沖縄防衛局の男性職員が、軍用地への投資を勧める内容の書籍を無断で出版していたことが分かり、防衛局は近くこの職員を処分する方針です。 書籍の中には投資について、「いちばんのリスクは基地が返還されること」と、国が進める沖縄の基地負担軽減と逆行するともとれる記載もあります。 沖縄防衛局によりますと、男性職員は、「お金持ちはこっそり始めている本当は教えたくない!『軍用地投資』入門」という書籍を先月、無断で出版していたということです。 この中では、一般の人でも沖縄のアメリカ軍基地などの軍用地を購入できることを説明し、投資を勧める内容となっています。 また、「いちばんのリスクは基地が返還されること」と、国が進める沖縄の基地負担軽減と逆行するともとれる記載もあります。 沖縄防衛局は、近くこの職員を処分する方針で、小野寺防衛大臣は25日、記者団に対し「所要の手続きを経ずに書籍を出版していることは判明してい