宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員の端末がコンピュータウイルスに感染し、情報が外部に漏えいした問題で、JAXAは1月13日夜に記者会見を開き、調査状況などについて説明した。 JAXAによると、コンピュータウイルスの感染原因は、2011年7月6日に職員の知人の名前で送り付けられたメールである可能性が高いという。このメールには飲み会への参加を誘う件名が付けられ、日本語で本文が記載されていた。PDFファイルも添付されていたという。同様のメールが他の職員数人にも送信されていたが開封はしておらず、当該職員は送信者名が知人だったことから添付ファイルを開いてしまった可能性があるという。メールの文章が途切れているなど不自然な点があり、送信アドレスは職員の知人のものではなかった。 同年8月11日に、職員の端末にインストールされているセキュリティ対策ソフトが不正サイトへの通信を検知した。JAXAでは直ちに
宇宙航空研究開発機構(JAXA)において、職員の端末1台がコンピュータウイルスに感染し、当該端末内の情報及び当該職員がアクセス可能なシステムに関する情報が外部に漏洩していたことが本年1月6日に判明しました。 現在、JAXAでは漏洩した情報内容の特定および原因究明に取り組んでおります。 1. 漏洩した可能性のある情報について 宇宙ステーションへの物資補給機(HTV)の関連業務に従事する職員の端末がウイルスに感染したことにより、以下の情報が漏洩した可能性があります。 端末に保存されていたメールアドレス HTVの仕様や運用に関連する情報 当該端末からアクセスしたシステムへのログイン情報 2. 現在判明している状況について 昨年8月11日に当該端末で異常を検出し直ちにネットワークから切り離し調査したところ、8月17日に当該端末がウイルスに感染していることが判明しました。ウイルスを駆除しましたが異常
【ニューヨーク=小谷野太郎】ソニーは26日、ゲーム機「プレイステーション」向けのインターネット配信サービスで、同社傘下のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のシステムに何者かが侵入し、サービス利用者の名前や電子メール・アドレスなど、個人情報が盗まれていたと発表した。 利用者のクレジット・カード番号についても、「盗まれた可能性を否定できない」としている。 SCEによると、家庭用ゲームのネット配信サービス「プレイステーション・ネットワーク」のシステムがハッカー攻撃を受け、今月17日から19日にかけて、利用者の名前や住所、パスワードなどが盗まれたという。同社は先週からサービスを停止し、外部のセキュリティー会社に依頼して調査を進めている。ただ、現時点で被害実態は把握できていない。SCEはサービス再開後、利用者にパスワードの変更などを求めるとしている。 同サービスの登録者は、全世界で約7
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、インターネットを利用した各種のサービス(以下、Webサービス)に対するサービス妨害攻撃に関して適切な対策実施を促すため、「サービス妨害攻撃の対策等調査」を実施し、その報告書を2010年12月16日(木)から、IPAのウェブサイトで公開しました。 http://www.ipa.go.jp/security/fy22/reports/isec-dos/index.html 近年、電子商取引や検索サービス、インターネットバンキング等、各種 Web サービスの提供が、さまざまな企業や公的機関等で広く行われています。このようなサービスは、普段から適切な対策を実施していなければ、悪意ある者によるサービス妨害攻撃(Denial of Service Attack、DoS 攻撃)により、サービスの継続を妨害される可能性があります。 2009年7
