5月5日、米国東部に生息する周期ゼミの一種「17年ゼミ」が、数十億匹の大合唱を地上に鳴り響かせようとしている。写真は2004年、バージニア州で撮影(2013年 ロイター/Hyungwon Kang) [ハムデン(米コネティカット州) 5日 ロイター] 米国東部に生息する周期ゼミの一種「17年ゼミ」が、数十億匹の大合唱を地上に鳴り響かせようとしている。
ヤマビルの忌避行動を研究する金足農の女子生徒=2010年7月16日、秋田市、田中大介さん提供特許が認められたヤマビル忌避剤「ダウンヒル」=田中大介さん提供落ち葉の下などに潜むヤマビル=千葉県鴨川市の東京大学千葉演習林 【橋本佳奈】ハイキングや農作業の途中に、衣類の隙間から入り込み、人の血を吸う「ヤマビル」。茂みや岩の下などいたるところに潜み、被害は、首都圏の山中にも広がっている。温度に敏感なヤマビルの特性を生かした「忌避剤」を金足農業高校(秋田市)の女子生徒らが開発し、特許が認められた。 生徒らと一緒に開発した、同校の元理科担当教師、田中大介さん(37)=現、大学共同利用機関法人自然科学研究機構、基礎生物学研究所助教=は「春になり、レジャーで山に入る機会が増える。有効な対策になると思う」と話している。特許が認められたのは先月29日で、今後、生産や販売方法などを検討する。 ヤマビルは動
2刷キタ!ありがとうございます! 東海大学出版会から、日本産の好蟻性生物(アリの巣で暮らす生き物)を写真で紹介するという、前代未聞の図鑑が出版されました。その名も 「アリの巣の生きもの図鑑」!! 昆虫はもとより、クモ・ダニ・ヤスデ・センチュウなど、とにかくアリと密接に関わりあいを持つ生き物達の世界を、一冊の本にアリったけ突っ込みました。 使用されている写真は、小松貴さんというどこの馬の骨とも知れぬ昆虫写真家の人をはじめ、各地で好蟻性生物を調査・研究している若手の精鋭たちが撮影したものばかりです。そして、そのほとんどは室内に持ち込まず、野外で彼らが自然のままに振舞っている様を撮影したものになっています。およそ8年前から、日本全国を文字通り草の根分けて調査し続けた成果の集大成です。 気になる中身・・ 個人的には、片道丸一日かけて九州の山奥へ分け入り、固く冷たい山中の公衆便所に伏して夜を明かした
ここでは研究室向け、もしくは一般家庭向けのプラナリアの飼育方法を書いています。 飼育場所をクリックしてください。 研究室 高校、中学 一般家庭 トラブルシューティング 1.死にそう 2.再生しない 3.動かない 4.死んでいるのか生きているのか分からない 5.増えない 6.増えすぎた 7.食べたい 早急に水を換えてあげてください。 その飼育水ですが、もしかしたら塩素の混じった水道水をそのまま使っていませんか? 塩素はプラナリアの体に悪い影響を与えます。または純水やイオン交換水を使っていませんか? ミネラルの無い水では生物は生きていけません。 必ず、一度沸騰させた水道水(またはオートクレーブ水)か、市販の水を使ってください。 飼育水が悪い可能性があります。1.死にそう、の欄を参考に再度、使用している飼育水を見直してみてください。 水は
5年程度の間隔をおいて定期的に見直されている全国のレッドデータ改訂情報に対応する「全国レッドデータ検索システム」では、最新のレッドデータ情報を閲覧することが可能です。 わが国で公表・出版されている、国ならびに地方自治体のすべてのレッドデータブックおよびレッドリストの情報を統合したデータベースの検索、閲覧ができます。(左のボタンから検索ページへ移動します) 更新履歴 2008.09.17 | 埼玉県、奈良県のレッドデータリストを更新しました 2008.04.30 | 維管束動物、藻類、地衣類データの見直しを行いました 2008.04.30 | 環境省レッドデータを更新しました 2007.04.18 | 爬虫類、両生類データを更新しました 2007.02.02 | 「最新のレッドデータ情報」を更新しました 2007.02.02 | 「全国レッドデータ検索システム」を公開しました
連載コラム 「生命科学の明日はどっちだ」 目次 第14回:全ての植物をフィボナッチの呪いから救い出す ロマネスコ(左)とマンデルブロ集合の一部(右) 植物にかかったフィボナッチの魔法 このオーラ全開の野菜、なんだか知ってますか。 そう、最近デパートなんかではよく見るようになったロマネスコというカリフラワーの仲間である。 一説によると、悪魔の野菜とか、神が人間を試すために作った野菜とか言われているらしい。 なんと言っても凄いのは、フラクタル構造がめちゃめちゃはっきり見えること。 まるでマンデルブロ集合みたいだ。 ね、似てるでしょう。フラクタルがこんなにはっきり見える構造物は、他には無いんじゃないかな。 この植物が面白いのは、それだけでは無い。 実の出っ張った部分をつなげていくと、らせん構造がくっきり見えてくるでしょう? そのらせんの本数を数えてみよう。 右向きのらせんと左向
