今の自分は、出会った人や読んできた本によって、できあがっている あの小冊子は、新聞の付録だったのか、記憶が曖昧で定かではないのだが、1ヶ月に1回程度の頻度で届いていた気がする。オールカラーで内容もさまざまだった気がする。その中には、プロ野球の選手名鑑もあって、私は、母から受け取り、大切にしていた記憶がある。母は、…
![僕が電子書籍売場に求めること - コトリコ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)
今の自分は、出会った人や読んできた本によって、できあがっている あの小冊子は、新聞の付録だったのか、記憶が曖昧で定かではないのだが、1ヶ月に1回程度の頻度で届いていた気がする。オールカラーで内容もさまざまだった気がする。その中には、プロ野球の選手名鑑もあって、私は、母から受け取り、大切にしていた記憶がある。母は、…
先に【付録の勝利、か? 少年・男性向けコミック誌の部数変化をグラフ化してみる(2010年4月-6月データ)】などで【社団法人日本雑誌協会】が2010年8月10日に発表した、2010年4月から6月分の主要定期発刊誌の販売数を「印刷証明付き部数」ベースで公開したデータを元に、いくつかのグラフを生成した。今データは定期的に更新され、当方でもいくつかの雑誌について丸一年以上のデータが取得できたため、季節属性にとらわれない「前年同期比」の値を出せるようになったことは、これまでの記事でお伝えした通り。今回は番外編として、【エリア情報誌はキビシいのです・その他色々な雑誌部数の変化をグラフ化してみる(2010年1-3月データ)】同様に、当サイトで定点観測しているデータ以外のいくつかの雑誌について、「前年同期比」における部数推移をグラフ化してみることにした。雑誌不況はどこまで、どのジャンルに浸透しているのか
三省堂書店は8月9日、海外の学術書や長期品切れの書籍などを店頭で印刷・製本して販売するサービス「三省堂書店オンデマンド」を、神保町本店(東京都千代田区)で今秋に始めると発表した。「電子書籍時代の書籍流通のあり方への新しい提案」としており、日本の書籍の海外流通にもつなげる。 店頭でメニューリストから書籍を選び、1冊から注文できる。10分ほどで印刷・製本し、その場で客に手渡すのが特徴。長期品切れの書籍や、洋書・大活字本などの流通量の少ない書籍を手に入れやすくする。 まずは、海外の学術書など100万点と、「Googleブックス」の洋書200万点をラインナップ。詳細は今後発表する。出版社と協力し、電子化済みの日本語書籍もリストに加える予定。客からのリクエストにも応える。 自費出版や、学校・図書館・企業で利用するテキストの製本にも対応。実施店舗も順次拡大するとしている。 オンデマンド印刷サービスはこ
独自フォーマットで鎖国する電子書籍 7月27日、凸版印刷と大日本印刷(DNP)は「電子出版制作・流通協議会」を設立し、東芝、パナソニック、朝日新聞、毎日新聞、NTTドコモなどが参加を表明した。これは総務省・文部科学省・経済産業省の「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」で決まる予定の標準フォーマットを採用して、日本の電子書籍を標準化しようというものだ。 その標準は、XMDFを「中間フォーマット」として使う方向だ。シャープは、次世代XMDFで電子書籍に参入し、これに対応するタブレット端末も年内に発表すると発表した。XMDFというのは一般にはあまり知られていないが、シャープの「ザウルス」用に作られた文書フォーマットで、ガラパゴス携帯での標準規格だ。日本語独特の縦書きやルビなどにきめ細かく対応し、これまで日本で発行された約1万点の電子書籍のほとんどはXMDFで書か
電子出版における誤解のひとつに「電子出版のコストは紙の出版よりも安くなる」ということがある。「印刷や輸送コストがなくなるんだから当然でしょ」と考えるかもしれないが、実際には制作コストは大きく変わらず、むしろ新機能追加やデジタル変換のコストが付与されることで割高にさえなる可能性がある。こうした電子出版の現状について、All Things DigitalのMediaMemoコーナーを担当するPeter Kafka氏が、App Storeで新たに雑誌アプリの配信を開始した米Hearst MagazineのエグゼクティブバイスプレジデントJohn Loughlin氏に電子出版の実際についてインタビューした記事を掲載している。 Hearst Magazineが配信を開始したのは「Popular Mechanics Interactive Edition」という電子雑誌アプリだ。Popular Mec
