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ブックマーク / blog.tinect.jp (163)

  • 世渡りの秘訣は「ヘイト管理 (嫌われ管理) 」にある

    今日の話は、先日公開されていた『「戦わずして勝つ」というより、むしろ「戦ったら負け」なのだと気づいた。』に触発されたもので、共通点があるように思う。 とはいえまったく同じでもない。私は、戦うべき時には戦うべきだと思っているが、社会人が現実的に取れる戦闘スタイルは穏やかだとも思っている。たとえば上掲リンク先に登場する、 彼は困った事を頼まれたりすると「ふざけないでください!そんな事はできません!」というような強い威嚇を相手には絶対にしなかった。 代わりに、当に困った顔をするのである。そして肯定も否定もせずに、話をどうにか保留するような形で座礁に押し上げるのだ。 すると相手が不憫に思うからなのか、その話が消えるか、あるいは折り合いが付きそうな妥協案へと徐々に落ち着いていくのである。 この「彼」の困った表情も、私には社会人の戦闘スタイル、闘争様式のひとつにみえる。穏やかでしたたかな、そんなコミ

    世渡りの秘訣は「ヘイト管理 (嫌われ管理) 」にある
    myogab
    myogab 2023/07/06
    この四半世紀、保守政治が撒き散らしたヘイトのツケを払うのはこれからの世代なんだよなー。
  • 「終わってる組織」あるある探検隊 こんな兆候を感じたら逃げる準備を!

    人は何らかの星の元に生まれるものだが、筆者の場合は新卒から一貫して、入った会社がいずれも「終わってる組織」という定めを負っていた。 幸いにして海外に飛び出して、この不運な星から逃れられたが、日にいた頃を思い返すと頭に浮かぶのはそういった企業特有の断末魔的な現象の数々だった。 その経験から学んだことは、詰んでる会社、修復不能な組織ほど、どういうわけか似通った悪手を打つということだ。 そんな場所からはさっさと退散するしかない…… と言うのは簡単だが、人間そう簡単に人生を左右する決断は下せないものだし、中にいる間は感覚が麻痺しておかしさに気付けないことだってある。 そこで今回は「終わってる組織」マイスターを自称する筆者が、やばい組織にありがちな危険シグナルの事例をご紹介したい。 その兆候を感じたら、せめて次を見つける準備くらいしておいて損はない。 危険信号を察知するアンテナを磨くべし! まず最

    「終わってる組織」あるある探検隊 こんな兆候を感じたら逃げる準備を!
    myogab
    myogab 2023/06/12
    ワンマン社長の死で素人の孫が社長業を引き継いで業績復活~みたいなドラマが量産されてきたのも、願望としての需要がそれだけ有ったからやろね。
  • いっそのこと「くじ引き民主主義」なんて、どうなんだ?

    代議制民主主義のバグ なんかどうだ、日政治? ここんところどうかね? どうもなんかよくないよな。よくないところがあるんじゃないのか。 よいという人もいるだろうが、それはたとえば自分の支持する政党が政権与党にあるとかそういうことで、もうちょっと仕組みというか、構造というか、そういうところに問題あるような気はしないか。 おれはするのであって、とくによくないんじゃないかと思うのが「世襲」の問題だ。世襲政治家ばかりになっている。 ちょっとまえにこちらの記事を読んだ。 日には「世襲政治家」が多すぎる、ビジネス界からの転身が少ない根理由、これだ。 正直、ビジネス界というものから政治家への転身が望ましいのかどうかはわからない。わからないけれど、世襲よりましだよなって思うところはある。 まあそれはともかく、興味深いのは、現在与党である自民党が当選回数至上主義になっていて、当選回数が多い人間が党内で

