私が描いているフリーペーパー『本屋でんすけ にゃわら版 』の権利を巡ってはグチャグチャしたものになった。
私が描いているフリーペーパー『本屋でんすけ にゃわら版 』の権利を巡ってはグチャグチャしたものになった。
TSUTAYAで客が買った本をその場で裁断してスキャンさせてくれる「書籍自炊サービス」を始めたようです(参考画像)。裁断作業は店員がやるようですがコピー操作は客自身がやりますので、著作権法30条の私的使用目的複製の要件は一応満たしています。また、自分で買った本を自分用にスキャンするわけなので、権利者にも特別な損害を与えることはないと言ってよいでしょう(将来の電子書籍版の収益機会が奪われるという議論はあるかもしれませんが)。 しかし、これも、もし裁判沙汰になったら「カラオケ法理」によって、TSUTAYAは自己所有・管理のスキャナーを客に使わせて利益を得ているので複製の主体はTSUTAYA、ゆえに、私的複製の範囲外とされてしまいそうな気がします。もちろん、ロクラクII最高裁判決でも明らかになったように、「カラオケ法理」の適用は規範的に(裁判官が考えるあるべき姿に合致するように)行なうことになっ
(前回から読む) 小田嶋 広告って率直に資本主義でしょう。でも、そもそも文筆の世界って「コンテンツビジネス」という物の考え方とはなじまないんですよね。 文章を書いている人間というのは、本当は金が欲しいくせに、そうじゃない振りをずっとしてきたわけです。だけど、そろそろ紙の出版がやばいんじゃないかみたいな話になってくると、だったらもの書きでも著作権というやつをしつこく定着させて、それで、真似したヤツや引用したヤツからどんどん金を取るぞ、みたいな、何かそういう権利系の弁護士と結託しないと食っていけないぞ、みたいな話に、徐々になりつつあるわけですよ。そうすると広告と文筆と何が違うんだといえば、あまり違わなくなるんですね。 ―― ただ、言っちゃなんですが、某作家さんのやっている著作権確保運動は、ちょっと見ていてつらいところがあります。 小田嶋 そうそう。著作権の延長とか、図書館つぶしとかに奔走してい
するんじゃないの? MORI LOG ACADEMY: 中古品の著作権 http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/05/post_1142.php 中古販売自体は、僕はそれほど問題だとは考えていない。 どんなものにも中古品市場はある。販売してはいけない、 という道理はないだろう。 それでも、「著作権」というものがあるわけで、 たとえば、ただで譲ってもらったから、あるいは拾ったから、 という理由で破格で売ることは、どうも変な気がする。 中古品でも売るときには、コンテンツに対する著作権料を 支払うのが道理ではないだろうか。 図書館などで、貸し出す場合も例外とは思えない。 中古として、どっかに売る人にとっては すでにそのコンテンツは「ごみ」でしかないので、 その「ごみ」を金を払って回収してくれる 企業のところに持って行くわけで。 それはま
そんなもの存在するのかな? 読みたいけど価格が高すぎると感じるなら買わずに読まなければいい。 価格分の価値があると思ったら買って読めばいい。 作り手側は買ってもらう価格を設定しているのだから、見合わなければ買わないでやればいい。それが市場ってもんだ。 買ってまで読みたくないから図書館で読むっておかしくないか。 僕はおかしいと思う。
MORI LOG ACADEMY: 中古品の著作権 人気作家、森博嗣氏が図書館や新古書店に異議を唱えている。 ただ、少々耳にタコというか、もう聞き飽きたというか、よくあるタイプの凡庸な批判だ。 正直、この森氏の日記も最初に読んだときは頭に血が上ったが、風呂に入ってから読み直してみると、なんということもない。 おそらく、あまり深く考えずに、なんとなく自らの印象を書いただけなんだろうな。 この問題については、以前にエントリを書いたことがある。 万来堂日記2nd - 新古書店が金を払えと言われる二つの理由と、俺が金を払いたくねえなあと思う二つの理由 森氏の日記から引用すると 中古販売自体は、僕はそれほど問題だとは考えていない。どんなものにも中古品市場はある。販売してはいけない、という道理はないだろう。それでも、「著作権」というものがあるわけで、たとえば、ただで譲ってもらったから、あるいは拾ったか
