今日の朝日夕刊。 最高裁裁判官全てが安倍内閣任命者となりました。 大変な事になりました。 https://t.co/zYBYr55Kcu
勝間和代さんが、メルペイ青柳さんの「新しい本を『借りるようにして読む』という、メルカリとメルペイならではの体験を届けられる」という発言に憤っておられた。 以前から、新刊を書店からアマゾンや書店で定価で買って、すぐにメルカリで売ると数百円で本が読めて便利、という話があったことは知っています。 そして、私の本が大量にメルカリに出回っていることも知っています。 しかし、著者にとって、本を書いても、原則として新刊の印税しかこないというビジネスモデルだということを、メルカリの代表取締役や参加者はどこまで理解をしているのでしょうか? もちろん、ブックオフも以前から存在し、中古本はいくらでも市場に出回っていますから、これは今に始まった問題ではありません。ただ、ブックオフは買取価格が安いこともあり、新刊のビジネスとはある程度棲み分けがなされていました。 それが、今回のメルペイは、著者や出版社へのなんの敬意
毎月勤労統計で結果の下振れを防ぐために調査方法を変更したのは、首相官邸の意向だったのか――。首相秘書官として厚生労働省に変更を働きかけた中江元哉氏(現財務省関税局長)も、安倍晋三首相自身も、国会で野党の追及に否認を繰り返している。加計学園の問題でも、秘書官だった人物が「首相の意向」を否認した。これら政府側の説明を信じるなら、首相秘書官は上司たる首相の意向と無関係に動き、首相も「われ関せず」で報告も聞かないらしい。【中川聡子/統合デジタル取材センター】
ドラマや漫画に出てくる「学級委員長」って、真面目だけど融通が効かず、付き合いづらいタイプ、として出てくると思うんだが、そういうやつって必ず脇役で、主役だったり支持されるのは、融通が効く適度に不真面目なタイプ、だったと思う。 そして、おれはそういうタイプが世界の多数派、ないしは支持の多数派だと思っており、その証拠に「優等生タイプ」っていう言葉はいつだって若干の揶揄が含まれていたではないか。 しかし、ネットが普及して「大衆の原像」が見えるようになってきた現代はどうだ。世界は学級委員長ばかりじゃないか。 炎上もMeTooもパリコレもみんな学級委員長の文化じゃないか。 おいおい、みんな本当は学級委員長に肩入れしてたのかい。じゃあ今までの表象文化で描かれていた学級委員長はなんだったんだ。学級委員長が主役のドラマを作れよ。今までの何十年は勘違いで文化が運営されてたのか。まじかよ。みんな学級委員長だった
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で、津波の被害を受ける危険があるとして住宅などの建設を禁じられた災害危険区域に、地元の水産加工会社が外国人技能実習生を生活させていたことが分かりました。町は、高台への移転など、改善を進めるよう会社側に求めました。 町によりますと、寮がある場所は、東日本大震災でおよそ14メートルの津波が到達して大きな被害を受け、その後、町が新しい住宅などの建物の建設を禁じる災害危険区域に指定された場所だということです。 町では「外国人技能実習生を危険な地域に住まわせており、会社に対して高台に移転を行うなど改善を求めた」と話しています。 町によりますと、水産加工会社の社長は「早急に高台への移転を検討したい」と話しているということです。
フェイスブックやLINE、インスタグラムといった情報空間で、私たちは四六時中誰かとつながっている状態です。しかも日本だけでなく世界中の他者とつながっていられる状態になってしまったのです。 とんでもなく便利なことですが、考えてみると異常な状況でもあります。自分の個室にいつでも他人がノックなしに入ってくる。しかもそれが1人とは限らない。その状態が切れ目なしに続く。 これは精神衛生上、望ましい環境とは言えません。1人になって精神を落ち着かせる時がない。相手から連絡が来たらすぐに返事を出さないといけない。既読して何時間もスルーしているとお互いに気まずくなってしまう。かといって、いい加減に返事を出すと誤解されてしまう。いろんなことに細かい神経を使わされているのです。 しかもそのネット空間では、不安やイライラをかき立てる要素があります。突然の悪意のこもったコメントや返信を見て、怒りを覚えたり憎しみを感