凸版印刷、電子出版時代における出版業界全体に向けた総合戦略 「出版イノベーション2010」を策定 〜コンテンツマネージメントとマルチユースを核とした出版新ビジネスモデルの創出〜 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、電子出版時代における、出版業界全体に向けた総合戦略「出版イノベーション2010」を策定しました。 電子出版事業のサポート機能の強化を目的として、総合フロント組織「デジタルコンテンツソリューションセンター(仮称)」を2010年7月1日に設立するとともに、製造面で電子出版と既存の印刷物を並行して制作できるマルチ制作ライン「コンテンツファクトリー」を拡充し、コンテンツマネージメント機能を実現します。さらに、リアル、デジタル、オンデマンドなど、読者のニーズに合わせて、様々な形態でコンテンツの確実な配信を行う「オープン配信プラットフォーム
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「本を書いてみませんか?」――paperboy&co.が運営する書籍レビューサイト「ブクログ」は6月22日、ブログを作るような感覚で手軽に電子書籍を作成・公開・販売できる個人向けサービス「パブー」を公開した。作成から販売まで、すべての操作がWebブラウザのみでできる。 本のタイトルや表紙を決め、1ページずつテキストや画像を入力して電子書籍を作成。販売価格(無料~3000円)や無料試し読みページを設定してWeb公開できる。EPUBとPDFファイルも自動で作成。ダウンロードすれば、iPadやKindle、iPhoneなどでも快適に閲覧できる。 文章や画像は、ブログ入力フォームのようなユーザーインタフェースで簡単に入力できる。決済は同社独自の「おさいぽ!決済」のみ対応。クレジットカードへの対応も計画している。売り上げの70%が印税として作者に入り、残りの30%を同社が手数料として受け取る。 今後
Twitterでちょこっと話題になっていた件。 カリフォルニア大学の電子図書館が、Natureの雑誌価格の値上げに対しボイコットを教員に要請しているそうです。 Re: Informational Update on a Possible UC Systemwide Boycott of the Nature Publishing Group カリフォルニア大学図書館はNature Publishing Group(NPG)の雑誌の提供について危機的状況に直面しています。NPGはNatureと傘下雑誌ライセンスの価格を2011年頭から400%値上げすると主張しています。これにより、それら67の雑誌コストは年間1100万ドル以上増額することになります。 カリフォルニア大学の教員、研究者はNPGの雑誌で出版される論文の著者の中で多くの割合を占め、その出版物の威信を形作るのに大きな役割を果たしてい
本調査研究は、近年急速に市場が拡大し、社会的な注目も高まっている電子書籍について、その流通・利用・保存の実態を図書館との関わりも視野に入れながら把握するために、湯浅俊彦・夙川学院短期大学准教授を中心とする研究会を組織して実施したものである。 各種統計や歴史的経緯の分析に加え、出版社へのアンケート調査、電子書籍関連事業者(印刷、出版、携帯電話通信、コンテンツ作成・配信等)へのインタビュー調査、国立国会図書館職員へのアンケート調査を行うことで、流通・利用・保存の現状と課題を調査している。 PDF版はこちら[約4MB] ※本調査研究報告書は、2009年3月10日に公開いたしましたが、被インタビュー者の申し入れにより、冊子体版と異なり、文中の固有名詞4箇所を一般職務名に変更して、改めて公開しました。(2009-03-13)
岩崎夏海「『もしドラ』を売って出版界が間違っていることを証明したかった」 大ベストセラー著者に「ドラッカー自伝」翻訳者・牧野洋が聞いた [後編] vol.1 はこちらをご覧ください。 牧野 先日、ドラッカー研究所のワーツマン所長に聞いたら、「ドラッカー本人が書いたのならともかく、第三者が書いたドラッカー本が数十万部も売れるなんて、異例中の異例。なんでこんなに売れるのか・・・。だれもが不思議に思っている。読んでみないと分からないけれども、きっととても面白いんだろうね」という返事でした。 岩崎さんの本は、日本では「小説形式のビジネス書」として扱われています。日本人が書いたビジネス書が海外で注目されることはめったにありません。仮に英語に訳されていても、新聞や雑誌で紹介されることはまずないです。 ドラッカーゆかりの地クレアモントにドラッカー関係者が大勢いたという点は割り引かなければなりませんが、ド
イ)書籍流通の大枠 書籍流通は委託制。出版社は本を取次に委託し、取次は書店に委託する。 (2と3)ただし、出版社も取次も、納品した段階で現金が入るという「ふつうの卸売り」に近い形。 (5と6)一方で、売れ残りの最終責任は出版社が背負う形になっている。 自分の理解では。これは「ふつうの流通」と「ホントの委託販売」のハイブリッドです。というか、市場拡大を前提にしたリスク分散のシカケに見えます。ひらたく云うと、メーカーは「すぐ現金になるんだからガンガンつくっちゃえ!」、仲卸や商店は「どうせ返品できるんだからガンガン仕入れちゃえ!」というカンジです。 これは市場拡大期には、定価販売制(価格カルテル)と相まって、ガンガン成長してゆけると思います。しかし拡大期には「へぼマーケッター」を量産する一方、「目利き」を育てない傾向があります。 ロ)返本率の増加は「過剰生産」 近年の書籍の返品率は4割を超えてい
