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学問に関するn-yujiのブックマーク (2)

  • 片塩氏の「論文」は「幻想小説」だった! - 楷書活字

    『タイポグラフィ学会誌04』所収 片塩二朗「弘道軒清朝活字の製造法とその盛衰」の冒頭に、若き日の片塩氏が猪塚良太郎氏の仕事場を訪ね、清朝活字について教えられるという挿話がある。「25年前に廃業」とあるし、素直に読めば、1970年頃の思い出話と読める。論文の書き出しからエッセイというのも不思議だが、その下にある註では、猪塚良太郎氏について「詳細不詳」となっている。「数度にわたって訪問した」相手を「詳細不詳」というのもこれまた不思議なことだ。 この「エッセイ」で、片塩氏は何を言おうというのか。どうやら弘道軒の活字が、戦後も「役所」(外務省か宮内庁)で使われ、そのことは一般には知られていない、清朝活字にはそのような謎があるというらしい。 にわかに信じがたい話だが、この話の裏はとれるのか。まず、猪塚良太郎という人について調べてみた。 Googleで検索してみると、 大日スクリーンのサイトの「描き

    片塩氏の「論文」は「幻想小説」だった! - 楷書活字
    n-yuji
    n-yuji 2011/02/18
    本題に関係ないですけど、「幻想小説」ファンの自分としてはこの用法はちょっと。幻想小説には幻想小説の論理がありますんで。
  • 『ここが違うよ『天地明察』:参考文献の著者から(0/前口上)』

    まえがき: このエッセーの趣旨 その事件は、突然我が身に降ってきた。 冲方丁氏の著書『天地明察』(角川書店、平成21年11月30日初版)に、拙著『近世日数学史 関孝和の実像を求めて』(東京大学出版会、2005年)が参考文献として挙げられていたことである。 知人から単行『天地明察』の存在を知らされ、パラパラとめくっていたら、どこかで見たことのある史料が原文で出ていて驚いた。 (今回紹介する文。後述。) この著者はよく調べているなあ、と思って巻末を見たら、何ということはない。拙著が参考文献に挙げられていたのである。 (Deja Vuになるのは当然だよなあ……) これが『天地明察』との最初の出会いであった。つまり、元の小説が『野生時代』に連載されていた頃(2009年)、不覚にも筆者(佐藤)は、この小説の存在すら知らなかったのである。 ご存じのとおり、冲方氏の書は、2010年の屋大賞を受

    『ここが違うよ『天地明察』:参考文献の著者から(0/前口上)』
    n-yuji
    n-yuji 2010/06/13
    これは難しい問題。ただ、『姑獲鳥の夏』を読んで『憑霊信仰論』に手を出した人もいる。
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