企業とワーカーそれぞれの視点から見えるオフィスの新しいカタチ 高齢化の進展や生産年齢人口の減少による労働力不足の懸念などを背景に、企業は人材確保と生産性の向上のため、働き方改革への取組みを強化している。また、ICTツールの進化などにより、時間や場所に捉われない多様な働き方が可能な時代になってきている。働く場所であるオフィスは、企業にとって経済活動の基盤であり、オフィスワーカーにとっても、どこで働くかということは、効率性やワークライフバランスといった点で重要なトピックとなっている。 昨年、ザイマックス不動産総合研究所では、働き方に関する2つのアンケート調査を実施した。1つは、企業調査(「大都市圏オフィス需要調査2016」として公表済み)であり、企業がさまざまな働く場所の整備に着手している実態を確認した。もう1つはワーカー調査であり、オフィスワーカーのテレワークの実態を聞いたものである。 本レ
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