    いっそのこと「くじ引き民主主義」なんて、どうなんだ?
    myogab
    myogab 2023/06/06
    それを司法でやってるのが「裁判員制度」って末尾に言及有。参院の意義としては、衆院の小選挙区による民意の一時的偏りによる「擬似多数派による圧政」を抑止する機能として死に票を最小化する仕組みが要るやろね。
  • ちょっとしたダメだしにも、すぐに怒りで噴き上がってしまう人の話。

    仕事において、『こまったちゃん』化しやすい人の特徴がいくつかある。 そのなかの一つが、「ちょっとしたダメだしにも、すぐに怒りで噴き上がってしまう」ことだ。 もう少し説明的に言えば、「自分へのダメだしを冷静に受け止めることができない」という特性を持つ人は、職場の悩みの種になりやすい。 その批判の正しさには関係なく、こういう人は、 「でも、あなたも悪いですよね(怒)」とか。 「私は誤解されてます(怒)」とか。 「私のことを嫌いなんですね(怒)」とか。 論点をすり替えてでも、必ず反論をしてくるからだ。 男性にも女性にもいるし、クライアント先で、あるいは同僚で、こういう人を数多く見てきた。 すぐにばれるウソをつく この「ダメだしを冷静に受け止めることができない」という特性は、周囲をとても困らせる。 彼らは「ダメだしされた!」と思った瞬間に、頭がわいているので、冷静に話ができず、論争になってしまう。

    ちょっとしたダメだしにも、すぐに怒りで噴き上がってしまう人の話。
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    myogab 2023/05/11
    色々と巧妙な建前で本音を隠して同意を求めてくる者も、一寸した違和感から真意を詰めると、短文では正しい理屈を互いに整合性も無く次々持ち出してきて、矛盾を突かれて頭が沸くと剥き出しの本音が出てくる事も…
  • 突然働けなくなる「計算できない労働者」の話。

    おれには双極性障害という障害がある。「躁うつ病」といったほうがいまだに通りがいいかもしれないし、イメージしやすいと思う。 双極性障害にはI型とII型があり、I型が波の大きさが凄まじく、II型はそうでもない。おれはII型で「そうでもないのならいいのでは?」と思うが、II型はII型で自殺率も高くけっこうやっかいなものだ。 症状は……もちろん人によって違う。処方される薬も効き方も人によって違う。あくまでおれひとりの例を書く。 おれの場合は「躁うつ」というより、限りなく「繰り返される抑うつ」といったほうがいい。 軽躁状態であっても、人並みに活動できるというのがせいぜいで、イライラ感に苦しんだり、暴力的になったりもしないかわりに、躁状態ならではの高揚もない。せいぜい歯ぎしりが出るくらいのものだ。 一方で、抑うつ状態はなかなかに重い。これは以前、できるかぎりの詳細をこちらに書いた。 おれが抑うつ状態に

    突然働けなくなる「計算できない労働者」の話。
    myogab
    myogab 2023/04/28
    そこ、社会全体が確率計算ができなくなっているという風に考えてる。総体として扱う術~というか。個々の認知としても制度的にも。IT、AIの発展でそれをより複雑でも扱える術にすべきなのに、より扱い難くしてる現状
  • 海外で日本のやり方を押し通そうとするとどうなるか

    日課のYouTubeサーフィンをしていたところ、おもしろそうな動画が目に入った。 『【パリコレ前日密着】パリでのモデルオーディションで最悪の事態にブチギレ』という動画だ。 チャンネル主である勝友美さんは「日初の女性テーラー」であり、1着20万円以上の高級スーツを1年間で500着以上売り、立ち上げたオーダースーツブランドでミラノコレクションに出展した、敏腕経営者らしい。すごい。 動画内では、パリコレ前日に様々なトラブルに直面し、それでもめげずに奮闘する勝さんが描かれている。 この動画だが、おもしろいことにコメント欄の意見が真っ二つに分かれているのだ。 一方は、「トラブル続きでも最善を尽くす勝さんはすごい」という、賞賛のコメント。 もう一方は、「海外じゃこんなトラブルよく起こる、準備不足」という批判的、もしくはアドバイスのコメント。 さて、なぜ意見が二分しているのか。 それは、「海外における

