性暴力被害を公表した伊藤詩織さんが、杉田水脈(みお)総務政務官を訴えていた名誉毀損(きそん)訴訟の控訴審で、逆転勝訴した。争点はツイッターで伊藤さんを誹謗(ひぼう)中傷する投稿に、杉田氏が「いいね」ボタンを押したことの是非。東京高裁は、「いいね」までの経緯などに着目して「名誉感情を毀損する」と判断した。誹謗中傷が飛び交うツイッターに一石を投じる新判断だが、一方で、こんな判決を受けた杉田氏が総務政務官でいいのか、という点も改めて問われそうだ。(特別報道部・山田祐一郎、岸本拓也)
性暴力被害を公表した伊藤詩織さんが、杉田水脈(みお)総務政務官を訴えていた名誉毀損(きそん)訴訟の控訴審で、逆転勝訴した。争点はツイッターで伊藤さんを誹謗(ひぼう)中傷する投稿に、杉田氏が「いいね」ボタンを押したことの是非。東京高裁は、「いいね」までの経緯などに着目して「名誉感情を毀損する」と判断した。誹謗中傷が飛び交うツイッターに一石を投じる新判断だが、一方で、こんな判決を受けた杉田氏が総務政務官でいいのか、という点も改めて問われそうだ。(特別報道部・山田祐一郎、岸本拓也)
金融庁が、インターネット掲示板「2ちゃんねる」創始者で人気ユーチューバーのひろゆき(西村博之)氏との対談動画を公開し、ネット上で批判の声が多く寄せられている。ツイッターでは、2ちゃんねるを巡る民事訴訟の賠償金を支払っていないとされるひろゆき氏を起用した金融庁の姿勢に疑問を呈する声が続出。鈴木俊一金融担当相は26日の会見で「報告を受けておらず、的確にお答えできない」と述べた。 動画はお金に関する知識や資産形成などをテーマに高田英樹総合政策課長との対談形式で前編と後編があり、ユーチューブに公開されている。ひろゆき氏は動画内で少額投資非課税制度(NISA)について「税金払わなくてよくなるので、枠を使い切るまではNISAで全部やっておけばとアドバイスしている」などと話している。
李克強首相 (手前中央) の肩を叩いている胡錦濤元国家主席 (中央) 。右端は習近平総書記=22日、北京で(AP) 【北京=新貝憲弘】中国共産党党大会で選ばれた中央委員(党序列上位の205人)の名簿には、李克強(りこくきょう)首相(67)ら4人の政治局常務委員(7人)の名前がなく、最高指導部から引退することが確定した。代わりに丁薛祥(ていせつしょう)中央弁工庁主任(60)ら習氏側近が昇格するとみられる。また、王毅(おうき)国務委員兼外相(69)が中央委員に留任しており、外交部門トップの楊潔篪(ようけつち)政治局員(72)の後任になる見通しだ。 李克強氏はエリート党員の育成機関、共産主義青年団(共青団)の全国組織トップを務め、同じく共青団出身の胡錦濤(こきんとう)前総書記(79)を継ぐ最高指導者候補として早くから注目されていた。2007年には習近平(しゅうきんぺい)氏と同時に常務委員に昇
【北京=新貝憲弘】22日の中国共産党第20回党大会で採択された党規約改正案に、党トップの習近平(しゅうきんぺい)総書記(国家主席)の権威を強調する「2つの確立」が盛り込まれ、最高指導者として異例の3期目を迎える習氏の権力は一層強固になった。ただ、「建国の父」と呼ばれる毛沢東(もうたくとう)氏と並ぶ「党主席」制度の復活は見送られるもようだ。 「2つの確立」とは、習氏を「党中央・全党の核心的地位」として確立し、習氏が打ち出した思想を「指導的地位」として確立するという意味だ。昨年11月の「第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)」で決議されていた。党規約改正案の説明では「全党として(2つの確立の)決定的な意義を真剣に理解するべきだ」と強調した。 党規約全文は後日公表されるが、22日の説明によると、自由主義や民主主義など日米欧とは異なる中国独自の発展モデル「中国式現代化」を党規約に盛り込む
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