ロール・プレイング、ケース・スタディに代表されるように、研修技法は研修プログラムを実施する際には欠かせないものだ、しかし、研修ニーズとのミスマッチなど、その特性を十分に理解して運用しないと、その効果は半減したり、場合によっては逆効果になってしまうことさえある。それだけに、運用にあたっては、事前にその研修技法の使い方を研究しておく必要がある。 だが経験の浅い研修スタッフにとって、それはかなり高いハードルだろう。「この研修には、どんな技法を使用するのが一番良いのだろうか」――研修プログラムを考えながら、腕組みするスタッフは多いに違いない。 そこで、研修スタッフの基本として、研修技法の使い方のガイドを掲載した。ご活用いただきたい。 「技法を知らずして、効果の上がる研修プログラムは立てられない」と言われるが、それは研修計画だけではなく、指導の仕方に置き換えても当てはまる。 例えば、同じテーマ