無邪気ゆえに ――【中学生がアメリカ横断】を達成して 同世代に限らず、たくさんの人に勇気や夢を与えたい。 最近、こんなツイッター投稿がネットで炎上したのをご存知だろうか? 見ず知らずの人の家への宿泊を繰り返しながら1人でヒッチハイクでアメリカを横断するという、「中学生」とされる少年の挑戦が、悪い意味で話題になったのである。 彼のSNSアカウントが有名になると、治安や交通事情の悪いアメリカで未成年が無鉄砲な旅をする行為を懸念する、ネットユーザーの意見が殺到した。少年の無謀な行動を止めなかった保護者の、責任感の欠如を非難する意見も目立った(結果、少年はアメリカ横断を途中で中止したとツイッターに投稿している)。 これとほぼ同時に話題になったのが、世界一周旅行中の若い女性とみられる人物だ(以下、「一周女子」と呼ぶ)。 旅行者をターゲットにした性犯罪や強盗が多いインドで、初対面の現地の男性たちから食
渡辺浩「日本政治思想史 十七〜十九世紀」を読む 今回紹介する本は日本の近代政治思想史の概説書です。政治思想史なんていうと、すっげぇ難しそうに思えるし、全く自分の生活に無縁にも思えるしかもしれませんが、それがそんなことはないんですよ、って話です。 日本の政治思想史と聞くと、まっさきに丸山眞男氏の「日本政治思想史研究」あたりを連想する人もいるかもしれません。そして丸山氏の長年の思索の俎上にも乗っている、徂徠や闇斎や諭吉の話とかね、、、 でもまぁ、そういう難しい話は読める人が読んでください、または、これから紹介する本を読んで興味をもった人がチャレンジしてください。 もちろん、そこまで名著かつ難解なものでなくとも、他にも、たとえば放送大学の教科書として書かれた平石直昭「改訂版日本政治思想史 近世を中心に」や、渡辺浩氏の弟子にあたる河野有理氏の「近代日本政治思想史 荻生徂徠から網野善彦まで」といった
天才について書かれた本を読むことにはもどかしさが伴う。天才とは何かがわかるという理解と引き換えに、自分が天才ではないという事実も受け入れなければならないからだ。 しかし本書はセンセーショナルなタイトルとはうらはらに、このセンシティブな部分のさばき方が非常にうまい。 この世界は天才と秀才と凡人で出来ているという語り口から始まるのだが、その3つの「人格」を、「創造性」「再現性」「共感性」という才能に置換し、最終的には誰の中にも潜む1つの成分として着地させていくのだ。 著者は、「凡人が、天才を殺すことがある理由。」のブログ記事を昨年2月に公開。その深い洞察で、公開後に大きな話題を呼んだ。本書はその論考をさらに深め、誰もが才能を活かせる状態を作るためには何が必要であるかを、ストーリー形式で解説した一冊である。 天才は創造性を、秀才は再現性を、凡人は共感性を武器にする。そして、この3者間に、感情のジ
リクルートワークス研究所が2月5日に発表した「中途採用実態調査」によると、2018年度上半期に中途採用で募集人員を確保できなかった企業は54.2%と、依然、人材獲得に苦労する状況は続いています。年齢別では40~60代の採用実績が増加し、年齢の上限が緩和する傾向も見え始めています。こうした状況の中で今回は、ミドル世代の転職成功率を左右する「思考の持ち方」について紹介します。「自分は運が悪い」と考える人は、なぜ転職がうまくいかないのでしょうか。 業績、給料、評価…誰かのせいで転職を迫られる人現在、勤務中の方に転職相談でお会いするとき、最初に質問するのが、「なぜ今の会社を辞めるのか」という退職理由です。 ●会社の業績が不振で将来が不安 ●給料が低い、下がった ●残業など労働環境がハード ●自分のがんばりが正当に評価されない ●上司や同僚との人間関係がうまくいかない 詳しく話を伺っていくと、たとえ