    海外で日本のやり方を押し通そうとするとどうなるか
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    myogab 2023/04/26
    それを「日本的」と言ってられる環境は何時まで保つかねえ…。日本もじきにそうなる兆候は方々から上がっているかと。
  • 女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。

    初めに断っておくが、今から私がお話しすることはフィクションである。何なら妄想だと思っていただいて構わない。 私の身に起こったことは事実なのだが、その事実の中に散りばめられたヒントから私が組み立てた推測には、何一つ証拠がないからだ。 なので、私が「嫌がらせの犯人なのでは?」と考えた相手の名前も、この記事中には出さない。 名前は出さないが、ここで話を進めるためには呼び名が必要なので、私はその人のことを「女性インフルエンサーのH」と呼ぶことにする。 ことの発端は、かつて炎上の女王として名を馳せたHの「なりすまし行為」について、私がブログで言及したことだった。 それ以降、私のブログには何者かによる嫌がらせ行為が続いた。 しかも、匿名の誰かによる攻撃のターゲットになったのは、私だけではなかったのだ。 私と同じように、Hの「なりすまし行為」について記事を書いた他のブロガーさんのところへも、全く同様の嫌

    女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。
    myogab
    myogab 2023/04/25
    いや、元々アンチ的思考だから批判者を鏡写しに見てアンチと認識したのだろうよ。アンチの心理が「解っていた」からこそ訴えまくってた~なのかと。
  • 「どうにも成長しないし、意欲も低い部下」をどうすべきか?

    ある方から、「悩める新米の管理職にアドバイスを」と言われたので、記事を書くことにしました。 はじめて管理職になって一番の悩みは まず、「管理職になって一番の悩み」となり得るのは何でしょうか。 いろいろとあります。 ただ、実のところ最も頭を悩ませるのは、上司との関係でもなく、目標のキツさでもなく、会議の多さでもありません。 「向上心がなく、能力が低く、素直でない」部下です。 「教育の費用対効果が合わない人」と言い換えてもいいでしょう。 管理職の仕事の中には、部下を教育し1人前に育てる、というミッションが含まれていることが多いですが、やってみると「この人の成長にかけるコストと、この人が生み出すリターンが見合わない」ケースが少なからずあります。 そしてだいたい、そういう人は社内で「問題児」扱いされているのです。 たとえば知人にシステム開発業のマネジャーがいますが、 「(メンバーの)あの人、そもそ

    「どうにも成長しないし、意欲も低い部下」をどうすべきか?
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    myogab 2023/04/24
    単純な成果主義で競わせて昇進させてるから、こんな事で悩む奴ばかり管理職に据えて詰む組織の問題と考えた方が。個人成績より、同僚を助け(又は巧く操っ)てる者を抜擢してりゃ、必要の無い課題かと。あと育成≠操縦
  • 思春期モラトリアムは資本主義に吸収されました。

    仲俣暁生さんのツイートを見て、若者に、カネはなくても時間があった時代のことをふと思い出した。 とりわけ文化的だったとは思わないけど、我々が若い頃は、カネはなくても、ほぼ無限に時間が有り余っていた。その余裕こそが社会の豊かさだったのかも。当時も批判的にも使われていたモラトリアム(支払猶予)という言葉は完全に死語になった感アリ。いまは即金で支払わされる。 https://t.co/3TwuIuj0m0 — 仲俣暁生(『失われた「文学」を求めて』続編企画中) (@solar1964) April 8, 2023 私の大学時代も概ねそうだったと言え、今日は疲れていると感じたら一日じゅう寝ている日があった。どうしても攻略したいゲームがあるわけでもないのに朝から晩までゲーセンにいて、所在なく、「ひまつぶしのために」ぼんやりパズルゲームを遊んでいた日もあった。 無限に時間があったわけではないが、なんにで

