写真1●米アップルの電子書籍アプリ「iBooks」の画面。気になる部分に付せんをつけたり、Facebookで共有したりできる 米アップルは2012年10月23日(現地時間)の新製品発表会(関連記事)の場で、新型MacやiPadと同時に、iPad/iPhone/iPod touchで動作するiOS用電子書籍アプリ「iBooks」の新版(写真1)を発表した。iBooks用の電子書籍を作成するMac用アプリケーションソフト「iBooks Author」も発表。いずれも日本時間24日夕方時点で、日本国内で無償ダウンロードできるようになっている。 日本のユーザーにとっての大きな特徴は、両ソフトがサポートする言語が40言語に増え、日本語や中国語、韓国語などアジア言語の書籍を表示・制作する機能が強化されたことだ。左開き・縦書きの書籍や、振り仮名付きの本文など、日本独自の書籍形式をスムーズに再現できる(写