ルネサンスのセレブたち
A君「フェミニズムの研究をやる人の気持ちってよくわからないよな。」 僕「なんで?」 A君「だって、歴史の中で女性は男性から抑圧されてきて、そんな状況を打破しよう。女性にも男性同様の権利を!!って流れでもう結論分かってるやん。」 僕「確かにね。結論分かってるの研究してもなぁ。」 去年の8月位の会話。フェミニズム=平塚雷鳥、男性の抑圧への反発、女性にも権利を。 そんなイメージで、フェミニズムの結論はもう分かっている、なんてことをほざいていた。 しかし実際は、女性が歴史の中で抑圧されてきたことは共通の前提としてありながらも、現代フェミニズムは様々な学説が対立している。 「平等」を志向するフェミニストは、女性は抑圧されてきたのだから、男性と同じ法的権利はもちろんであるが、実際の社会生活においても、性別による一切の差別のない状態を実現していかなければならない、と主張する。 「子供産まれたら女性が仕事
WEB @femibotjp フェミボット ーフェミニズム系の名言ぽいものをつぶやくbot。共同編集という形で参加しております。@yu_ichikawaさんが、BOT化してくれております。をいをい・・・・あんた、BOT勉強してたんじゃないの?というのはおいておいて。 はじめに言っておくが140文字で、フェミニズムの思想などを伝えるのは不可能。←開き直り。そして、有志がとにかく好きなフレーズをよってたかって入力しているので、文脈をぶった切って入力されているものもあり、それだけみたら「?」ってなものも多いかもしれない。なので、ある意味ネタです(笑)だが、アフォリズム的にフェミ系の名言に親しみたい人はぜひフォローしてみてほしい。そして、「お!」と引っかかる発言があったら、ぜひ引用元の書籍などを読んでみて欲しい(内容はついったー上で自然発生的に集まったフェミボット編集有志が力をあわせて担当しており
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なんとか行ってきましたよ。 いや~、最初はナンバで観る予定でしたが、デイケアのお迎えのバスがこないだは9時ちょうどに来たのが今日は9時半くらいになって10時10分の上映に間に合いそうになかったので、急遽梅田で11時50分からの分を見に行きました。 どうせ平日の午前中やしギリギリに行っても間に合うやんなあ、と思い、11時前には大阪に着いてましたが、阪急あたりをウロウロして。 10分前に映画館に到着。 したらチケット売り場めちゃ混んでるやん! 列の最後尾に並んだんだけど、余裕で10分経ってしまいましたよ。 いやあ、今までナンバでも映画を観たけど、こんなにチケット売り場で並んだことはなかったです。 キタが凄いのか、たまたまなのか、なんとか係員さんに泣きついて、先にチケット買わせてもらって。 でももう2ヶ月以上も上映している映画なのに、座席いっぱいで、最前列しか空いてないって。 すごいですねえ、地
ネスレ、テレビCM「違いがわかる男」シリーズに北杜夫を起用。池ノ坊専永に続く六代目、この後、岩城宏之、清家清、野村万作と続く。なぜか、音楽家、狂言師、建築家はすこぶるカッコ良いのに、作家は品のない自堕落な印象を与えた。 違いがわかる男CMの検証 岩城宏之→チャイコフスキー「悲愴」を指揮、しかも、静から動に到る「転」の部分。 野村万作→狂言の最終奥義「釣り狐」を披露。 清家清→自らの設計による、直線的な、斬新なデザインの山荘で寛ぐ姿。 遠藤周作、北杜夫→庭でラジオ体操。 岩城、野村、清家にとって、このCM出演はプラスになったが、遠藤、北にとって、このCM出演はマイナスになっている。つまり、個の言論を封殺する点で有効だったという事だ。そして、その後に来るのは、企業や官庁による言論統制である。
『フェミニズムはみんなのもの ―情熱の社会学』 ベル・フックス著 堀田碧訳 原題:『Feminism is for EVERYBODY』 by bell hooks 2003年 新水社 まず、フェミニズムという言葉から何を連想しますか。 男性を敵視している気の強い女性たちの軍団? この社会を根本から否定する考え方? よくわからないけど、怖そうで理論的で頑固な女性たち? あるいはレディーファースト至上主義なフェミニストの男性? 私は、よく分からないけど気の強そうな女の人たちが社会に対して批判を繰り返す、 ちょっと近寄りがたい人たちの理論という感じでした。 しかし、一方で私は 生物学的な性別と社会学的な性別であるジェンダーは全く別物だと思っていたし、 必ずしもその特性は一致しないと考えていたしし、 「女性らしさ」とかいう固定観念の押し付けはいい加減にしてほしいと思って