Amazonが電子書籍端末「Kindle」日本発売に向け講談社と数回ほど意見交換、米BusinessWeek報道 【編集部記事】米BusinessWeek.comの現地時間4月21日の記事によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)は同社が販売する電子書籍端末「Kindle」シリーズの日本発売に向け、講談社(本社:東京都文京区)と意見交換を始めている模様だ。 講談社・野間省伸副社長はBusinessWeek記者のインタビューに対し、Amazon側の動きについて「Kindleを実際に日本で同じように発売するかどうかまだ考えているようだ」と応えている。一方、Amazon日本法人側も「複数社と意見交換をしているところ」と応えている。 なお、野間副社長によると、AmazonのライバルであるApple社(本社:米国カリフォルニア州)側からはまだとくに接触はないとのこと。【hon.jp】 問
(前回から読む) 前回の原稿で予告した羽鳥書店の代表、羽鳥和芳さんは、Kindle(キンドル)やiPadなどの電子書籍には関心が無い。若い出版社ではあるが、液晶画面で“読む”近未来を招き入れることより、手触りの良い、物質としての本を、本好きの読者へ丁寧な心もちで届けることに、出版人としての誇りを持っている。団塊世代の頑固な編集者だ。 かといって電子媒体を否定するものではない。むしろ、インターネットの利点は利点として利用すべき、と寛容な姿勢で時代の潮流に臨んでいる。そのために、近ごろ爆発的な広がりを見せるツイッターなどのネットワークについては大きな関心を寄せている。 つい最近、旧いタイプの編集者は、衝撃的なTwitter(ツイッター)の洗礼を享けた。 ツイッターで古本が1万500冊が売れた
今週頭、Kindle2がウチにやってきた。もともと「電子書籍なんてまだまだだろ」と思っていたのだが、アスキー.jpの記事に興味を持って、つい購入してしまったのだ。ネットにもつながる通話料無料のモバイルデバイス、というのが、非常に魅力的だったし、ちょうど電車の中などで外国書籍が読みたいと思っていたので、3万円以下なら高くはないと思った次第。さて、実際に使ってみた印象なのだが、これは確かに良くできた端末だが、電子書籍の時代はまだまだ来ないなという思いを強くすることになった。 まずKindleの長所・短所を挙げてみよう。 <長所> 3G端末なので直に電子書籍が買える E-inkで見やすい バッテリー持続時間が長い PCより軽い Webも見られる <短所> 日本語が使えない(ハックで日本語表示はできても、入力はまだできない) E-inkなので画面遷移が遅い 文庫より重い Webのようにキーワードで
拡大が予想される電子書籍市場で国内での主導権を確保しようと、講談社、小学館、新潮社など国内の出版社21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に発足させる。米国の電子書籍最大手アマゾンから、話題の読書端末「キンドル」日本語版が発売されることを想定した動きだ。 携帯電話やパソコン上で読める電子書籍市場で、参加予定の21社が国内で占めるシェアはコミックを除けば9割。大同団結して、デジタル化に向けた規格づくりや著作者・販売サイトとの契約方法のモデル作りなどを進める。 日本の出版業界では「今年は電子書籍元年」とも言われる。国内の市場は2008年度は約464億円だが、5年後には3千億円規模になる可能性があるとの予測もある。成長をさらに加速させそうなのが読書専用端末の普及だ。アマゾン(キンドル)のほか、ソニーやシャープなども、新製品の開発に乗り出している。 国内の出版社がとりわ
■■ポット出版は2010年1月15日以降、新刊を書籍版と電子本(.book形式)で発売します ■■第一回の電子書籍は「本の現場」永江朗・著と「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」 ■■無料ダウンロードキャンペーン、1月22日まで「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」をまるまる一冊 書籍を読むための機器(デバイス)の改善や普及の予兆があるなかで、 ポット出版は今後発行する新刊を、基本的に書籍版(紙の本)と電子本でほぼ同時期に発売します。 コンテンツ・文書を読むということは今後も変わらないと思いますが、それを読む道具としての 機器が改善されています。また、紙というデバイスより、電子本端末がより有利な点も見のがせません。 読みやすさは、書籍版が良いかもしれません。しかし、保存スペースがほぼ不要、持ち歩き(あるいはクラウドに保存)が可能、 中身のテキスト検索が可能、厚い本であるならあるほどより軽く
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