「虚偽答弁」「だまされた」=厚労省メールの内容に野党反発 2019年02月22日21時00分 毎月勤労統計の調査手法を変更した経緯をめぐり、厚生労働省の担当者が有識者検討会の阿部正浩座長に送ったメールの内容が明らかになったことを受け、野党は22日、首相官邸の関与を否定してきた政府の説明は「虚偽答弁だった」などと反発を強めた。 中江氏、答弁を事実上修正=調査手法変更に意見か-統計不正、「官邸関与」めぐり 主要野党は22日、国会内で合同ヒアリングを開催。厚労省の姉崎猛・元統計情報部長は同日の国会答弁で、統計手法の変更について官邸の影響を否定したが、厚労省担当者が阿部氏に「官邸の関係者に説明している段階」などと伝えたメールの内容が報告された。出席者からは「驚きだ。全く今までの答弁と違う」「だまされていた」との声が相次いだ。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子著を読んでて気づいたんだけど、2chまとめサイトって国語リテラシーが高い。 何故か ブコメを読んでるとクソ意見が多いので人気順→新着で読んでる。新着では読めてない・下らない意見が多い。 2chは詳しくはないけど、まとめサイトではコメ数字が飛んでて、面白い意見を拾ってる様が見て取れる。 読みにくい(下らない意見が多いと)プレビューが下がるので馬鹿サイトは淘汰される。よって人気サイトは読むに堪えるクオリティを備えている。 「はてな」は高学歴が多いとされている、がそんな気はしない 人気順だと時系列でないとか、はてなでは人気が無い現実派が取りこぼされてるとか、左派の互助会で下らない意見が上位を占めるとかある。 まぁそれほどクオリティが高いとは言えない。 そこで「お気に入り」のブクマカを指定して読んでる。 結論 はてなで害悪と指摘されるまとめサイト
日本で生理用ナプキンが発売されたのは、1961年のことである。 高度経済成長期に社会へ進出した女性たちを陰で支え、彼女たちから熱烈に支持されたのが、生理用ナプキンだった。もしこの時期にナプキンが発売されていなかったら、女性の社会進出はもっと遅れていただろう。 女性の社会進出を、生活を、人生を支えてきた生理用品。その歴史を知らずして、女性の歴史は語れない。2回に分けて、日本の生理用品の歴史をふり返る。 平安時代の生理用品とは? ナプキンが発明される以前、日本の女性たちはどのように経血を処置していたのだろうか。残念ながら、経血処置についての記録が残っているのは平安時代以降なので、それ以前のことはわからない。 現在も生理用品のない地域、例えばインドの農村地帯では、納屋や中庭などに隔離された女性が、砂や灰、枯葉などに経血を吸収させていることから、大昔、まだ布や紙がなかった時代は、同様に処置していた
厚生労働省は22日の衆院予算委員会理事会で、毎月勤労統計の調査手法変更に関するメールを公開した。厚労省が有識者検討会での検討状況を首相官邸関係者に報告していることや、「委員以外の関係者」からの意見により「総入れ替え方式が適当」としていた結論を取りまとめ直前に変更する方針が明記されていた。野党側は手法変更への官邸関与があったとして追及を強める構えだ。 メールは厚労省の担当者と検討会座長だった阿部正浩中央大教授の間で交わされたもの。同省は阿部氏から提供を受けた。これまでの国会審議で「委員以外の関係者」は中江元哉・元首相秘書官(現・財務省関税局長)であると根本匠厚労相らが認めている。 メールによると、厚労省の担当者が2015年9月4日に「検討会での検討結果等については官邸関係者に説明をしている段階」と阿部氏に伝えていたことが判明した。検討会は8月7日、「(中規模事業所調査の対象変更は)現在の総入
21日夜に北海道で発生した最大震度6弱の地震について、鳩山由紀夫元首相の「人災」などとするツイートを道警が「流言飛語」と認定したことを受けて、鳩山元首相は22日夜、「道警は命を守ってほしい」などとする反論をツイートした。 鳩山元首相はツイッターで、工場などから大気中に排出される二酸化炭素(CO2)の量を減らすため、CO2を地中深くに閉じ込める「CCS」と呼ばれる技術に再度言及。 「道警は科学的データも調べないで厚真町地震と苫小牧のCCS実験は無関係でデマと認定した。国会論戦で中越地震・中越沖地震はCCSによって引き起こされた可能性があるとされ、長岡のCCSは中止となったのであろう。更に北大の研究者が地震誘発の可能性があると論文を書いている。道警は命を守ってほしい」と反論を展開した。 この問題をめぐっては、鳩山元首相が21日、CCSの実験施設が北海道にあることから、21日夜の地震は「CCSに