    思春期モラトリアムは資本主義に吸収されました。
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    myogab 2023/04/21
    昭和は未だ小遣い程度の児童労働もある時代だったが、学生バイトを含む臨時雇用は格別な割り増し賃金労働であり、その日暮らしがし易かった。バブル期にバイトやパートが子供の小遣いに準拠させた法整備された感…
  • 古代日本と天皇の起源に興味を持ったので、いろいろ調べてみた。

    天皇はキリスト教的な神である このところ、小室直樹を読んでいる。その中で、天皇について論じたがあった。『天皇畏るべし』である。 小室直樹はなにやらあやしげで、このもいろいろと話が飛ぶが、十分におもしろかった。 して、どこが「おそるべし」なのかというと、天皇というのはキリスト教的な神であるということらしい。そのあたり、世界の皇帝や国王とも違う。 それが明治の近代化、ほかのアジア諸国に先駆けた近代化の成功をもたらしたという。『宗教原論』などもひきつつそのあたりをちょっと。 一歩進んでいえば、明治政府は富国強兵を目指す国家政策上、宗教を作らねばならなかった。いわゆる天皇を神とした。新しい宗教を作り上げなければならないので、既存の都合の悪いものは全部つぶして新設の天皇教に改めさせた、という構図なのである。筆者が、天皇信仰がキリスト教に似ていると論じたのは、まさにその点にある。 (『日人のため

    古代日本と天皇の起源に興味を持ったので、いろいろ調べてみた。
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    myogab 2023/04/20
    常に行政権力の中枢には居なかったが官位身分の管理認定はずっとやってたのでは? 名字の存在は移民と共にもたらされた外人の象徴でかつ、授けられた役職として増えてきたものなので、原住民の象徴としての無姓な感
  • どんなに非生産的で、バカバカしくて、無駄だとしても、誰かのプライドは地球よりも重苦しい。

    先日、宮古島の肉センターにて、重要なポジションを任されていた社員が待遇の改悪を示され、契約関係破棄したニュースを目にした。 宮古島で牛、馬の肉処理できず センター職員が契約切れ 大型連休に間に合わない可能性も(琉球新報) – Yahoo!ニュース なんでも宮古肉センターでは大型の家畜の解体作業をできる職員が”1人”しかおらず、そのキーマンがいなくなったら全工程が進まないような状態にあったのだという。 どう考えても全体の生産性を考えれば…この職員には居てもらわなくては困る。 そう考えると…待遇を上げるならまだしも、待遇を下げるだなんて処遇は気が狂っているとしか思えない。 しかしこれは人間の集団心理から紐解けば、実は不思議な行動ではない。 今日はこの件を題材に、なぜ貴方の給料が全く上がらないのかを示唆する情報を書いていこうかと思う。 人は誰しも自分の事を褒めてもらいたがっている 極論をい

    どんなに非生産的で、バカバカしくて、無駄だとしても、誰かのプライドは地球よりも重苦しい。
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    myogab 2023/04/20
    名古屋入管が死亡事件を起こしたのも、多分それと似た構図。
  • なぜ「ChatGPTは、使う人次第で能力が大きく変わる」のか、使ってみてはっきりした。

    最近おきた大きなイノベーションのひとつが、ChatGPTのリリースだったことは、多くの人の共通の認識でしょう。 正直なところ、Googleを脅かすほどの存在が、こんなに早く出てくるとは思っていませんでしたが、Googleなどのプラットフォームは大きい割には技術革新に対して脆弱であり、「短命」なので、必然の流れなのかもしれません。 逆に、プラットフォーム上に流通する「コンテンツ」には、とても長命なものが存在します。 例えば「イーリアス」「論語」「原論」などの古典などもそうです。 これらは時の試練に耐え、プラットフォームを乗り換えながら2千年以上もの間、全く変わらずに生き残っています。 では、ChatGPTもしばらくすれば時の彼方に消える……かというと、少しこれまでのプラットフォームと事情が異なるかもしれません。 なぜなら「コンテンツ流通させるだけ」の、GoogleTwitter、Amazo