07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09 Scienceのブログにおもしろい話がありました。 Video: Drip, Drip, Snatch!(でっかいアリの写真注意) その葉の中に落ちた虫を溶かして栄養にすることで有名な食虫植物のウツボカズラ。 (リンク先は転載元 撮影者:ogibo-さん) これの内側は虫が歩けないようになっていて脱出はとても難しいものになってるというのは、きっと有名な話です。 ところで、研究グループは過去の蓄積にくわえて、「実は雨よけ+虫寄せのフタも虫を捕らえるのに一役買ってるんじゃね?雨の後たくさんつかまってるじゃん」というところを出発点にしたのがこの研究。 With a Flick of the Lid: A Novel
ryugo hayano @hayano (この間松本で「放射性セシウムを摂取すると体内に蓄積され,その後何十年も内部被ばくする.○か×か?」という問題出したんだけど,○と思っている人,多いんだな.排出メカニズムがあるからこそ,尿検査でセシウムが検出できたりするんだけど…) 2012-03-31 14:46:26 伊賀電 @herobridge それは継続的に摂取し続けない場合ですよね。RT @hayano: (この間松本で「放射性セシウムを摂取すると体内に蓄積され,その後何十年も内部被ばくする.○か×か?」という問題出したんだけど,○と思っている人,多いんだな.排出メカニズムがあるからこそ,尿検査でセシウムが検出 2012-03-31 14:48:35
寄生虫はその存在すら否定したくなるほど嫌いな人も多いかと思うんだけれど、一応存在する理由も役割もちゃんとあるわけだができれば遭遇したくない、寄生されちゃった場合には非常に残念なことになってしまう、地球上に住む恐ろしい寄生虫7種がこれらなんだそうだ。 The 7 Most Horrifying Parasites on the Planet 7.ギニアワーム(メジナ虫 ) メジナ虫は体長が1メートルになる寄生虫。人間の体に入ると激痛をもたらす。今のところワクチンも無ければ治療薬も無いそうだ。 メジナ虫の幼虫は水中にいるミジンコの体内で育つ。このミジンコを含む水を人間が飲むと、ミジンコ自体は消化器官で死滅するが、メジナ虫の幼虫は成長を続ける。人間の体内で交尾した後、オスは死ぬが、メスは成長する。成長したメスは、膝から下や腕の皮膚を破って頭を出して来る。 Exit of the worm 6.C
人類終了のおしらせ...世界人口の半分を殺す鳥インフル変異種誕生2011.11.30 19:008,235 satomi ああ、人類はやはりH5N1変異種のパンデミックで終わるのか... 映画でもSF小説でもない、現実のはなし。オランダの科学者が世界数十億人を骸の山に変える致死力を備えたスーパーウイルスをこしらえてしまいました。まあ、深呼吸、深呼吸...あ、深呼吸はまずいか...このウイルス、鳥インフルのくせに空気感染するんです。 生成したのはロッテルダムのエラスムス医療センターのウィルス学者ロン・フォウチャー(Ron Fouchier)教授。アメリカ国立衛生研究所(NIH)から「H5N1鳥インフルエンザウイルスの伝染力が強くなってパンデミックを起こし得るかどうか、いっちょ調べてくれないか」と頼まれ、かしこまりました、とやってみたのです(警告フラッグ!)。 試しにフェレット(イタチの一種)
「生物はどうして死ぬのでしょう?身近な人を亡くすことが増える年齢になり、この疑問が中二病のように再発しております…」という質問をインタビューズの方で頂きました。はてな記法で書いちゃったので*1こちらでお答えします。 はじめに こんにちは。最近ブログ欲がすっかり満たされてしまって、100字より長い文を書く気があんまし起きない僕です。もはや、俺今までどういう文章を書いていたっけ?状態ですが、とりあえず書き始めてみます。 テラカオス ご質問の件、生物学らしい答えを期待されているかと思いますが、素朴な疑問が最も最も最も最も最も恐ろしいマギィーー!という格言の通り、残念ながら明確な答えを持ちあわせておりません。テロメアとかDNA修復とか活性酸素とかの老化メカニズムの話を聞きたいわけじゃないですよね。ベニクラゲという不死の生物がいましてねっていう面白動物の話もそぐわない感じ。でももう少し大きな概念の話
Image from Wikimedia オランダ・エラスムス医学研究センターのRon Fouchier博士が、人に感染する恐れのある超危険ウィルスを作成したと話題になっています。このウィルスに感染すると、かなり高い確率で死に至ると予想されています。 Scientists Brace for Media Storm Around Controversial Flu Studies: ScienceInsider このウィルスは、A型インフルエンザウイルスのH5N1亜型、いわゆる高病原性トリインフルエンザウィルスから作成されました。この元になったトリインフルエンザウィルスのRNAに5つの変異を入れたものが、今回の超危険ウィルスです。 Fouchier博士らは、この研究成果をまとめた論文をScience誌に投稿しました。しかし、この研究内容が公表されるとバイオテロなどに利用されてしまう恐れがあ
