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フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)への加盟が確実になった。ウクライナに侵攻したロシアの脅威にさらされ、加盟を急ぐ両国は、反対していたトルコの支持を得るために人権問題を棚上げし、全面的な譲歩を余儀なくされた形だ。両国の加盟によってNATOの防衛力強化が期待されるが、ロシアとの緊張が高まる恐れもある。(マドリード・加藤美喜、カイロ・蜘手美鶴、モスクワ・小柳悠志)
29日、スペイン・マドリードでのNATO首脳会議に出席したトルコのエルドアン大統領(左)やバイデン米大統領ら=AP 【マドリード=加藤美喜】北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が29日、スペイン・マドリードで開かれ、首脳宣言を採択した。北欧フィンランドとスウェーデンの加盟を認め、手続きを進めることで合意。NATOの行動指針となる新たな「戦略概念」も12年ぶりに改定した。 宣言では、ウクライナに侵攻したロシアを「最大かつ直接の脅威」と明記し、NATOの東方防衛強化やウクライナへの包括支援策などを決定。また、戦略概念で中国に初めて言及し「体制上の挑戦」を突き付けているとした。
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