試合前のカタールサポーター。カメラを向けると「今日は2−1で勝つよ」というポーズを見せた【宇都宮徹壱】 アジアカップは21日からノックアウトステージ。日本はいきなりホスト国カタールと対戦することになった。会場のアルガラファ・スタジアムは、いつもはキックオフ30分前でも閑散としているのだが、この日は自国の大一番が、しかも金曜日(イスラムの休日)に行われるとあって、スタンドの埋まり具合も順調である。準々決勝を「大一番」というのは、いささか大げさに思われるかもしれない。実はカタールが、アジアカップでグループリーグを突破するのは、今回がやっと2度目である。前回、準々決勝に進出した2000年のレバノン大会では、残念ながらベスト8止まり。そんなわけで「史上初のベスト4進出を懸けた試合」という意味では、十分に「大一番」と言えるだろう。 最多タイ、3回のアジアカップ優勝を誇る日本にとっても、この準々決勝
モウリーニョ監督の今シーズン終了後の動向に注目が集まっている。国王杯では対アトレティコ・マドリーとのダービーを制し、準決勝進出を決めたが疲れ果てた表情で記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、「シーズン終了までは居るつもりだが、周囲が満足なら監督は残留するし、そうでなければ退団もある」と語り、退団の可能性はゼロではないとした。 シーズン半分が終わり、明らかに変化してきたモウリーニョ監督の立場。ジャッジを巡る度重なる審判団との口論、幹部との関係、試合中の振る舞い、記者会見でのコメントとあらゆる場面で注目の的となってしまうことで周囲からの批判は強まるばかりだ。 リーガではバルサを追い優勝の可能性もあるだけに大事には至っていないが、一度負けが続くようなことが起こればさらに苦しい状況に追い込まれてしまうであろう。モウリーニョ監督のR・マドリーは1シーズンで終わってしまうのか。全ては後半戦の戦い振り次第
19日のドイツ紙『シュポルト・ビルト』によると、FIFA(国際サッカー連盟)およびUEFA(欧州サッカー連盟)は、欧州の主要リーグにおける新たな年間スケジュールを、2015年を目処に導入することを検討しているようだ。 新たな年間スケジュールについては、これまで6月に行われていたユーロ(欧州選手権)とワールドカップ(W杯)を2月から3月開催へ移行し、国内リーグや欧州カップ戦の期間を、欧州で一般的な秋春制(9月〜翌年5月)から春秋制(3月中旬〜10月下旬)に変更することが検討されることになりそうだ、またこれに伴い、W杯やユーロの予選も11月上旬〜12月中旬にかけて行われることになるという。 同紙は最後に、今年上旬に行われるFIFAおよびUEFAの次期会長選挙で、FIFAのジョセフ・ブラッター現会長とUEFAのミシェル・プラティニ現会長がそれぞれ再選を狙っていることから、選挙の結果に悪影響を
国際サッカー連盟(FIFA)は20日、猛暑を避けるために2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会を冬季に開催する案は、現時点で検討対象となっていないとの声明を発表した。 冬季開催案が検討されるのであれば、まずはカタール協会の主導で行われ、その後にFIFA理事会に諮られるべきだとしている。(チューリヒ、ロイター=共同) [ 共同通信 2011年1月20日 20:43 ] 前後の記事 - [サッカー]カタール代表のメツ監督「日本はアジアのバルサ」 - 1月20日 20:52FIFAは冬開催検討せず W杯カタール大会 - 1月20日 20:43マレーシア主審が笛 アジア杯のカタール戦 - 1月20日 20:28ザック監督がカタール撃破に自信 - 1月20日 20:38鹿島がMF本田拓を獲得 サッカーのア杯日本代表 - 1月20日 19:55 最新のコラム - [サッカー]
例年、年末年始はサッカー三昧で過ごしている。大会によって、中学、高校、大学、Jクラブと、カテゴリーは様々で、必ずしもレベルの高い試合ばかりではないのだが、それぞれの試合に違った意味合いがあって、おもしろい。 なかでも、メインイベントは天皇杯と高校選手権。天皇杯ではシーズン最後のタイトル争いが、高校選手権では未来を担う逸材の発見が、最大の見どころだ。 そう言えば、昨年12月29日、東京・国立競技場での天皇杯準決勝で、興味深い顔合わせに出くわした。 この試合で対戦したFC東京と鹿島の先発メンバーに、揃ってかつての高校選手権得点王の名前があったのだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 618文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読み
