今夏の参院選で、自民党からの出馬を目指す俳優の嶋大輔(48)が25日、都内で会見し、芸能界から引退し、国会議員を目指す考えを正式に表明した。出馬時期や政党などは「白紙」としたが、自民党に公認されれば「うれしい」とラブコールを送った。 嶋は、ヒット曲「男の勲章」のBGMもなく、ダークスーツ姿で静かに登場した。知人の徳光和夫氏が司会を務める中、32年の芸能生活からの引退を表明した。 引退理由として、「芸能活動をしながら、いじめ撲滅の活動もしてきた。政治家は法律を作ることができる。いじめ撲滅もできるんじゃないか。そういうことを考えて、決めた」と説明。国会議員を目指す考えを明確に示した。ただ、今夏の参院選への出馬については、「白紙」を強調。政治家として、どの政党で戦うのか、最後まで明言を避けた。 ツッパリキャラとして人気を博した嶋だが、政界を志したのは、3年前。自民党の衆院議員と知り合い、後援会に