    なぜ「ChatGPTは、使う人次第で能力が大きく変わる」のか、使ってみてはっきりした。
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    myogab 2023/04/20
    近代化は、バカで雑な成果物でも上げてくる部下をそのまま使う事で発展してきたと思ってる。部下を使う事の下手な人間を近視眼的な成果主義で昇進させてきた結果としての今のこの衰退だ~と考えている。教育の誤謬
  • いつ、だれが、天皇を「特殊な存在」にしようと目論んだのか?

    だれが「天皇」を作ったのか おれは前に、易姓革命の対象にならない、中国の皇帝とも違う、ほかの国の「王」とも違う、「神格化された天皇」についてのを三冊読み、その感想を書いた。 古代日と天皇の起源に興味を持ったので、いろいろ調べてみた。 そこで松健一がこんなことを述べていた。 日の古代国家において、そういう虚構をつくりあげた人物(もしくは組織)があったことは、たしかである(現在の私は、その人物が天武であり、その協力者が藤原不比等だったのではないか、と考えている)。 『「孟子」の革命思想と日』 そう、天皇の神話というものは自然発生的に生まれたものではないだろう。自然発生したところがあったとしても、それをまとめた『日書紀』の編さんにおいては、その時の権力者による希望が反映されていないわけがない、そう思った。 で、だれなんだ? とか思いながら、古代日あたりのを読んでいて、こんなタイト

    いつ、だれが、天皇を「特殊な存在」にしようと目論んだのか?
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    myogab 2023/04/18
    私の問題認識では「なぜ日本の権力機構は、養育コストのかかる皇族を処分して、神という観念だけのローコスト体制に移行しなかったのか」だけどな。歴史的にも初期に創られた体制そのままな訳もなく…
  • 人は、痛い思いをしても、だいたい反省しない。

    人間というのは難しい生き物だなと常々思う事がある。 例えばである。風邪を引いて健康のありがたさを実感したという人は多いだろう。 実際、健康というのはある時は何も気にならないクセに、無くなるとメチャクチャに不便だ。 ほんのちょっと喉が痛いだけでも精神的にはかなりらうし、ほんのちょっと熱があるだけで頭は全然働いてはくれない。 こうして健康の素晴らしさを声高に叫びたくなるような経験をしたとしてもだ。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言うべきか…しばらくすると健康の事は忘れ果ててしまうのが人間という生き物である。 痛みを押し隠して走っていたら、学びしかなかった なんでこの話をしたのかというと最近になって僕は右膝を痛め、健常のありがたさを痛感しているからだ。 原因は日々のランニングである。いわゆる故障というやつだ。 故障というのは誠に不思議なもので、元気だった頃は雑に扱っても何も感じなかった程度の負

    人は、痛い思いをしても、だいたい反省しない。
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    myogab 2023/04/11
    腰痛を患ってくると、和装の「お作法」がなぜ生まれたのかを解る気がする/怪我を庇った動きと負荷の少ない動きとはイコールではないけどな。怪我して逆に強さを手に入れる力士も時に居るけど…
  • 「ガーシー」という暴露者と観客の「ささやかなテロリズム」