AFC総会のFIFA理事選で落選し、さえない表情を見せる日本協会の田嶋幸三副会長=6日、ドーハ【共同】 去る1月6日、カタールのドーハで行われたアジア・サッカー連盟(AFC)の総会で役員改選が行われ、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に立候補していた日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三副会長兼専務理事(53)が落選した。田嶋はAFC副会長とAFC選出のFIFA理事、AFC理事に立候補していたが、AFC副会長については直前になって立候補を取りやめ、FIFA理事一本に絞って初当選を目指していたがあえなく落選となり、日本は世界のサッカー界における重要なポストを失ってしまった。なお、東地区の定数である3名しか立候補していなかったAFC理事については無投票により選出された。 2002年から2期8年にわたって守ってきたFIFA理事の座であったが、今回なぜこのような事態になってしまったのか。
本日もサッカーの話。ちょっと時期を逸したかもしれないけれど、日本代表のアジアカップグループステージの感想である。実は、一試合ごとにやろうかと思ったけれど、サボっていてやらんかったので、一度に全部まとめて。 アジアの守備ブロック蟻地獄と日本 とりあえず、最初の試合についてはヨルダンの守備が良かった。アジアのレベルが上がってきてるなーと思った試合だった。どういう守備してたかというと、フォーメーションは4141。最近の流行のフォメで、日本代表がW杯でもやったアレである。 ちょっと寄り道するが、4141が流行りだした背景には、 2ライン間で攻撃的プレーヤーが動きやすい4−2−3−1の有効性が認識されてくると、それを阻止するための策が本格的に検討されるようになる。すなわち、2センターハーフと2CBの間のバイタルエリアをいかにカバーするか。「ストップ・ザ・ファンタジスタ」の成否は、まさしくそこにかかっ
【ジャカルタ時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)は19日の声明で、サッカーの2030年ワールドカップ(W杯)招致をASEANの共催として目指すことを明らかにした。 マレーシアが招致案の取りまとめを担当し、5月にインドネシアで開催するASEAN首脳会議で提案される見通し。ASEANのスリン事務局長は声明で「招致に向けた加盟国の連携はASEANの国際的な注目度を高め、ASEANに自信をもたらすだろう」と期待を示した。 W杯は、次の14年大会がブラジル、18年大会がロシア、22年大会はカタールで開催されることが決まっている。 【関連記事】 ・ 【特集】W杯2014スター候補〜宮市、ナスリ、ペドロ〜 ・ 【サッカー今むかし】アジア杯極私的予想 日本の優勝確率20% ・ 〔写真特集〕ザックジャパン アジア杯優勝へ ・ 〔写真特集〕アジア杯、美女サポーター〜W杯に負けない〜 ・ 韓
ユヴェントスはベテランの優れた選手たちによってリスタートしている。FWアレッサンドロ・デル・ピエーロとGKジャンルイジ・ブッフォンが、その年齢や負傷、移籍の噂にもかかわらず、そして契約延長が実現していないにもかかわらず、再び話題となっているのだ。 数年前、彼らはもう終わった選手だとする声もあった。だが彼らは、静かに働き続け、“彼らの”ユヴェントスを復活させるために、適切なタイミングを待っていたのだ。デル・ピエーロはゴールを決め、ブッフォンはシュートを防いでいる。残りの9人はシーズンごとに入れ替わってきた。だが、彼らは常にそこにおり、常に決定的な存在だ。 ユヴェントスでの661試合目となった16日のバーリ戦で、デル・ピエーロはクラブでの通算280ゴール目を決めた。彼のFKが均衡を破ったのだ。ルイジ・デルネーリ監督も試合後、デル・ピエーロに賛辞を送っている。 本人は笑顔で感謝した上で、まだ自分
グアルディオラ監督「メッシが何を盗んだと言うんだ?」 (1/2) リーガ・エスパニョーラ第19節インタビュー 2010年から新設されたFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)にバルセロナ所属のリオネル・メッシが選出された。2年連続の受賞には賞賛の声も多いが、一方でスペイン代表を初のワールドカップ制覇に導いたシャビ、イニエスタの両名が受賞を逃したことで、「メッシがスペイン人選手からバロンドールを奪った」という意見もある。これに対し、バルセロナのグアルディオラ監督は記者会見で「メッシが何を盗んだと言うんだ?」と反論。投票で選ばれたメッシを尊重すべきとの考えを示した。 一方、前週末の試合でビジャレアルを下したレアル・マドリーのモリーニョ監督は、自身にペットボトルを投げつけて退場処分となったカニの処分が軽減された件について、「攻撃的な行為ではなかったので、彼が次の試合に出られるようになってうれし
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