新卒採用にAI=「ワトソン」が選考-ソフトバンク ソフトバンクは29日、新卒採用の選考に、IBMの人工知能(AI)システム「ワトソン」の日本語版を活用すると発表した。5月以降に応募者が提出するエントリーシートの内容評価に使う。2018年4月以降に入社する総合職志望者が対象。約400人を審査する見込みで、ワトソンが合格を出せば、面接などに進む。 人事担当者による確認作業の時間を短縮できるほか、評価基準を統一して公平な選考ができると期待している。これまで680時間かけていた作業が、75%減の170時間になる見通しだ。 評価基準を作るため、16年12月以降に受け付けた約1500人分のエントリーシートをワトソンに学習させた。ワトソンが合格基準に満たないと判断した人については、人事担当者が内容を確認し最終的な合否判定をするという。 ワトソンは、11年に米人気クイズ番組で人間のチャンピオンを破り