タグは(ある種)演出です。 →ネットオフ、1冊126円からのオンラインコミックレンタル(INTERNET Watch) ネットオフは16日、オンラインコミックレンタルサービス「コミかる」を開始した。月額基本料980円で、レンタル料は1冊126円(最新作は1冊280円)。決済はクレジットカード。入会金や延滞料、送料は必要ない。 コミかるは、貸し出し冊数18万冊、シリーズ数5,000シリーズを揃えたコミックレンタルサイト。貸し出しは、15冊〜20冊(平均18冊)セットが基本で、基本数を上回る巻数のタイトルでは、15巻ごとが1セットになっている。 →コミックレンタル これって、一度レンタルしたら無期限で(毎月980円払ったら)借りられる・手元に置いておける、ということなんだろうか。 「1冊126円(最新作は1冊280円)」で新古書店からコミックスを買い、毎月980円払うかわりに、その買ったコミッ
同人著作権事変 とゆー記事を読みまして。 なんというか、苦笑い。 ショップやってて同人売りやってると、こういう話題は時期ごとに耳にするもんでして。聞かされてあまり気分の良いものではないですが。 はっきりと表沙汰となり大事に発展した事例は上記リンク中にあるとおりですが、他にもいろいろ聞きますよー。 ○○のサークルのところに弁護士が来て警告受けたとか。 ××のサークルは版権元ににらまれるのが怖くてショップに卸してくれないとか。 アレのソレがコレになって、○○円が吹っ飛んだとか。 そういうのを聞くたびに、色々とうんざりしてしまうんですよ。 作っておきながらもひとたび睨まれると慌ててひっこめるサークルとか。 入手困難になった途端に血眼になってどうにか確保に走る大手ショップとか。 放置しときゃいいのにあれこれちょっかい出す版権元とか。 んで、そーいう情報に振り回されて客を煽った挙
10月1日付の日経新聞朝刊によると、湯川れい子さんによって、今度は書店での立ち読みがやり玉に挙げられているようです。 自分のお小遣いで新刊が買える範囲内でしか書籍等を読まない人や、読みたい書籍等を新刊で買えるだけのお小遣いがもらえる人にとっては、「立ち読み」等という所業は信じがたいところがあるのかもしれません。ただ、一般には、読みたい書籍等の数や一冊あたりの価格が上昇したからといってそれにあわせてお小遣いが増える人というのは限定されているので、「新刊を買うことなしには書籍等を読むことはできない」というシステムのもとでは、新刊の売り上げが増大して作家たちの懐が潤うということになる可能性よりも、「読書」という娯楽が一部の富裕層に許された贅沢になっていくのだろうという気がします。特に、書籍等が子供たちの知的好奇心を満足させるに足りないものとなる(子供たちがそのお小遣いで新刊が買える範囲内でしか書
今朝の日経「領空侵犯」インタ ビュー。湯川れい子氏は「立ち読みは万引きと同じ犯罪行為である」とご立腹。ふ〜ん。 曰く: 立ち読みは『盗み読み』という立派な犯罪。 立ち読みによって、作家が損害を被るばかりでなく、本や雑誌は日本の知的財産であり、立ち読みによって国家的な財産 が侵害されるのである。 このまま立ち読みを許し続ければ、誰もよいものを出そうと思わなくなり、次世代の才能は育たず、日本の文化は衰え、 国の力が低下してしまう。 グーグルが世界中の書籍をネットに載せれば、『ネット盗み読み』が増えかねない。 図書館に行く人と立ち読みする人は人種が違う。図書館はいいのだ。 どうすればいいかだが、知恵はない。結局、一人一人のモラルに訴えることと教育で徹底するしかない。 どうすればわからないのだったら言うな、というところだが、いやはや過 激。これほどまでに、現代の作家や音楽家は「お金」を意識して仕
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 「談話室たけくま」へようこそ。編集家、竹熊健太郎氏と、『インターネットの法と慣習』(ソフトバンク新書)を上梓された法政大学社会学部助教授の白田秀彰氏の対談をお送りします。前回は、日本に「著作権」が持ち込まれた経緯を中心としたお話でした。今回は、ネットの世界と現実の世界との間で生じる、著作権の考え方のずれについて語ります。白田秀彰氏のプロフィールはこちらです。 竹熊 インターネットの時代になって、テキストはもちろん映像、音楽も簡単にデジタルコピーできるようになってきましたが、事実上、著作権への考え方を大幅に修正しないともう立ちゆかなくなるだろうと、僕なんかは思うわけですよ。 白田 著作権法を読んだ上で、音楽業界や出版業界の実務
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