米国を代表する株式市場の一つで、ハイテク銘柄が数多く上場するナスダックの運営会社のコンピューターに昨年、ハッカーが繰り返し侵入していたことが分かった。取引を管理する基幹システムはアクセスされておらず、無事だったという。5日付のウォールストリート・ジャーナル紙が関係者の話として報じた。 コンピューター犯罪を担当する大統領警護隊(シークレットサービス)や連邦捜査局(FBI)が捜査を開始。侵入の動機は不明だが、不当に利益を上げたり、取引に関する秘密を盗んだりするのが目的だったとみている。 捜査当局は、侵入した人物や国籍の特定に至っていない。ロシアの関係者が関わっていることをうかがわせる複数の証拠もあるが、ハッカーが侵入する際にロシア国内にあるコンピューターを使っただけの可能性もあるという。(共同)
三菱電機の子会社が全国の公立図書館に納入している図書館システムで、トラブルが相次いでいることが28日、分かった。 図書館利用者100人以上の個人情報が流出したほか、蔵書を検索しただけで「サイバー攻撃」と誤解された男性が偽計業務妨害容疑で逮捕され、その後、システムに原因があったことも分かった。同社は近く調査結果を公表し、関係者に謝罪する。 問題となっているのは、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS、本社・東京)が開発したシステムで、全国の約70自治体に提供している。 このうち、個人情報が流出したのは愛知県岡崎市、東京都中野区、岐阜県飛騨市の公立図書館。最も多かった岡崎市の図書館の場合、2005年7月以降、計163人分の氏名や電話番号、本の貸し出し状況などが全国の37図書館のサイトに複写され、誰でも閲覧できる状態になっていた。 MDISによると、同社の担当者が3図書館に納入したシステ
派遣について 派遣とは、直接派遣される正社員、契約社員、パート、アルバイトとは異なり、派遣会社から、派遣契約を結んでいる企業に派遣され、そこで仕事の指示を受け、実際の仕事をします。あなたの雇用者は派遣会社になり、仕事の指揮命令等は派遣先が行なうことになります。 紹介予定派遣について 紹介予定派遣とは、派遣期間が終了した後にその会社に採用されることを「予定している」システムです。あくまで「予定」ですので、派遣期間が終了した時に、派遣先企業、もしくはスタッフのどちらかが望まなければ、採用に至らないケースもあります。 アウトソーシング契約社員について アウトソーシング契約社員とは、リクルートスタッフィングアウトソーシング事業部との直接契約の契約社員となります。場所は請負先の場合がほとんどですが、仕事上の指揮命令は弊社の社員が行ないます。
ハッカーが大手セキュリティ技術企業に大恥をかかせた。Kaspersky LabのWebサイトが週末にハッキングされ、セキュリティソフトを求める顧客を、偽ソフトのダウンロードを勧める外部ページに転送していた。 10月17日に、ユーザーがKasperskyの米サイトからソフトをダウンロードしようとすると、「Security Tool」という偽ウイルス対策ソフトをダウンロードさせるマルウェアサイトにリダイレクトされた。Security Toolを実行すると、多数の脆弱性とセキュリティ脅威が見つかったと報告するポップアップウィンドウが表示され、これらの問題を修正する完全版のソフトを購入するようユーザーを脅かした。 ユーザーはさまざまなオンラインフォーラムにこの攻撃のことを書き込んだが、Kasperskyはいかなる侵害も起きていないと否定した。日本法人の社員と思われる人物が、問題は修正されたと書き込
愛知県岡崎市立中央図書館は28日、利用者163人分の個人情報がインターネットを経由して外部に流出したと発表した。05年6月末時点で図書の予約や返却延滞をしていた一部の利用者の名前や年齢、電話番号、借りた本の題名、貸出日などが流出した。 ソフトを開発した三菱電機インフォメーションシステムズ(東京)によると、同図書館が最初のソフト販売先だった。岡崎市の利用者の個人情報を誤って残したまま、ソフトをほかの全国37の公立図書館に販売してしまったという。宮崎県えびの市と福岡県篠栗町の図書館のホームページ(HP)から、岡崎市の個人情報がダウンロードされたことが確認された。 同社は「個人情報の取り扱いが不十分で、誠に申し訳ない」と陳謝し、岡崎市立中央図書館は「多大なご迷惑と心配をかけ、おわびする」とコメントした。 同図書館では今年8月、ソフトの古さが原因でHPの閲覧が困難になる問題も発覚している。【中村宰
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く