印刷 ツチガエルをくわえたものの、のみ込めないシマヘビ=吉村友里さん提供カエルグッズを手にする吉村友里さん=岡山市 ヘビににらまれても食べられない!?――。そんなカエルがいることを九州大学の大学院生、吉村友里さん(27)らが確認し、10月中旬に岡山大であった個体群生態学会で発表した。イボから出す分泌液の味や臭いでヘビの捕食から身を守っているらしい。 イボガエルとも呼ばれるツチガエル。体長約5センチで、北海道から九州の水辺に広く分布。ヘビにかまれるなどの危害を受けると、背中のイボから青臭い汁を出す。この分泌液のおかげでヘビに食べられないのでは、とのうわさは以前からあったという。 うわさを確かめようと、吉村さんら九大生態科学研究室のメンバーはシマヘビ34匹にツチガエルを与えてみた。すると、かみつくヘビはいたが、のみ込めたヘビはいなかった。かんだ直後に口をよじらせ、何かを吐き出すような様子
哺乳類でさえカンガルーなどの有袋類は胎盤を持ちませんが、軟骨魚類のサメや一部の硬骨魚類では卵胎生といって卵を体内で孵化させるだけではなく、輸卵管で栄養やガス交換を行ってしばらくの間、稚魚を育てるものが知られています。そういう動物で母体と子の間でガス交換や栄養・老廃物の交換をする組織は我々真性の哺乳類(真獣類)と同じく「胎盤」と呼ばれることがあります。 両生類の中にも、背中で卵を育てるもののうちいくつかのものは、母体との間でガス交換や栄養供給をするものがあるようで、そういうものも「胎盤」のような組織を持っているとされています。 しかし、哺乳類に近縁な爬虫類にも卵胎生のものが知られていますが、爬虫類では栄養供給や老廃物の受け渡しをする、いわゆる本格的な「胎盤」を持つものは知られていなかったようです。 最近出た Journal of Morphology には、爬虫類ではじめて真性の胎盤と呼べる
地域 西表に最大級ナマコ 琉大熱帯研が発見2011年10月9日 Tweet 発見された世界最大級のクレナイオオイカリナマコ=8月21日、西表島船浦湾内(琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設提供) 世界最大のナマコであるクレナイオオイカリナマコが8月21日、竹富町の西表島船浦湾内で見つかり、捕獲された。発見したのは琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の成瀬貫助教ら3人。同じ種のナマコの産地としては大浦湾、名護湾、鹿児島県奄美の加計呂間島、パラオに続き、世界で5カ所目。 捕獲したナマコは体長362センチ。表面には特定の種に寄生する貝類やカイアシ類が付着していて、成瀬助教はこれらの貝類が生息していることから、ある程度の数のナマコも西表島の周辺にいると話す。 このナマコは湾の内側で、海底の土壌が泥と砂が適度に混ざり合っている特殊な環境を好むという。成瀬助教は「船浦湾にもナマコが生
地球のものとは思えない緑のモコモコした植物「ヤレータ」 見るからに不自然というか、近寄ったら取り込まれそうな気さえする、この緑の塊。 南米アンデス山脈の標高3,200m〜4,500mに生息する常緑の多年生植物で、「ヤレータ」と言うそうです。 セリ科の一種なのですが、成長速度は遅く、多くは3000歳を超えています。 1. アンデス高地の植物だけあって栄養の少ない乾いた土地でも育ち、土壌はアルカリ性・酸性問わないそうです。 2. 荒涼とした土地に、モコモコした緑の植物が生えているのって、何か不思議ですよね。 3. 高地の植物特有の強い日射量が必要のため、日陰では育ちません。 4. 近づくとカリフラワーっぽい感じも。 5. 熱を逃がさないため小型で、成長速度も非常に遅いそうです(年に約1.5cm)。 6. 近づいてみたところ。 7. 日照条件の良い岩壁にもびっしり。 8. ちなみに良く燃えるため
煮干の解剖 この実践は koba先生のホームページ『煮干の解剖資料室』を参考にさせていただきました。 「煮干」を教材として用いるメリットとしては、 ・安価で、必要な数量が簡単に手に入ること ・準備、後かたづけが容易なこと(食べることもできる) ・殺したり、血が出たりしないため、生徒の心理的負担が少ないこと などがあげられます。 カタクチイワシの煮干を買いました。 できるだけ大きいほうが解剖しやすいみたいです。 (一袋に50匹くらい入っていて500円くらいでした) だいたい10センチくらい。 これだけ大きいと解剖しやすいですね^^ ↑こちらの解剖資料は koba先生のホームページ『煮干の解剖資料室』からダウンロードさせていただきました。 大きな写真と解説入りでとても見やすいです! カラー印刷したものをラミネートして、班ごとに配布しました。 これがあれば、生徒は資料を見ながら各自で作業を進める
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