世界で新型コロナウイルス感染症(COVID19)が再び猛威を振るい、新規感染者が過去最多を更新する国が多い中で、台湾は異なる記録を達成した。 29日時点で台湾内での感染は200日連続ない。感染なしの記録では2位以下を大きく引き離している。台湾内での最後の感染例は4月12日だ。もちろん感染の第2波というようなものはない。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は28日の国民向けテレビ演説で、30日から少なくとも12月1日までの約1カ月間、2度目となる全国的なロックダウン措置を導入すると発表した。
世界の多くの国では、新型コロナウイルス検査で最近陰性になった人に対し、入国時の2週間の隔離期間を免除している。だが、渡航前に陰性の検査結果を捏造(ねつぞう)することは簡単にできるのだろうか? 英紙ランカシャー・テレグラフによると、渡航者の中は検査所から送られてきた電子メールを改ざん・印刷し、フライト搭乗前に空港職員に見せている人もいる。英ブラックバーン在住の男性は同紙に対し、新型ウイルス陰性を告げる友人の電子メールを改ざんしたと明かした。男性は、電子メールの名前を自分のものに変えて印刷し、空港に持参してパキスタンへの便に搭乗した。 「とても簡単だ。新型ウイルス検査を受けた知り合いは、誰にでもいる。その陰性結果をもらって、名前と生年月日を自分のものに変えて、検査日も期限の要件を満たすようにする。メールをダウンロードし、内容を変えて印刷するだけだ」 ランカシャー・テレグラフ紙は、新型コロナウイ
Plates on a vacant restaurant terrace table in the Neukoelln district of Berlin, Germany, on Thursday, Oct. 22, 2020. Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg 1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 ドイツのメルケル首相は、今春実施した全国的なロックダウン(都市封鎖)以来最も厳しい規制措置を導入する。新型コロナウイルスの感染急拡大を再び抑制するため、バーやレストランの閉鎖に踏み切る。 メルケル首相は28日、16州の知事との協議後に記者会見を開き、11月2日から1カ月にわたり一部経済活動の停止措置を講じると表明。大半の事業は業務を継続できるよう意図されていると、首相は説
(CNN) 秋の深まりに伴って新型コロナウイルスの感染者が急増するなか、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は27日、国内の状況は2022年まで正常に戻らない可能性があるとの認識を示した。 米国では数カ月以内にワクチンが実用化される見通し。しかしファウチ氏は、「国民の大部分」にワクチンが行き渡るのは21年第2~3四半期になる可能性があると述べ、先行きに改めて警戒感を示した。 この発言は豪メルボルン大学で27日に行われた会合で出たもので、「多少なりとも正常な様子に戻り始めるのは21年末になる可能性が高く、もしかしたらその翌年までかかるかもしれない」としている。 ファウチ氏は28日にはオンラインでの質疑応答を行い、冬の到来を控え米国の状況は良いとは言い難いと説明。「今や(1日あたりの)平均感染者は7万人に上る。これは悪い状況だ」と述べた。 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国では
大阪市財政局の東山潔局長は29日夕の緊急記者会見で、市を四つの自治体に分割すると行政コストが現状より年間218億円増加するとした局の試算を撤回した。わずか2日前に毎日新聞の記事について「きちっと書いてある」と述べていた局長は「試算そのものがあり得ない」と見解を一変させた。「大阪都構想」の住民投票を3日後の11月1日に控え、市財政部門のトップは言いよどみながら、自らの試算を「捏造(ねつぞう)」と表現した。 「誤った考え方に基づき試算した数字を報道してもらったことで、報道各社や市民に誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます」。午後5時半から始まった記者会見の冒頭で深く頭を下げた東山局長。中断を挟んで2時間以上に及んだ会見で、謝罪を繰り返した。
新型コロナウイルスが広がって以来、初めて総理大臣が海外に行くことになりました。 記者として、これはついていくしかない。この時期に海外、大変だろうな…とは思っていましたが、予想を超えていました。何を見て、体験したのか、すべて公開します。 (政治部 記者 長谷川実) 私、長谷川は、外務省記者クラブに詰める記者です。NHKの4人の記者をとりまとめる「キャップ」で、総理や大臣が海外に行けば、同行取材するのが役目…なのですが、8月に担当になって以来、コロナの影響で一度も行く機会はありませんでした。 そんな中、9月30日に「総理大臣の同行記者募集」なるメールが送られてきました。いよいよ同行取材が再開か、などと考えながらよく見ると… 「新型コロナウイルスの影響による制限を踏まえ、ペン記者は各社1名となるように調整してください」 なんと、1人だけ。 NHKの場合、総理が外国訪問する際には、記者だけで2人か
アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領。首都アルジェにて(2020年1月21日撮影)。(c)RYAD KRAMDI / AFP 【10月29日 AFP】アルジェリア大統領府は、側近に新型コロナウイルス感染が疑われたため自主隔離に入っていたアブデルマジド・テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領(74)が28日、首都アルジェの病院からドイツの病院に移送されたと発表した。医師の助言に基づき、精密検査を受けるためだとしている。 これに先立ち、大統領府と政府の複数の職員が新型コロナウイルスに感染したとの報道があり、政府関係者は24日、テブン氏が「自発的に」5日間の隔離生活に入ったと発表していた。 テブン氏は愛煙家として知られ、27日にアルジェ市内の軍病院の「特別治療室」に入院。その際、大統領府は「健康状態は心配ない」と発表したが、詳細は明かしていなかった。(c)AFP
