DVDレンタルショップ大手のゲオ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、日本オラクルの3社は2011年1月5日、ゲオが店舗業績管理システムを刷新したと発表した。データベース(DB)に日本オラクルのDB専用機「Oracle Exadata」を使用し、システム開発と運用はCTCが担当した。システムの運用開始は2010年9月。 ゲオの新システムは、1315店舗(2010年9月時点)の業績データを集計・管理するシステムと、顧客分析や意思決定を支援するビジネスインテリジェンス(BI)システムとを統合したもの。同社はこれまで、これらのシステムを個別に構築・運用しており、店舗数や会員数の大幅増加に伴うシステムのパフォーマンス不足に直面していた。DB専用機であるOracle Exadataを採用することで、システムの統合やデータ処理速度の高速化が実現できたとしている。