書類処理、東町のレトロ小物屋 Queen's Hotel で、紐を引くともんちっち風に手を叩く子豚らしき紙人形を買う。パネルの原稿をほぼ終える。 女たちの絆 作者: ドゥルシラコーネル,Drucilla Cornell,岡野八代,牟田和恵出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/05/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る名著。コーネルの詩人としての感性は、理論的な法哲学の本でも感じとれるが、なかば回想録であるこの本では全開にされている。一流の政治哲学者は、しばしばむしろ文学者としての能力によって一流であることがよくわかる。(訳者の一人岡野八代もそうした人だと思う。そう言われて岡野さん自身が喜ぶかどうかはわからないが。) 両端の章では、祖母と母、パラグアイからの養子との関係が美しく、尊厳(コーネルのキータームだ)をもって語られて
こんな時期に集中講義があって、マーサC・ヌスバウムという人の『女性と人間開発』という本を読む。インドの女性を取り上げて「その人がどんなことができるのか?」という視点から、国際比較や現状の批判・打開を行うことの意味を説く本だ。 私は一般的にフェミニズムに強いシンパシーを感じない。これまでの人生で、自分が女性であるという理由で、男性に何かを言いたいと感じるほどの経験がないからだ(もちろんこれからそのような経験をする可能性は十分にあるし、ほぼ確実なのだろうが)。「女性として」扱われることに、自分自身とのギャップを感じて嫌だなと感じることはあるけれど、同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に「女性として」扱われることで得をしているなと感じるし、「男性として」扱われている人が損をしているなと感じる。だから、もし今の私がものを言うとすれば、「女性として」「男性へ」言うのではなく、「性」によった規範概念で
[読書] 上野千鶴子:『生き延びるための思想』 (2006年2月、岩波書店) (写真はアリストファネス像。本書は、2500年前の『女の平和』を髣髴とさせる。) 上野千鶴子の最新論集。第3章「対抗暴力とジェンダー」(初出2004)が本書の白眉。上野は「これは本当に辛い思いで覚悟を決めて書いた論文なのに、はかばかしい反応がいただけなかった。・・受けて立ってくれる人がどうしていないのかと、何となく淋しい・・」(p230)と書いている。上野はこの論文で、「女性兵士」というフェミニズムの究極の問いに立ち向かう。その考察を彼女は、連合赤軍事件の集団リンチ殺人の考察から始める。連合赤軍リンチ殺人事件に「立ちすくみ、長く沈黙するに至った」(82)上野にとって、リンチ殺人を行った永田洋子は、「深いトラウマとなった。私がもしそこにいたら? 殺す側にいたかもしれないし、殺される側にいたかもしれない。」(81f)
Unknown (ふぇみ) 2006-03-01 22:03:56 こんばんは~。 確かに椎名林檎の世界観って、いわゆる一般的な女性とはちょっと違いますよねー。 例えば、A!KOさん引用の詩の背景にあるものってなんだろうって考えてみると、「女の悲哀」なのかな。 従来ならば「女性の幸せ」と評価されるようなシーン(ダンナにひたすら尽くす妻)を椎名林檎が描くと、その影に隠れていた女性の本音みたいなものがえぐりだされるので、決してそれが絵に描いたような幸福の姿をしていないと客観的に見て取れる。 彼女はアーティストだから、ストイックなまでに日陰な存在に徹する妻の姿に美を見出しているのかなぁ(なんか椎名林檎って耽美主義っぽいなぁと)。 それを積極的に解するのならば、椎名林檎はフェミニストかも! いずれにしても、椎名林檎のように破天荒な生き方をしている女性ってなぜか好きです、わたしは。 返信する
楽しみにしてたやつ。 アマゾンで注文してた本が到着。送付方法を「一括」にして8冊くらい注文したら異常に先に送付する予定になってしまってたので、「分割送付」を選び直したのだが、昨日3冊(2冊と1冊が別包装)、今日1冊、というふうに五月雨式に送られて来るというさんざんな結果になってしまった。しかしあと2冊くらい緊急で必要な本が含まれているので、これからまた「一括」に戻す危険をおかすのはどうなのか。そんなこんなでたぶんまたバラバラと本が送られて来る模様。 What Makes Women Sick: Gender and the Political Economy of Health(1995)もWomen's Health: Complexities and Differences (Women and Health)(1997)も、女性医療に関するフェミニストモデルについて言及のある本。 W
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