対策徹底、医師がなぜ… 順天堂大病院クラスター【新型コロナ】 医師による新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が29日に判明した伊豆の国市の順天堂大静岡病院は、静岡県東部、伊豆地域の基幹病院。県が感染ルートや濃厚接触者の特定などを急ぐ中、利用者は「院内では感染対策を徹底しているのに」と驚きを隠さなかった。市は同日午後、幹部による緊急対策会議を開き、情報を共有した。 医師らによるクラスターが発生した順天堂大静岡病院=29日午後、伊豆の国市 関連記事▶静岡県東部 入院者再び急増(10月31日) 「病院内で感染が広がってしまっては心配」。親族の通院に連れ添って来院した70代女性はさらなる感染拡大を懸念した。ほぼ毎週のように来院しているが、同病院は同日も通常通り診察を行い、これまでと変わった様子は特になかったという。女性は「院内は消毒やマスク着用、検温など厳しく対策されている。それでも感染者
フィンランドのヘルシンキ空港で、新型コロナウイルス検査試験に参加する探知犬。AFPTV動画より(2020年10月28日撮影)。(c)Sam KINGSLEY / AFPTV / AFP 【10月29日 AFP】フィンランドの研究チームは28日、ヘルシンキ空港(Helsinki Airport)で試験導入している「新型コロナウイルス探知犬」を使った即時検査について、結果は有望で、旅行客にも評判が良いとの初期報告を発表した。 【写真】ロシアの空港で行われた「コロナ探知犬」の訓練 この検査では、到着した乗客の肌を拭いたシートを犬の前に置き、においを嗅がせる。検体が陰性ならば犬はシートの前を素通りするが、陽性ならばシートに反応するという。検査を受ける乗客は痛い思いをすることもなく、検査結果もすぐに分かる。 3匹の探知犬「コッシ(Kossi)」「ET」「ミーナ(Miina)」は、到着ロビーに検査所が
新型コロナウイルスの感染拡大による生活への影響に関するアンケート調査報告 新型コロナウイルス感染拡大により、多くのひとり親家庭にすでに失業などの経済的影響がでています。 グッドネーバーズ・ジャパンが、ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」の利用者に対し今年5月に行ったアンケート調査では、75%が「収入が減った」と回答し、「一日一食」の家庭も見られました。 今回、当団体は9月1日から14日に食品を申し込んだ 「グッドごはん」利用者に、同様のアンケート調査(有効回答数446名)を行い、新型コロナウイルスの影響が出始める前と、今年5月及び9月の収入や食事の変化を調べました。 【回答者について】 アンケートに回答したのは、グッドごはんを利用する「ひとり親家庭等医療費受給者証※」を持つ、主に大田区・品川区、その他東京・神奈川・埼玉在住のひとり親446名です。 ※ひとり親家庭等医療費受給者証:18
長期間の休校を経て学校生活と新型コロナウイルスの共存が始まり、もうすぐ6カ月。6月の休校明けに取材した神戸市立吉田中学校(神戸市兵庫区)を再び訪ねると、工夫をしながら行事や授業に取り組み、意外にも活気にあふれた「ウィズコロナ」の日常があった。(鈴木久仁子) 【8:05】 「おはようございます!」。元気に登校してくる生徒の9割以上は、体操服姿だ。「密」になって着替えるのを避けるための工夫だそう。 「ずっとこのままでいい。楽ちんだもん。上着もズボンの丈も気温で調節できるし」と女子には好評だ。 【10:30】 校内では情報通信技術(ICT)化が進んでいた。 2年生の古典の授業をのぞくと、枕草子の文がプロジェクターに映し出された。黒板に書いたり消したりする時間を省けるらしい。失われた授業時間を効率良く取り戻すために欠かせない。 【10:40】 休み時間は、野外活動の思い出話で盛り上がっていた。 9
福岡市は29日、新型コロナウイルスの感染が広がる施設や地域に出向いて検体を採取する車両型の「出張PCRセンター」を11月中旬から稼働すると発表した。クラスター(感染者集団)が発生した場合、保健所職員が施設を訪れたり、濃厚接触者自身が市内4カ所のPCRセンターへ行ったりしていたが、迅速な検査態勢を整えることで感染拡大を食い止める狙い。 感染拡大が懸念される場合に市の判断で車両を動かす。医師や看護師は車両内部からアクリル板越しに検体を採り、感染リスクを減らす。検体は市保健環境研究所で検査し、およそ1日後に結果が判明する。 市によると、発症から検査結果判明までの日数が短縮され、濃厚接触者の該当範囲を広くしたことなどから、人口10万人当たりの検査数は政令市最多の4064件(20日現在)。高島宗一郎市長は29日の定例記者会見で、第2波は「収束した」との認識を示し、冬季を前に「発症直後に感染拡大を防ぐ
10月29日、米大統領選の共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領は29日、激戦州フロリダでそれぞれ集会を開き、支持を訴えた。フロリダ州タンパで撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst) [タンパ(米フロリダ州) 29日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領は29日、激戦州フロリダでそれぞれ集会を開き、支持を訴えた。トランプ氏の集会は聴衆が密集した一方、バイデン氏は車を乗り入れる方式を取り、新型コロナウイルス対策の違いが鮮明となった。 ロイター/イプソスが28日発表した激戦州支持率調査によると、フロリダ州ではバイデン氏の支持率が49%、トランプ氏が47%で、統計上互角となった。 同州の選挙人は29人と多く、重要性が高い。トランプ氏は2016年の前回選挙で同州で勝利しており、下馬評を覆して当選する原動力となった。 ト
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