北海道での地震を期に「人工地震」陰謀論が活発になりつつある。 そこで今ふたたび人工地震という陰謀論を考えてみよう。 人工地震陰謀論の歴史人工地震という陰謀論は比較的新しい。なぜならば昔は「神」や「悪魔」などの超常現象的なもので説明がついたからだ。 しかし近年になると状況は一変する。陰謀論者の間で「HAARP」というスターが現れたのだ。 HAARPは主に軍が主導する研究で、正式名称は「高周波活性オーロラ調査プログラム」 巨大アンテナから電磁波を放出して電磁波と電離層の関係等を調査する研究プロジェクトだ。 一見すると地震とはなんの関係もなさそうに見えるが、「軍」「電磁波」ここらへんの単語に刺激されたのだろう、アメリカの陰謀論者たちはこの研究プログラムが地震や干ばつ、洪水、ハリケーン、台風、停電、慢性疲労症候群などを引き起こす装置だと断定した。 地震のときにはHAARPは大活躍する。 例えば東日
アニメ「けものフレンズ2」 その5話、6話はけものフレンズのファンから相当な物議を醸した。 「かばん」が「サーバルと何らかの理由で別れ、今はコノハ博士とミミちゃん助手と共に、研究室でサンドスターの研究をしている事。 サーバルはかばんの事をほとんど忘れてしまっているということ。 一期ファンにはそうやすやすとは受け入れられない内容。当然、私のタイムラインは阿鼻叫喚の嵐であった。 しかしながら、私はこの展開に既視感があった。 それは間違いなく前作でも行われていた事。 殆どの人は気づかなかっただけで、確かに前作でもこれに準ずる内容があったのだ。 それを知るには、けものフレンズの”真の原点”である、スマホゲームアプリ「けものフレンズ」まで遡る必要がある。 アプリ「けものフレンズ」 gamebiz.jp アプリ「けものフレンズ」(以下”アプリ版”)2015年3月16日にサービスを開始したこのゲームの擁
集団生活をするハダカデバネズミは巣の中で、仲間の足ならぬ尾を引っ張り、仕事の邪魔をする――。そんな生態を総合研究大学院大などの研究チームが見つけた。妨害の理由ははっきりしないが「集団のために自分が働きたくて仕方ない、という行動の傾向が影響しているかもしれない」と説明している。 東アフリカの地中で暮らすハダカデバネズミは、最大200匹にもなる集団で生活し、女王と繁殖のためのオスのほかは、繁殖せずに仕事を続ける「ワーカー」が大半だ。ワーカーが中心となって仲間と協力しながら、穴掘りや掃除、子育てなどをしている。アリやハチなどの昆虫にはいるが、繁殖をせずに集団のために働き続ける哺乳類は珍しい。 研究チームは三つの巣からハダカデバネズミ31匹を集め、同じ巣に属する4匹を300個のプラスチック片の入った飼育スペースに入れて計75時間観察した。すると、ハダカデバネズミはプラスチック片を取り除こうと掃除を
アメリカのテキサス州では20世紀初頭から、石油を汲み出すやぐらが馴染みの光景となっている。当初は自噴する原油も、いずれ水やガスを注入して加圧回収することになる。最近では二酸化炭素注入技術が世界的に普及した結果、同州西部で発生する小地震の原因になっている。 Photograph by America, Alamy 近年、アメリカのテキサス州西部で発生した18回の小規模地震は、油井へ注入する二酸化炭素(CO2)が引き起こした可能性が明らかになった。 アメリカでは気候変動対策として、大気中のCO2を地下に隔離・貯留する「温室効果ガス隔離政策(GCS)」が施行されている。今週、22カ国および欧州連合(EU)のエネルギー行政の責任者がワシントンD.C.に集結、炭素捕捉・隔離技術を世界的に普及させるための方策を話し合った。一方、CO2の地下貯留と地震の関連性を指摘する調査結果によって、地下深くに温室効