    『悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味』(伊藤喜之著/講談社+α新書)を読みました。 「ガーシー」こと、東谷義和さんにUAEのドバイで密着取材した元朝日新聞記者による、内側からみた「ガーシーと仲間たち」を書いた新書です。 僕自身は、東谷さんを全く支持していませんし、東谷さんが「アテンド」という名目の、芸能人に「都合のいい遊び相手」をあてがう役割をやりながら、その芸能人がひどいことをした、と暴露するのは、不快だったのです。 別にその芸能人をかばいたいわけではなくて、東谷さんが「共犯関係」だったことにあまりにも無自覚だと思ったから。 正直、芸能人の醜聞なんてどうでもいいですし(ブログのネタにはなりますが)、僕がずっと応援しているプロ野球チーム(巨人じゃないです)の選手の醜聞もこれまで伝えられてきました。 結局のところ、彼らは(全員がそうではないと信じてはいるけれど)、ファンのため、とかは関

    「ガーシー」という暴露者と観客の「ささやかなテロリズム」
    myogab
    myogab 2023/04/03
    トランプにも口にする理想を実現する気は更々無いし、支持者の相当数もガーシー支持者と同様の消極的なテロ願望だと思うがね。既得権側に居た者の再起欲求が底辺の救済をもたらす訳無いのにな。
  • 金持ちになるのは「頭のいい人間」ではなく「売れる人間」

    前回、「金をくれと言わないと、仕事ではない」と書いた。 これをもう少し突き詰めると、仕事における実力とは「売る力」のことであって、究極的にはそのほかのラベルや能力、例えば学歴やIQなどは、2次的なものに過ぎないとわかる。 * なおここでいう「売る力」とは、営業力だけを指す概念ではない。 富を得るために「何を売るか」までを含んでいる。 例えば、最も富を集めにくいのは、単に「自分の時間」を切り売りする単純な労働だ。 日だと時間給で、1時間当たり約1000円~1500円程度だろうか。 1日8時間働いて、最大で月に26万円、手取りで月に20万円程度になる。 次に、組織に対して「自分の能力を売る」ケースで、いわゆる会社員・公務員・団体職員など。 年収は200万円~500万円程度が普通。 コンサルタントや医師、パイロットなど、専門性の高い能力によっては、年収3000万円くらいまで稼げるかもしれない。

    金持ちになるのは「頭のいい人間」ではなく「売れる人間」
    myogab
    myogab 2023/03/20
    良心を捨てられるコトじゃね? その力が有っても方法を無償提供し地域の文化を作った者は多いが(郷土料理や食文化など各地に存在)、彼らは飛び抜けた財産を個人で蓄えてはいない。
  • 「結婚するな」と発信しておいて、実は結婚していた上野千鶴子氏は、本当にすごい。

    「おひとりさまの教祖」と呼ばれる上野千鶴子氏が実は結婚していたと報じられ、SNSを中心に今も騒ぎが収まらない。 それもそのはずで、同氏は「結婚は奴隷契約」「なぜ恋愛と性の自由を放棄して結婚などするのか」と、婚姻制度そのものを厳しく攻撃してきた過去があるからだ。 ツイッターで上野氏に関するハッシュタグを検索してみると、著名人から一般人まで幅広く、攻撃的な言葉で同氏を批判するものが目立つ。 おひとりさまの生き方についてを書いて「結婚という制度がイヤ」と公言してきた上野千鶴子さんが結婚してた。 嘘を書いてにして情弱からお金を取ってたわけですね。いやはや。。。https://t.co/V6gHbSTj0j >独身を貫く上野氏は“おひとりさまの教祖”として女性たちから絶大な人気を誇ってきた。 — ひろゆき (@hirox246) February 21, 2023 上野千鶴子氏の様な二枚舌の嘘つ

    「結婚するな」と発信しておいて、実は結婚していた上野千鶴子氏は、本当にすごい。
    myogab
    myogab 2023/03/14
    その手の能力自体は能力として凄さを認めはするが、民主主義国家のリーダーとしては相応しい資質ではないだろ。
  • 金をくれ、ときちんと言わない限り、それは仕事ではない。

