じタイトルのブログを書かれたことですね。これを偶然見つけたことです。もっと言うと、岩崎さんのブログはそれ以前から見ていました。その頃から、「はてなブックマーク」を賑わせているブロガーのおひとりだったので、この人は面白いこと考えている人だな、というくらいの認識で見ていました。 当時、はてなは、多くのブロガーのスターを誕生させていました。いろんなブロガーが
書評は当ブログのメインのコンテンツとなっています。毎日ブログを更新する(平日のみ)と決めている私にとって、書評は計算できるコンテンツです。一冊読めれば、確実に一記事を更新できるからです。 書評にはコツがあります。私が書く書評が面白いかの判断は皆さんに任せるとして、もし当ブログのような書評を書きたい方は、これからご紹介するポイントを抑えておけば、誰でも書評が書けるはずです。 Tagged! / laszlo-photo 1.「自分が主役」を強く意識する 本のあらすじを順番に書いて、その都度「私もそう思いました」「共感しました」のような平凡なコメントを付けていく書評が多いです。このパターンの書評は「本」の内容が主役になってしまい、凡庸な文章になりがちです。絶対にこういう書評は書かないことです。 個性というのは、ある種の「無理」や「歪み」だと思います。無理や歪みが一切ない整然たるものというのは、
2011年01月22日 台北・Eslite 誠品書店に「書店」が進むべき未来を見た。 つくづく思うが、テクノロジーというものは「残酷」なものだ。 新撰組のように、青春を捧げて剣術の修行に励んでみても、銃を手にした素人には敵わない。ロウソクの明かりに、どのような情緒があると言っても、2011年の今、ロウソクに明かりを灯すのは、誕生ケーキを前にして歌うほんの束の間であり、電灯を使わぬ生活など考えられない。 そのようにして消えていったものは多数ある。帆船、馬車、蒸気機関車、電信、タイプライター。たとえば私の記憶が鮮明にある範囲でも、ポケベルもそうだった。現在、30代の女性が「女子高生」と言われていたころには、「5643(ゴム持参)」といったように数文字の語呂合わせで、友人同士が公衆電話からプッシュ信号を押して、コミュニケーションしていたなんて、今の高校生にとっては、モールス信号なみの時代錯誤に思
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、先日の気になる本記事で登場した、『P&G式伝える技術 徹底する力』。 本の内容としては、P&Gに関する会社レベルの話も多いのですが、今回は特に「P&G社員がなぜ優秀と言われているのか」に関係していると思われる部分に注目してみました。 実際、転職市場では「元P&G社員」は人気があると言われている様子。 その秘密の一端でも明らかにできたらな、と。 いつも応援ありがとうございます! 【目次】プロローグ 第1章 「伝える力」で、「考える技術」を学ぶ 第2章 上司ではなく消費者がボス 第3章 全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる 第4章 グローバルなコミュニケーションノウハウ 第5章 なぜ170年以上も成長を続けられたのか 【P&G社員が優秀と言われる5つの理由】■1.伝
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く