カルビーは、今月19日に発売した電子レンジで加熱して食べるポテトチップスについて、加熱すると焦げたり火が出たりするという申し出があったことから、およそ16万袋を自主回収すると発表しました。 この商品は、電子レンジで40秒加熱して食べるポテトチップスですが、会社によりますと、20日から22日にかけて、商品が焦げたとか煙や火が出たという申し出が10件寄せられたということです。これまでにけがをした人はいないということです。 滋賀県の工場に商品を送れば返金するということで、カルビーは「お客様にご心配とご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます」と話しています。 問い合わせの電話番号は、フリーダイヤル0120-55-8570で、原則として平日の午前9時から午後5時まで受け付けています。
投稿したのは18歳の女子高校生のちかさん(仮名)。ちかさんはアルバイトに向かう途中、特急の先頭車両にいました。スーツ姿の会社員などで混み合う車内。そのとき… 「体調の悪い方がいます!緊急停止ボタンを押してください!」という女性の大きな声が響きました。40代くらいの男性がけいれんしていて、おう吐もしていたそうです。 電車は特急で次に停車する駅までまだ少し時間があります。車内の後方には、緊急事態が起きた時に乗務員に知らせるボタンがついていました。しかし、体調が悪化した男性の近くにはボタンがありません。 ちかさんはそのときボタンがある車両の後方に向かって「(ボタンを)押してください!」と叫びましたが、誰ひとり、動こうとする人はいませんでした。 聞こえていないかもしれないと思い何度も叫びますが反応がありません。ちかさんはしびれをきらしておそるおそる人混みをかき分け、ボタンを押しました。
これまでの国会答弁を根底から覆すメールが提出された。 2015年9月4日 厚労省から「毎月勤労統計検討会」阿部座長に宛てたもの。「なお、現在、検討会での検討結果等については官邸関係者に説明している段階であります。」 https://t.co/zxG73ITPdn
2015年9月3日、安倍首相が私の参厚労委での質問に「六月には(賃金が)マイナスとなりましたが、これは本年一月に行った調査対象事業所の入替えもありまして」と答弁。そして翌4日の厚労省担当者のメールに「検討結果を官邸関係者に説明して… https://t.co/yIscdAwiGz
統計不正で新たに「官邸関係者」明記の圧力メールが発覚! 安倍首相「いったん戻れ」の理由はこれだったのか 圧力があった──そのことを証明する、決定的な証拠が出てきた。 それは、「毎月勤労統計の改善に関する検討会」(以下、検討会)で座長を務める中央大学・阿部正浩教授に対し、厚労省の手計高志統計情報部雇用・賃金福祉統計課長補佐(当時)が2015年9月14日の16時8分に送ったメール。国会では野党が何度もメールを公開せよと迫ってきたが、安倍政権はこれをひた隠しに。それがようやく衆院予算委員会の理事会でメールが公開されたのだ。 無論、安倍政権が積極的に開示したわけではなく、立憲民主党・逢坂誠二議員の説明によれば、阿部座長自らがこのメールを厚労省に転送したのだという。阿部座長がわざわざ転送しなければ、安倍政権は隠しつづけるつもりだったのだろう。 しかも、阿部座長に送られたこのメールに綴られていたのは、
「若者の○○離れ」という定番フレーズでよく挙がるものに、クルマ、アルコール、海外旅行などがある。グローバル社会と言われて久しいのに、これからの時代を背負って立つ若者が本当に内向き志向から海外に興味が薄いのであれば問題だ。データを読み解いてみる。 ●近頃の若者は海外に興味もなく内向き志向? 若者の海外旅行離れ、というフレーズを耳にするようになって十数年。法務省「出入国管理統計統計表」によると、20代の年間出国者数は、ガイドブック『地球の歩き方』が発売された1979年に100万人を超え、以降順調に右肩上がりに増え続けて96年には463万人に達した。だがこれをピークに下り坂に転じ、2017年は305万人。15年は254万人にまで減少していた。 1990年代、日本からの出国者に占める20代の割合は27~28%台で推移していたが、04年以降、20%を下回っている。つまり、渡航先で遭遇する日本人旅行者
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