    「賢い」「スキルを持っている」「誠実」なのに、ビジネスシーンで大した評価を得られない人たちをよく見てきた。 その大きな原因の一つは、彼らが「お金をもらうのがヘタだった」ことが挙げられる。 お客さんに良いサービスをし、社内でのウケも良い。 でも、最終的な「実績」という面で、彼らは平凡だった。 お金をもらうのが下手な人たち こうした「お金をもらうのが下手な人たち」は、広範囲な職種に存在している。 例えば、エンジニアやライター、弁護士や会計士など、技術的な職業に多い傾向だが、顧客に接することが多い営業やコンサルタントにも存在している。 例えば、私がコンサルタントだったとき、よく怒られていたのが、 「お客さんのところに、必要以上に行き過ぎてしまうコンサルタント」だった。 経営陣は「コンサルタントは時間だけが売り物。必要な工数以上にお客さんのところに行くのは、八百屋が自分の店先の野菜をべているよう

    金をくれ、ときちんと言わない限り、それは仕事ではない。
    myogab
    myogab 2023/03/08
    「公定価格」のあった時代には、それが「正解」だったんだよ。「公定価格」の決定過程には政治的に問題はあったが、その存在は全て悪ではなかった。人件費デフレの主要因はここにある。最早ある種の談合が要る状況で
  • 子どものうちからTPOに合った服装を選ぶスキルを身につけないと、大人になって苦労する

    「ブラック校則」という言葉が認知されはじめているなか、先日朝日新聞で、『「先生はコート着てるのに…」 校則で着用を制限するワケ』という記事が公開された。 内容はタイトルそのまんまで、男子生徒は校則でコートの着用が禁止されており、着用には学校の許可が必要とのこと。 最低気温が氷点下を下回る日でも、生徒たちは校門前でジャンパーを脱いだり、セーターや肌着を着たりして、寒さをしのいでいるらしい。 なぜ、校則でコートなどの着用を制限するのか。冒頭の男子生徒が通う高校に取材すると、教頭は「昔からある校則なので、目的は分からない」と話した。「生徒は制服の中に着ることで防寒しているし、朝に学校に電話してコート着用の許可を取れば、着ていくこともできる」と説明する。 目的がわからんのかーい! というツッコミはさておき。 宮崎県弁護士会は22年8月に「校則見直しQ&A」という文書をまとめ、県内の教育委員会などに

    子どものうちからTPOに合った服装を選ぶスキルを身につけないと、大人になって苦労する
    myogab
    myogab 2023/02/27
    いや、ある程度決まっているから、ネクタイの柄だとかもっとずっと細かい所で値踏みされてんだろ。日本人がネイティブ並みの発音できるまで英語ができると言えない如く、選ぶスキルが無いのでなく要求が高いからでは
  • 「排除の論理」が力をつけてきた。

    少し前に、総務省管轄の地域おこし協力隊員が、「共同体から村八分にあった」と述べるニュースがあった。 移住失敗”の村となった別子山、再び「よそ者」を受け入れるのに必要なこと 「やばい」「嫌がらせ」。Google検索窓に「別子山」と打ち込むと、こんなワードがサジェストされる。 愛媛県新居浜市の別子山(べっしやま)地域に移り住んだ地域おこし協力隊員が配信したYouTube動画が話題を呼び、この旧村地帯はいま、世間からそんなイメージを抱かれている。 あるいは最近、別の田舎町が「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然」などと書かれた、「移住の心得七か条」を掲げたのも、全く同じ構図だ。 「都会風」との表現に滲む移住者への疑念。福井県池田町が広報誌に載せた“移住の心得七か条“に「そりゃ衰退する」と納得の声 福井県池田町の広報誌に掲載された、移住者に向けた提言「池田暮らしの七か条」の内容や表現が

    「排除の論理」が力をつけてきた。
    myogab
    myogab 2023/02/24
    今の日本においては、人口とGDPがさほど変わらないのに貧困が進んでいるのは、国の貧しさではなく搾取の拡大と再分配の劣化だけどな。国家の衰退はその後の事。