沖縄県環境整備課が2021年度に実施した調査で、沖縄市池原の産業廃棄物最終処分場「倉敷」(旧倉敷環境)の処分場内の地中にたまった水から、最大で有機フッ素化合物PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の合計値1万ナノグラム(1リットル当たり)が検出されたことが1日分かった。周辺にある農業用水をためたタンクからも同270ナノグラムを検出した。 タンクの水は、処分場から直線距離約1・4キロ地点で取水している。PFHxS(ピーエフヘクスエス)も230ナノグラムだった。 県は「原因は特定できていない」とし、倉敷との因果関係も「不明」という。...